千種区池下の歯医者 阿部歯科 副院長の阿部利晴によるブログで、アメリカの歯科医療についての事情等を載せています。

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千種区の歯科医院 阿部歯科からのお役立ち情報の最近のブログ記事

歯医者さんで治療をする時に治療法をいくつか提示される事があると思いますが患者さんにとってはなかなか違いがわからない事がありますよね。そんな時にどうしたらいいのかというお話をしようと思います。

かつての治療はパターナリズム(父権主義)が主だった

パターナリズムまたは父権主義とも言いますが、医療におけるパターナリズムとは治療者、すなわち歯科医師が患者さんのためにとって良いと判断した治療を治療者主導で決定して行う事です。この場合は患者さんとしては治療法に関してほとんど悩む必要がなく治療する歯科医師が良いと思う方法で治療が進んでいきました。しかしながらこの医療におけるパターナリズムは歯科医療のなかではほとんど行われなくなっています。現在では歯科医師が可能な治療法を提示して患者さんに決めてもらう、妥当である治療法を提示して患者さんにその治療法を選択するか決めてもらうといったように患者さんに治療法を決定してもらうもしくは治療をするかどうか決定してもらうというのが通常になりました。ただ、患者さんとしては選択肢が増えた分どの治療法を選べばいいのか悩む事も多いようです。

提示された治療法のどれを選べばいいのか分からない

患者さんにとっては治療法の説明を聞いていくつかの治療法を提示されてもなかなかどの治療法を選べばいいのか悩む事も多く、歯科医師側にどの方法がいいのか聞かれる事もよくあります。確かに歯科治療では、保険治療か自費治療か?金属かセラミックかジルコニアか?といったように多くの選択肢があります。そしてそれぞれの治療法の説明を聞いてもそれぞれの特徴があるため悩んでしまう患者さんがおり、その際にどの治療法がいいのか聞かれます。私の場合その時に患者さんに聞くのが「何を1番優先したいのか」という事です。価値観は人それぞれなので人によっては最も優先する事が見た目であるかもしれませんし、歯への親和性かもしれませんし、歯の長持ちさかもしれません、それぞれに最も優先する事は様々だと思います。そしてここで患者さんに聞くのは最も優先する事を1つだけ決めてもらう事、そして次に優先する事が何なのかといったように確認していきます。そのようにして患者さんにとっての価値観と何を大切にしたいかという事を確認していきます。そうして患者さんの価値観を確認する事で初めてその患者さんにあった治療法を提示する事ができます。患者さんが何を大切にしているのか確認せずに特定の治療法を提示してしまうともしかしたら患者さんの望まない治療法を提示してしまうかもしれないという危険があります。

このように患者さんの大切にする事を確認する事が治療する上で大切だと阿部歯科では考えています。

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みなさんは冷たい水を飲んだ時に歯が「チカッ」と痛んだりする事がありますか?もちろんその痛みに原因は虫歯かもしれませんが、知覚過敏でも冷たい水で鋭い痛みを感じる事があります。知覚過敏という言葉は比較的聞き覚えがあると思いますが、この知覚過敏の原因がかみ合わせにある場合もあるという事をご存知でしょうか?

知覚過敏とは

冷たい水や時には歯ブラシで毛先が当たる、温かいものでも鋭い痛みを感じる状態です。これ自体は虫歯ではなく、歯の構造の内の「象牙質」という部分が大きく露出することによって歯が外からの刺激に過敏になっている状態です。冷たい水にしみるので虫歯だと思って歯医者さんに行ってみたらそこで初めて知覚過敏と診断された方もいるのではないでしょうか?実は冷たい水で虫歯がしみるのも知覚過敏でしみるのも両方とも象牙質という組織が露出してきて外からの刺激に対して痛みを感じているという共通点があります。

そのため痛みの感じ方だけで言ってしまえば違いはほぼないと言ってしまってもいいかもしれません、しかし大きな違いは虫歯は細菌によって起こるのに対して知覚過敏は別の要因でも起きるという点です。

何故知覚過敏が起きるのか

これには患者さんによって理由が分かれて来ます。知覚過敏の多くは歯の横の部分の歯茎の近くが痛むのですが、上下の歯を噛み合わせる部分に痛みを感じる患者さんもいます。理由は比較的多いものをあげると歯磨きの仕方が適切ではなかったり、夜に歯ぎしりをしている事がなどが原因になりえますが、歯が欠けてしまった事が原因の場合もあります。歯磨きに関してはあまり歯をゴシゴシ研磨するように磨いてしまうと何かの理由で露出してきた象牙質の部分を削り取ってしまいそれによってさらに象牙質を露出させて刺激を感じやすくさせてしまう場合があります。

歯ぎしりがあると知覚過敏になる可能性がある

実はこの理由は結構多いです。通常歯をギシギシした時には糸切り歯とも呼ばれる上下の犬歯が擦れあって滑らかにスライドするように顎を動かすのですが、夜に歯ぎしりがあるとこの擦れ合いによって糸切り歯がどんどん磨耗していきます。通常は歯をギシギシした時に糸切り歯だけで当たっていたがこの磨耗によってどんどんとその奥の歯にも当たってくるようになります。

自分の歯を鏡で見てみるとお分かりになると思いますが、糸切り歯が鋭く槍のように尖っているのに対して奥の歯に行けば行くほど平らな台のような形になっていきます。そのため奥歯が当たってくると上下の歯をギシギシと擦り合わせた時に接触する面積が多くなり摩擦力が上がって、歯が左右にふられやすくなります。その結果、例えば地面つき立てた棒を左右に大きく動かすと土がめくり上がって棒が露出してきたり棒の一部がパキッと割れて棒の内側が露出してきてしまうように歯でも過剰な左右の動揺によって象牙質が露出してきてしまう事があるのです。特にこの現象は糸切り歯より奥の歯に起こりやすくなってきます。

知覚過敏が起きたら

まず第一に診断をして知覚過敏の原因を確かめる事が必要です。例えば夜の歯ぎしりが原因である可能性があるのであれば、夜寝る時にはめるマウスピースのようなナイトガードの作製をして寝る時に装着してもらったりします。刺激に対する処置としては、知覚過敏用のコーティングをしてたりしますが、車のワックスのようにコーティングをするのでこのコーティングは2回、3回と塗り続ける必要があります。それでも痛みがなかなか治らない場合は露出した象牙質をプラスチックで直接覆ってしまう場合もあります。痛みが強い場合は歯の神経が刺激によって炎症を起こしてしまわないように抗炎症薬を出す場合もありますが基本的には処方は出ないことの方が多いです。

痛みの程度はどこまで抑えられるのか

冷たい水を飲んで痛みがなくなるのが理想なのですが、最終的なゴールは日常生活に支障をきたさない程度、というところに落ち着きます。例えば氷水でうがいをした場合には歯がしみるものの、通常の食事や日常生活では問題がないというような状況がこれに当たります。通常ではしないような氷水でのうがいを

といった特殊な状況を除いてある程度普段通りに生活できる段階がゴール目安になります。

ただ、しみ止めの薬を塗ったりプラスチックで象牙質を覆ったりナイトガードを使ってみてもどうしても冷たいものや歯磨きでの強い痛みが消えずに日常生活で大きな支障をきたしてしまうという場合には最終手段として歯そのものの神経を抜いてしまうという方法もありますが、それよりもまずはなぜ知覚過敏が起きたのかという診断とそれに対する対処と処置を続けて行く事が大切となります。

家庭でできる知覚過敏の対処

ナイトガードの作製やしみ止めの処置といった歯科医院でしかできない処置の他にも家庭で行える大切な対処があります。その一つが歯磨きの注意で、歯ブラシでゴシゴシと歯を削り取るように磨いてしまうと象牙質を露出させてしまう可能性があるので歯ブラシによるブラッシングはストロークを大きくゴシゴシと磨くのではなく細かく小刻みに動かしようにブラッシングする事が大切となります。

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こんにちは、今回は皆さんも一度は考えた事があるかもしれない「親知らずって抜いた方がいいの?」という話題のついてお話をしようと思います。親知らずが腫れて痛み出したら一度は抜いた方が「いいのかなぁ」と考えてしまいますよね。でも抜くと痛そうという心配からどうしても二の足を踏んでしまうと思います。そこで親知らずは抜いたほうがいいのか、抜かなくてもいいのかという事に焦点を当てて今回はお話をしようと思います。

親知らずを抜いた方がいい場合

「親知らずを抜いた方がいいのかなぁ?」という問いに関して、結論からお話をしますと、場合によっては抜かなくてもいい、もしくは抜かない方がいい場合もあります。では、逆にどのような時に親知らずを抜いた方がいいかというと、親知らずが何かしらの悪さをする時です。例えば、上でお話ししたような、親知らずが腫れるといった場合や、親知らずがある事で親知らずの一つ前の歯が虫歯になりやすくなっている、もしくはすでに虫歯になってしまっているといった場合や、親知らず自体がひどく虫歯になっており歯磨きもし辛いので治してもまた虫歯になりやすい、といった場合などです。

最初の、「親知らずが腫れる」という場合は、親知らずの一部に肉が乗っかってしまっていて歯磨きをしても歯と肉の間をよく磨く事ができずに汚れがたまってしまいしばしば歯茎が腫れる、という場合によく起きます。一度だけ腫れたものの、その後は一度も腫れていないという場合は様子を見る事もありますが、2度3度と何度も繰り返す場合は、思い切って抜く事を考えてもいい場合があります

この腫れはひどい時にはのどの奥の方まで腫れてしまい、そのまま腫れがさらに進むと入院する必要が出てくる場合もあるので、腫れがひどい場合はすぐにでも受診した方がいい場合が多々あります。

2つ目の、「親知らずのせいで他の歯が虫歯になってしまう」という場合は、親知らずが横に生えている場合にしばしば見られます。この場合は、親知らずの頭の部分が隣の歯の横と接していてそこに汚れがたまりやすいためにそこから虫歯になってしまうという場合です。この場合はひどい時は、親知らずのせいで前の歯が大きく虫歯になってしまいその隣の歯も残らない、という時もあります。磨けない部分の虫歯はどんどん進行してしまうため、この場合は他の歯を守るために積極的に親知らずを抜いていった方がいい場合があります。

3つ目の、「親知らず自体がひどい虫歯になっている」場合は、虫歯の治療ができるようなら治療をしても良い場合もありますが、今後も虫歯になる確率が高いと思われる場合は親知らずを抜く事を考えてみてもいいかもしれません

状況によって、抜いた方がいい、抜かない方がいいという違いはありますが、何が何でも今親知らずを抜かなければいけないという状況は限られてきます。ただし、腫れや虫歯にしろ、今後のリスクを考えた上で今のうちに抜いておいた方がいいという考え方もあります。特に、2つ目の他の歯を虫歯にさせてしまうリスクは、他の歯が虫歯になってしまってからでは遅いのでそうなる前に親知らずを抜いてしまうという考え方は今後のリスクを考えた上で一度選択肢に入れるのも良いかもしれません。

親知らずを抜く場合はメリットとリスクを天秤にかけて

ただ、なんでもかんでも親知らずは抜けばいいというものではなく、親知らずを抜く場合のリスクも当然あります。親知らずが顎の骨の中を通る神経と近い場合は唇の感覚(触った時の感覚)に影響を及ぼす可能性もありますし、親知らずを抜いたらそこに空間ができるので前の歯がしみるようになったといった事や、血が止まりにくかった、傷口が感染して喉の奥が痛くなった、抜いた後の傷口の痛みが続く、といった症状が出る事があります。

レントゲンの写真からいくつかの抜歯後のリスクは予測できるので、可能性のある術後の症状は事前にリスクをお話ししてから親知らずの抜歯を希望されるかどうかを確認しております。ただ、やはり一番大切なのは、ご自分の親知らずの状況を確認して親知らずを抜きたいと思うか抜きたくないと思うか、という事だと思います。親知らずを残す事で将来的に親知らずを何かしらの形で利用する事も可能性としてありますが、親知らずを残す事による将来にわたるリスクも存在するので、親知らずを抜いた時のメリットとデメリット、親知らずを残した場合のメリットとデメリットを天秤にかけて最終的な結論を出されるといいと思います。

一言で親知らずの抜歯と言いましても、性別、年齢、全身的な健康状態、口の大きさ、歯の生え方で親知らずの抜歯の難易度もその後の術後の合併症のリスクもガラリと変わってきます。中には決断が早い方が好ましい場合もありますが、どうしても親知らずを抜くとなると身構えてしまいますよね。

当医院は、院長・副院長共に口腔外科で研鑽を積んで、さらに麻酔科での全身麻酔の研修も修了しておりますので全身的な健康状態も含めた親知らずの診断に深い知見があります。親知らずの抜歯とはいえ、血も出ますし、時には親知らずを骨から掘り起こすために歯茎を切り開いて骨を削る必要がある場合もあります。その時にはやはり出血や傷の治りという点から全身的な理解が大変重要となってくると考えています。

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今回は歯の清掃の中でもよく使われるデンタルフロスに注目してお話をしようと思います。

デンタルフロスにも種類がある

皆さんはデンタルフロスは使われていますか?「糸ようじ」と言われたりもしますが、プラスチックに弓状についているものや巻糸状になってるものがありますね。患者さんには使いやすい使いにくいなど色々とあると思いますが、私は巻糸状になっているデンタルフロスを使う事をおすすめします。理由は、プラスチックに弓状にデンタルフロスがついた糸ようじだと糸の部位についた汚れがついたまま使わないといけませんが、巻糸状のデンタルフロスだと汚れた部位を変えながら使えたり、歯と歯の間に入れたデンタルフロスを横から滑らせるように取ったりと応用の幅が広がるからです。

ただ、巻糸状のデンタルフロスだと自分の指に巻いて使うので慣れが必要です。他にも、香りがついたものや太さの違うもの、ワックスがついたものなど色々な種類がありますね。私は、無香料でワックスのついたものを使っていますが、理由はワックスがついていた方が滑らかに歯と歯の間に滑り込むからですが、香りも含めて好みもあると思います。ワックスがついていない方が汚れを絡め取る能力は高いのですが、ちょっとした引っかかりに引っかかって糸がほつれる事があるので、私はワックス付きのデンタルフロスを使っています

デンタルフロスの使い方

さて、そのデンタルフロスですが皆さんはどのように使っていますか?

歯と歯の間に滑り込ませてそのまま手前と奥にザッザッと動かしてから取り出していますか?爪楊枝のようになんとなく食べ物が取れるように使っていますか?

デンタルフロスの役割の一つに、歯ブラシでは届かない場所の掃除をする、というものがあります。それが歯と歯の間ですね。では、汚れはどこにたまるかというと、歯の表面ですがそれは、デンタルフロスを滑り込ませた歯と歯の間の前側と後側の歯の表面ということになりますね。つまり、デンタルフロスを前の歯、もしくは後ろの歯の表面に押し付けながら汚れを取らないといけないという事です。そして、汚れを歯茎の中に押し込んではダメなのでデンタルフロスは歯の表面に押し付けながら歯茎とは逆の上方向に汚れを掻きださないといけないという事です。

そのため、デンタルフロスを使う場合は歯と歯の間に入れた後に手前か奥かどちらか片側の歯の歯茎近くの表面にデンタルフロスを押し当てて、そのまま歯の表面に当てながら上に汚れを掻き出し、続いてもう片方の歯の表面でも同じように汚れを掻き出す事が大切となるわけです。

この時に、同じ汚れたデンタルフロスの部位を使ってしまうと汚れの一部が歯茎の中に押し入れられてしまうため巻糸状のデンタルフロスだと汚れた部位を変えながら使えて常に綺麗なデンタルフロスの部位で汚れを取る事ができるわけです。デンタルフロスは、なるべく歯茎の近くから当てるようにするといいのですが、あまり強く歯茎の中に押し込むように当ててしまうとかえって歯茎を傷つけてしまう事もあるため注意が必要です。。

しかしながら、巻糸状のデンタルフロスは指にクルクルっと巻いて使わないといけないため使うのに慣れが必要なので、最初はプラスチックに弓状についた糸ようじを使ってもいいかもしれませんね。プラスチックに弓状についた糸ようじで汚れの取り方に慣れてから糸状のデンタルフロスに変えていけばいいかもしれません。

デンタルフロスの便利な使い方

他にもデンタルフロスの使い方には色々と方法があります。例えば、差し歯をされている患者さんもいるかと思いますが、歯が弱っていて差し歯が取れないか心配な場合は、歯と歯の間に入れたデンタルフロスをあえて上方向に取り出さずに、優しく横からスルスルっと滑るように取り出す方法もあります。この方法は、プラスチックについた弓状の糸ようじではできないため巻糸状のデンタルフロスを使う必要が出てきます。

ブリッジを入れられてる患者さんの場合は、横方向からスルスルっとブリッジの下に滑り込ませてブリッジの下の面の汚れを取ってあげる、なんていう方法もありますが、この方法はデンタルフロスの糸の先端を見ずにブリッジの下に滑り込ませないといけないため、かなり難しい使い方になります。デンタルフロスの使い方に慣れた上級者でもなかなかできないかもしれません。

さらに、デンタルフロスはなにも歯と歯の間だけでなく、一番奥の歯の後ろ側を綺麗にする事にも使えます。

上と下の一番奥の歯の奥側は歯ブラシではなかなか届きませんが、糸ようじやデンタルフロスを使うと奥側の歯の表面にもアクセスする事ができるので綺麗にする事ができます。

デンタルフロスの使用頻度

デンタルフロスは毎食後に使うのが理想的なのですが、全ての歯に使うにはそれなりに時間がかかるので夜寝る前の最後の歯磨きの際に使うといいと思います。デンタルフロスは歯磨きと同じような役割も担っているのでたまにやると言うよりも1日1回使ってあげると歯磨きの質が大きく向上します。

このように、デンタルフロスをうまく使いこなせば、歯ブラシではあまり磨けなかった色々な部位の汚れを取る事ができるようになります。今までデンタルフロスを使う事がなかった方も一度デンタルフロスにトライしてみたり、デンタルフロスの新しい使い方を試されてみてはいかがでしょうか?

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こんにちは、千種区の歯医者の阿部歯科です。子供の歯が大人の歯に生え変わるという事は知っているものの周りの子供と比べて自分の子供の歯の生え変わりが遅いと感じて心配される親御さんがしばしばいます。そこで今回は子供の歯の生え変わりについてお話をしようと思います。

子供の歯は必ず生え変わる?

子供の歯、いわゆる乳歯は大人の歯の永久歯が萌出する時期に合わせて段々と生え変わってきますが乳歯から永久歯への生え変わりは永久歯の頭が乳歯の歯根を吸収しながら萌出してきます。永久歯が口腔内へ萌出する直前の時期になると乳歯の歯根の吸収もすすみ乳歯がグラグラして抜けてきます。乳歯のグラグラする具合で永久歯への生え変わりの近さをある程度知る事は出来ますがこのグラグラする時期が他の子供と違うという事で心配される方もいます。

乳歯から永久歯への生え変わりは個人差があり平均的な生え変わりの時期からおおよそ1年半から2年ほど前後する場合もあります。3年、4年と生え変わりが遅い場合は永久歯の萌出が何らかの原因で阻害されていたり永久歯そのものが元々欠損している場合もあります。

永久歯がなかなか生えてこなかったら?

最初にチェックするのがレントゲンです。レントゲン撮影をして永久歯がそもそも存在するのかを確認した上で永久歯が生えてくるのかどうかを調べていきます。永久歯の生え変わりが少し遅い程度なら経時的にレントゲンを確認して永久歯が段々と骨の中で進んでいるのかを確認します。しばらくたってレントゲンを再び確認した際に位置が全く変わっていない場合は永久歯の萌出が何らかの原因で阻害されている可能性を考えます。以前に転んだりなどしてその部位をうってしまっていたりなど原因は様々に考えられますが、永久歯が移動してきているもののなかなか生え変わらない場合もあります。この場合は乳歯そのものが永久歯が生え変わる邪魔をしていたりする事が考えられる場合は意図的に乳歯を抜いてしまい永久歯の生え変わりを手助けする事もあります。

乳歯から永久歯への生え変わりは順番も個人差も様々なので一概に他の子供と同時に生え変わるとは言い切れません。やはり検査をして状態を確認してからでないとなかなか状況を把握するのが難しくなっています。レントゲンによって永久歯が欠損している事が確認できた場合は生え変わるはずだった乳歯を使い続ける必要があるので、より虫歯に対する注意をしなければいけないといったような事もあります。

そのため、やはりお子さんの永久歯への生え変わりが気になる場合はまずは歯科医院で検査をするという事が大切になってきます。

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メンテナンスというとなんとなく車や機械の事に感じてしまうかもしれませんが、治療が終了した後に現状を維持していくという様に用いられます。もっと親しみやすい言い方をすれば、治療が終わった歯と口の中の現状維持をしていくという様にいった方がいいかもしれません。

なぜ治療が終わった後のメンテナンスが必要なのか

これはもちろん治療が終わった後の歯や歯茎の再治療の可能性を低く抑える為です。もしくは再治療が必要な可能性を発見した時に現状でさらに維持していくのか再治療に取り掛かるのかを早く判断するためです。歯の再治療の可能性を低く抑えて維持していくという事は実は歯の寿命に関してとても重要なのです。歯が虫歯になって治療したものの再び虫歯になったら再治療をすればいいと思うかもしれませんが、実は歯の治療回数には限界の様なものがあります。

それが、「再治療を繰り返した歯は平均約5回目の治療で抜歯の処置になる」という事です。歯が虫歯になれば虫歯の部分は侵食が進み歯そのものがなくなっていきます、そして歯を治して再度虫歯になればさらに侵食が進んでいきます。これを繰り返すと平均約5回目の治療の際には歯を抜かないといけないところまで侵食が進んでしまうという事です。もちろんこれは虫歯の進み具合にもよるので大きく歯が侵食されてしまえば残念ながら最初の時点で歯が残らない方もいますし、虫歯の侵食具合が少しであれば6回以上の再治療の際にも歯を抜かずに済むかもしれません。

この抜歯に至る歯のライフサイクルを緩やかにするために虫歯が進むすぎる前に治療をして再治療の可能性を下げるために口の中の状態を清潔に保ち現状を可能な限り維持していくというのが口腔内のメンテナンスの1番の意義と言えます。

虫歯だけでなく歯周病に対してもメンテナンスが必要

虫歯に関する歯のライフサイクルは以上の様ですが、歯周病に関しても同じ様な事が言えます。歯周病の場合は歯を支える骨の退縮を抑えていく事が大切になります。骨が退縮する理由は歯茎の周りで起きる炎症の存在です。歯の周りの歯茎で炎症が起きる事によって破骨細胞という骨を溶かす自分の細胞が活性化して歯茎の骨を退縮させていきます。

これを予防するためにも歯の汚れを取り除いて汚れのたまりやすくなる要素である歯石を取り炎症が起きにくい様に維持していくという事が大切となります。そして歯は歯茎と骨の中に埋まっているのですが、この歯と歯茎の間にある歯周ポケットという溝の部分についた歯周病関連の細菌は綺麗に取り除いても3ヶ月で歯周ポケットに再び細菌の巣を作ってしまうと言われています。歯周ポケットはポケット状になった歯茎にある溝なので普段の歯磨きではどうしても細菌が作り上げた強固な巣を崩すのは難しいです。そのため歯医者さんにいくと口の中の掃除の際に歯周ポケットも掃除できるスケーラーという専用の道具を使うのです。

口の中のメンテナンスと言うと機械製品の検査の様なイメージを受けるかもしれませんが、現在の口の中の状態を維持して再治療の可能性を下げるという部

事が大切となってくるのですね。

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プロバイオティクスという言葉をご存知でしょうか?プロバイオティクスは善玉の微生物を食べ物やタブレットなどの形で取り込むことで細菌の種類の分布である細菌叢や体内環境を整えようという目的で使われます。有名なものでは腸内環境を整える乳酸菌やビフィズス菌が有名です。このプロバイオティクスですが最近10年ほどで歯科領域においても活用して口腔内の環境をコントロールしようという研究が行われています。プロバイオティクスを歯肉炎や歯周病に対して活用して抗菌薬や消毒薬に代わる新しい治療法として使えないかという目的で研究が行われています。今回はプロバイオティクスの歯科疾患への応用に関して「Journal of Dentistry」誌より2016年5月に報告されたレビュー論文”Probiotics for managing caries and periodontitis: Systematic review and meta-analysis. D. Gruner et al.”のご紹介をしようと思います。このレビュー論文の中でも特に歯肉炎と歯周病に注目して今回お話をしようと思います。

プロバイオティクスの有用性

歯周病の治療には通常は機械的な清掃や必要に応じて抗菌薬の投与や消毒薬による洗浄などが行われますが、善玉菌を使った歯周病細菌のコントロールという治療方法はここ最近の新しい試みです。この論文では歯科疾患に関してプロバイオティクスの研究を行った512報の関連報告から情報源の論文としてふさわしい2001年から2015年にかけて報告された論文を選別してその内容を解析して報告しています。歯肉炎や歯周病へのプロバイオティクスの応用として特定の種類の乳酸菌が主に利用され、それらの善玉菌は乳製品や粉末などで体に取り入れてその効果を確認しています。

プロバイオティクスの歯肉炎や歯周病に対する応用を報告する論文は増えてきていますがまだ始まって間もないとも言えます。そのためこれからさらなる論文報告を待つ必要性がありますが今回のレビュー論文からは歯肉炎や歯周病のコントロールの可能性を示す報告が増えつつあると報告しています。プロバイオティクスを歯肉炎や歯周病に応用した事で歯肉からの出血が優位に減少し歯周ポケットも改善されたとも報告しています。

今後のプロバイオティクスの歯周病への応用

プロバイオティクスの有用性の報告は増えつつあるものの、まだ研究として始まって間もないと言えます。今回のレビュー論文で様々な論文を確認した結果プロバイオティクスが歯肉炎や歯周病のコントロールに使える可能性が示されつつある一方でさらなる研究が必要とされると締めくくっています。歯周病のコントロールを今後は特定の種類の乳酸菌を含んだ食品や錠剤なども経由してもできるようになるといいですね。

現段階では歯周病治療の基本は適切な口腔内清掃や機械的な掃除などですがさらなる治療方法の進歩で新しい方法が生まれてくるかもしれません。

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千種区の歯医者の阿部歯科では国内だけではなく海外の最新情報も含めて患者さんのお役に立つ情報をお届けできればと考えています。

親知らずの抜歯といえば抜くのが大変というイメージがあるかもしれませんが、下の親知らずを抜く場合に歯が横に寝ていて歯茎に埋まっている場合は歯茎の一部を切ったり骨を削ったり、歯そのものをバラバラに分割して抜いてくる場合もあります。しかしながら親知らずを抜く場合にわざと根の先端を残して根の一部は抜かないこともあるという場合もある事をご存知でしょうか?

 上の親知らずで歯の根を残す場合

通常は上の親知らずの場合は基本的に歯の根の一部を残す事はありません。しかしながら時々歯の根の先端が大きく曲がり抜くときに歯の根の先端が折れる事があります。この時に歯の根の先端に感染がなくかつ根の先端が上顎にある上顎洞という空間に非常に近い場合はそれ以上抜くことを追求しない場合があります。これは残された歯の根の先端を抜こうと器具に力を入れた際に残された根の先端を上顎洞に押し込んでしまう可能性があるからです。通常、感染のない歯の根の先端が骨内に残されると時間の経過とともに歯の根が骨と結合して骨の代謝とともに吸収されていくからです。このように残された歯の根の先端を抜こうとする方がリスクが高くなる場合はあえて感染のしていない歯の根を残して自然に吸収されるのを待つ場合があります

 下の親知らずで歯の根を残す場合

この場合には上の親知らずと同様に歯の根の形態の問題で折れてしまった根の先端を残す場合とわざと歯の根と歯の頭の部分を分割して歯の根を残す場合があります。

歯の根の形態が問題で折れてしまった歯の根の先端を残す場合があるのは、歯の根が感染しておらず、かつ根の先端が顎の中を通る下歯槽神経の通る下歯槽管という空間に非常に近接している場合です。この時に残された歯の根を抜こうと力を込めてしまうと根に先端を下歯槽管に押し込んでしまい下歯槽神経を傷つけてしまう事があるためリスクを考えた上であえて抜かずに自然に吸収されるのを待つ場合があります。

 

それとは別に歯の頭と根を分割して根の部分だけを残す場合もあります。これはコロネクトミーという方法で親知らずの根の先端が下歯槽管に元々突き抜けていたり歯の根がガッチリと下歯槽神経を抱え込んでしまっている場合に行われる事があります。これらの場合は抜く前の状態ですでに親知らずの根の部分を抜く事で物理的に下歯槽神経を傷つけてしまう事が予想されるため、あえて歯の頭の部分だけを抜き、根の部分は残して下歯槽神経にダメージを与えないようにする方法です。この根だけを残してしばらくすると残された歯の根が段々と移動してきて数年後に下歯槽神経から離れてくる場合もあるのでその時に改めて残した歯の根を抜くようにする場合もあります。

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歯科治療を受けている患者さんの中で時々気持ちが悪くなったり体調が悪くなる患者さんがいます。その症状は軽微なものから重篤なものまで様々に分かれます。そこで今回は比較的歯科治療中に起きやすいものから起きることは非常に少ないものの注意する必要のあるものに関してお話をしようと思います。

迷走神経反射

歯科治療の際に比較的起きやすいものが迷走神経反射です。局所麻酔薬の際に比較的起きやすく、治療に不安を抱えていたりする患者さんに不用意に気にせず注射針をブスッと刺すと起きる場合があります。口腔内には三叉神経と呼ばれる神経が広く分布しておりこの神経に対して注射針を不用意に刺すなどの強い刺激を加えると三叉の求心性の刺激を介して迷走神経が刺激される事があります。迷走神経が刺激される事で様々な副交感神経の働きが起きて血圧の低下や虚脱感などを感じて気分の悪さを訴えます。三叉神経の求心性の刺激に刺激されて迷走神経が遠心性に反応する事から三叉迷走神経反射とも呼ばれます。

過換気症候群

過換気症候群も歯科治療に極度に不安を感じていたり恐怖心を抱いてる人に起きる事があります。この症状の本態は通常の呼吸回数よりも緊張によって呼吸回数が多くなる過呼吸という状態に基づきます。この過呼吸が血中の酸素二酸化炭素の交換を過剰に起こし血中の酸塩基平衡が崩れてアルカリ性に傾き呼吸性アルカローシスを引き起こします。呼吸性アルカローシスを起こす事で初期症状として指先のしびれを感じ始めますので過換気症候群ではこの指先のしびれのサインと過呼吸による胸郭の素早い上下の動きを見逃してはいけないのです。

アレルギー症状

アレルギー症状では麻酔薬などの注入による即時型アレルギーの症状のサインを見逃してはいけません。アレルギーは炎症反応によりものなので免疫機構による浮腫、腫脹、発赤などのサインを見逃さずに診断する必要が出てきます。重篤なものではショックへと移行するので素早い判断と鑑別診断が必要となる状態の1つです。アレルギー症状に付随するショックではアナフィラキシーショックに注意が必要であり、アナフィラキシーショックの症状とその他の三叉迷走神経反射や過換気症候群との症状の違いを完全に理解している事が必要となります。

 

この他にも中毒症状やてんかんなど様々な要因によって起きる症状があるので歯科治療の際の思わぬ症状にはその作用機序と発生機構を理解して素早い鑑別診断と適切な対処が必要となってくるのです。

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※※※ 名古屋市千種区池下の歯医者の阿部歯科では患者さんの歯科治療や治療に関連する色々な疑問に関しても情報をお届けしています ※※※

 

食後に口腔内を磨く事はとても大切な事ですが何かの理由で食事をした後に歯を磨かずに寝てしまう事もあるかもしれません。そこで食後に歯を磨かずに寝てしまった場合に口の中で何が起きているのかをお話ししようと思います。

食べ物は細菌の栄養となる

みなさんがなんとなく感じるように食べ物の残りが口の中に残っている状態だとそれ自体が栄養源となり口腔内の細菌が増殖する要因になってしまいます。食べ物に含まれるデンプンの場合は唾液に含まれるアミラーゼによって糖に変換されます。糖は虫歯の原因菌のミュータンス菌によって代謝され酸を出す事で歯を溶かす事となってしまいます。もちろん糖そのものが食べ物に含まれていて口の中に残ってしまっている場合も同様な事が起きます。細菌は色々な物を栄養源としてしまう事ができるため口腔内に食べ物が残っているという事自体が様々な細菌の増殖を助けてしまうのです。実験室で特定の細菌培養をする際にV8野菜ジュースを成分に入れる事もあるくらいなので食べ物自体が細菌の栄養源になってしまうという事がよく分かります。

寝ている間に唾液の分泌量が減る

寝ている際には口の中に出てくる唾液の量が減ります。朝起きて口の中がやや乾いてるような感じを受ける人もいるかもしれませんが、就寝中の唾液の分泌量が減っている事も影響しています。唾液には歯や口腔粘膜の表面を洗い流す作用の他にも酸を緩衝する機能があります。そのため唾液の分泌量が多ければ酸の緩衝能が上がり、酸で溶かされる虫歯にある程度対抗する能力がありますが就寝中には唾液の分泌量が減るので起きている時よりも酸の緩衝能が下がっているとも言えます。そのため起きている時に食後に歯を磨かない状態よりも寝る時に食後の歯磨きをしない方がより虫歯になりやすくなってしまうとも言い換える事ができます。

虫歯に限らず口腔内の細菌が増殖する事自体が歯周病を悪化させたり、歯周病の悪化によって歯茎から出血しやすくなり、その出血した血を栄養源として歯周病関連細菌が増殖してしまうという悪循環に陥ってしまいます。そのため食後の歯磨きをせずに夜就寝する事は想像以上に虫歯や歯周病に対して影響してしまうのです。そのため就寝前の歯磨きはしっかり念入りに行うとより効果が上がります。食べ物の残りが少なければ少ないほど効果が上がるので歯ブラシによるブラッシングだけでなくデンタルフロスなども併用してしっかりと綺麗に歯の掃除ができるようになると良いですね。

睡眠と唾液.jpg

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