池下の歯医者 阿部歯科院長のブログです。歯科治療に関する話題を中心に更新しています。

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当院院長からのメッセージや出来事のご紹介です。

2018年1月アーカイブ

歯周病の治癒とはどういう状態であるかを、今回は説明していきたいと思います。治癒とは一般的には病気から回復することを言います。しかしながら、歯周病で治癒の話をしていくときには、そう簡単にはいかないことになると思います。それというのも、人類はまだ、歯周組織を完全にもとの状態に戻す方法を知らないからなのであります。
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そのなかでも、私たちはなにかしらの基準をもって治癒を目指さなければならないのです。基準を求める方法としましてラタイチャークは以下のようにいっております。
歯周組織の完全なる再生
ポケットの消失
アタッチメントロスといわれます付着の喪失の停止
炎症の消失
この、4つを基準としてあげております。

ポケット

ポケットの消失としましては、実際の治りかたのほとんどはポケットがなくなったのではなく、長い上皮性付着、つまり長い接合上皮によってポケットが閉鎖されたということであります。しかし、この付着は強固なものではなく、プラークコントロールが悪くなってしまうと付着は外れてしまい、再度ポケットが作られることになってしまいます。ですので、プラークコントロールが重要と言われているのは、治ったポケットがそのプラークコントロールの不良によって容易に再発してしまう可能性がありからになるのです。

補綴

プラークコントロールを悪くしてしまう原因に補綴の形態が悪いこともあげられます。被せたものや詰めたものが、その形態不良によって歯みがきがしづらい環境を作ってしまうかもしれません。どんなに一生懸命は磨きをしたとしても、その毛先が届かないような状態や環境であるとしたら、適切なブラッシングをすることは難しくなると考えられます。

カントゥアー

歯肉のカントゥアーが補綴物と調和しなければいけないのも、プラークコントロールを適切にするためには重要となります。調和した補綴物は見た目がいいだけではなく、機能的にも優れていると言わざるを得ません。よい治療とは、このような見た目と機能性を兼ね備えた治療になると考えております。

メンテナンス

メンテナンスへの移行におきましては、十分に患者さん自身でプラークコントロールができる環境を整えてからするのがよいのかと思います。定期検診を毎日きて行うことはありません。ほとんどがセルフケアによって口の健康を保たなければならないのが実情となります。磨きやすい環境や方法を整えてあげることは歯科医院の勤めであります。環境改善は自分ではなかなかできないと考えますので、この事につきましては歯科医院の仕事だと思います。よい環境になるように提案をしていきますので一緒に考えていきましょう。
 
名古屋市千種区 阿部歯科より
 
千種区池下の阿部歯科の院長、阿部丈洋です。歯周病についてはいろいろ、このブログでお話ししていきましたが、その治療のなかで、手術をする場合と、手術をしない場合についてがあることをお話ししていきたいと思います。その中でも、歯周病で手術をなぜするのかを今回は説明していきたいと思います。
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皆さんは、手術と聞いて何を思い浮かべますでしょうか?怖いなぁ、、、嫌だなぁ、、、本当にしなければいけないの?そのように思うことが想像されます。確かに、そのように考えられることも理解できます。もし、手術をしないですむならば、したくない気持ちも私にもあります。
 
しかし、その手術をするには実は理由がありまして、治療の正当性をもって提案することがあります。決して、むやみに手術を進めているわけではありませんので、安心してください。手術を提案する前に、十分手術を回避できるように初期治療を行っていくのであります。

手術

歯周病における手術の目的としましては、炎症部の除去と歯周組織の再生を目的とします。実際、手術を行わなくてこの炎症部の除去ができて、歯周組織の再生が得られるならば、手術を回避することも可能であると思います。しかしながら、どうしてもこの目的が達せれない場合において手術と言う選択肢を提案するに至ります。

歯周組織再生

初期治療の結果、炎症の除去ができたとしましても、本来の歯周組織の再生ができていると言うことではありません。ポケットの減少は歯肉が下がったことによることと、上皮性付着という治癒の仕方をしているのでありまして、望んでいる治癒形態であります結合組織性付着という治りかたをしているわけではないのです。

原因除去

ポケットが深い場合ですと、完全な炎症の除去ができている可能性が高いわけではないのです。実際、深いポケットの場合には歯石の取り残しという炎症の残存が起きている場合もあると思います。ですので、手術によって歯肉を開くことによって、歯石が見えるようにして、直接歯石の除去をすることが効果的に行うことができるようになるのです。

骨整形

手術の目的のなかで、他にも歯周組織の安定のために有利に行えることがあります。それが、歯を支えている骨の整形に当たります。骨を整形することによって、歯肉辺縁の不整を整えることになります。歯肉の位置は骨の位置に依存しておりまして、骨の位置が水平になることによりまして、歯肉も水平になる可能性があります。

プラークコントロール

歯肉が磨きやすいような形態に変われば歯磨きがしやすくなるのです。そうすることによって、プラークコントロールが自分でもしやすくなりまして、歯周病の再発を防ぐことができまして、より安定した歯周組織を維持することが可能になるのであります。手術は確かに怖いことであったり、嫌なことだとは思いますが、その後に待っている目的を考えれば、一緒に頑張っていけるのではないのでしょうか。一緒に頑張りましょう。
 
こんにちは、名古屋市千種区池下の阿部歯科の院長、阿部丈洋です。先日、大阪の枚方市にあります歯医者さんのなかじま歯科さんの医院見学に伺わせていただきました。快く、見学を受け入れていただいたことをこの場を借りてお礼をしたく存じます。ありがとうございました。
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この枚方市には私は、初めていきました。名古屋から新幹線で、京都へ行きまして、その後近鉄京都線に乗り換えました。近鉄丹波橋というところで降りまして、今度は、京阪電車に乗り換えです。枚方市駅で下車したのちに、バスに乗りました。桑ケ谷というところで降りた、ABCセンターという商業施設の中にある歯医者さんでした。

活気

この歯医者さんを見学しているときに思ったこととしましては、非常に活気のある歯医者さんであると感じました。スタッフの方々が、忙しそうに、しかしながらきびきびと動いている姿は見ていて気持ちのいいものでした。また、細かな心使いも随所で見られましてそのような心使いが患者さんをファンにさせるのだとも感じました。

取組

多くの患者さんに指示されている歯医者さんにおいては、どの歯医者さんでも本当に様々な取組をしていることに驚かされます。なかじま歯科さんでも本当にたくさんの取組をしていまして、マニュアルの整備や目標の設定などマネジメントの充実がかいまみえました。それらの資料を見せていただいたことに、自分に落とし込んでいくアイデアのひとつになりました。
 
また、再生医療や睡眠についてなど最新の医療を取り入れているところに、医療への追求の真摯さがうかがえました。日々の診療に終われてしまうと、ついつい新しい医療を取り入れていくことが後回しになってしまうこともあるのかもしれません。しかしながら、見学にいった歯医者さんでも忙しい臨床のなかでも、新たな医療設備の導入やシステム作りを日々していることが、この患者さんに支持される理由のひとつなのかもしれませんね。
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診療中はなかなか話ができなかったですが、昼食を一緒にとったときにたくさんのことをお話ししていただきました。苦労したことや、よかったこと、今後のことについて色々聞かせていただきました。取り分け、意識の高いスタッフさんが多くいる医院は活気にみち溢れていました。
 
このように、スタッフさんが生き生きと働けるような歯医者を作っていきたいと思いました。モデル医院としてはかなり大きいですが、基本コンセプトは変わらないと思いますので、今回の学びに準じた成長を私どももしていきたいと考えております。
 
 
 
薬物によって引き起こされる疾患
歯周疾患は実は薬物によっても引き起こされることがわかっております。例えば、抗てんかん薬であるフェニトインの服用であったり、血圧を下げる薬であるカルシウムブロッカーであるニフェジピンの服用であったり、移植免疫の抑制薬であるサイクロスポリンの服用であったり、があります。
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血圧の薬をやめたりすることはできないために、お医者さんに相談することによって症状が出てしまった薬と違うものに、変更してみたりすることにより症状の緩和が期待されるかもしれません。歯周疾患にかかっているからと言って、自己判断で薬の中断をむやみにすることは危険きわまりないことですので、一度ご相談していただくことをおすすめ致します。

皮膚疾患

皮膚疾患である剥離性歯肉炎についても区別において注意が必要となります。尋常性天疱瘡という病気があります。呼び方は、じんじょうせいてんぽうそう、と呼びます。この病気は大きな水泡が目立つ症状になりまして、その水泡はすぐに破れてしまい、充血の目立つ大きなびらんになることが多いとされています。

類粘膜天疱瘡

この類粘膜天疱瘡も尋常性天疱瘡と同様に、水泡を生じる病気であります。この類粘膜天疱瘡と尋常性天疱瘡との違いは、水泡のできる皮膚内での位置によります。類粘膜天疱瘡は上皮下に水泡を生じていきます。尋常性天疱瘡は重層扁平上皮内に大きな水泡を生じることになります。
 
皮膚疾患との関連性での歯周疾患ですので、歯科単独で治療をするのではなく、皮膚かとの連携をもってして治療に当たるのが良いと思われます。根本的な診断や治療にたいしては、さまざまな分野の専門知識から判断していくことが、最終的には患者さんの健康にメリットを与えてくれると考えております。

扁平苔癬

水泡を伴う扁平苔癬も区別が必要となる病気であります。呼び方は、へんぺいたいせん、と呼びます。扁平苔癬の中のは、水泡を作るものと、水泡を作らないものがあります。炎症性角化病変でありまして、注意して口のなかを見ていきますと時おり見つけることができる病気であります。症状としましては、様々有りますが口のなかがヒリヒリしたりして発見されることもあります。

歯肉癌

重症な病気の中で、見逃してはならない病気があります。それが歯肉癌になります。歯周病と症状がにていることもありまして、間違って見落としてしまうと大変なことになりますので、診断していくに当たっては、もしかしたら歯肉癌ではないかとの目をもって診断に当たっていかなければなりません。
 
千種区池下 阿部歯科 院長 阿部丈洋
 
歯周病にはさまざまな状態があります。その中でも、まれであったり、特殊な病気もあります。普段は、あんまりで合うことはないですが、知っておかないと区別することが難しくなってしまいます。そのような目で診断をしていくことが、とても重要となるのが診断になります。今回、いくつかの病気を説明していきますが、まれですので、ほとんどの方には当てはまらないことがあると思います。しかし、そのような病気があることを、未然に知っていくこととは有用であるのではないのかとは思います。
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急性壊死性潰瘍性歯肉炎

急性壊死性潰瘍性歯肉炎はANUGとも呼ばれておりまして、乳頭歯肉先端部の壊死、自然出血、疼痛、口臭が認められるために区別する必要があります。ここの症状があるからと言って、この病気であるわけではありませんが、このような症状が認められるときには一度歯医者さんで相談されてもいいのかもしれません。
 
結合組織内にスピロヘータが認められることも特徴的ではあります。このスピロヘータは目でみることができない細菌でありますので、顕微鏡をしようして発見することになります。しかし、必ずしも細菌を発見しないと治療できないわけではないですのでご安心ください。
 
原因についてはよくわかっておりませんが、プレボテラインターメディアが増加するとも言われております。精神的ストレスが関与しているかもしれないとの疑いもありますが、その真相は定かではありません。再発性になりまして慢性化を繰り返すことによりまして、壊死性潰瘍性歯周炎と呼ばれるようになっております。

ステロイドホルモン

ステロイドホルモンと関係した歯肉炎も存在します。そのなかには思春期性歯肉炎、妊娠性歯肉炎、避妊薬やステロイドホルモン治療に関連した歯肉炎となっております。これらにつきましても、一般的にはそんなに遭遇することはありませんが、知っておきたい病気になっております。

ポルフィロモナス

ステロイドホルモンが上昇していきますとある状態になることがわかっております。それは、ホルモンの上昇に伴いましてポルフィロモナスが増加していくことになります。これらの歯肉炎で明らかなことには、プラークに過剰に反応した結果であるということになります。症状としましては、広い範囲における炎症や、発赤、浮腫、増殖を示すことになります。
 
名古屋市千種区阿部歯科から特殊な歯周疾患のことについて
 
こんにちは!千種区の歯医者 阿部歯科院長の阿部丈洋(たけひろ)です。
数多くある歯科治療の中でも、特に多い「歯周病」の分類について、患者様へ分かりやすく解説したいと思います。
 
【2018年1月22日(月)11:00 記事更新】
 
『歯周病』と一言に言いましても、実は多くの病態があるのが実際です。
ただ単に歯茎が下がったり、歯がぐらぐらして抜けてしまったりすることではないのです。非常に多くの状態に分類をされています。
 
今回はその歯周病の細かな分類について、専門の歯医者として簡単ながらのべていきたいと考えます。「歯周病ってこんなに細かい分類がされているんだ!」と思っていただければ幸いです。ぜひご覧ください!
 
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さて、今回の院長ブログで歯周病の分類についてお話しする内容は「1989年の米国歯周病学会が発表」したものに関し、お伝えしようと思います。
 
日本は歯周病先進国のアメリカから歯周病に対する診断や治療法を学んできています。日本におきましても、その当初は基準を求めるのに”アメリカからの歯周病の知識”を取り入れてきたのです。その一部に関し、以下に示していきます。
 

成人性歯周炎について

米国歯周病学会による歯周病分類(AAP)の解説によりますと、この成人性歯周炎は35歳までは臨床的にはそんなに問題になる事はないです。その疾患は年齢と共に進行していき、歯垢や歯石との関係が示唆されています。ただ、好中球やリンパ球の機能は正常な状態が保たれています。
 
 

早期発症型歯周炎

この早期発症型歯周炎は組織破壊における速度が早い点や、生体防御能の欠乏におけること、それぞれの疾患と関連した細菌における点など、違いがある事がわかっています。その中には大きく三つの分類に分けられます。前思春期性歯周炎、若年性歯周炎、急速進行性歯周炎がそれに当たります。
 

前思春期性歯周炎

この前思春期性歯周炎は乳歯が出てくる時期と共に、または混合歯列期におかされる状態です。
 
子供の時は基本的に歯周病にかかることはないのですが、なかには稀にこのような病気を発症することがあります。これは特殊な細菌にかかるという事でなく、白血球の機能異常によるものでありまして、発症自体は稀な歯周病となっています。
男女比はほとんどなく、ほぼ同じくらいの割合で発症するとされています。
 

若年性歯周炎

限局型と広範型に分けられますが、以前は限局型におきましては歯周症とも言われていました。
 
現在はこの「若年性歯周炎の中にカテゴリ」されるに至っています。思春期前後に発症することが特徴となっており、男女比におきましては女性の方が男性と比べ三倍の確率で発症すると言われています。
 
家族性に発症することも特徴の一つで、意外と歯垢の沈着は少な目な傾向にあります。細菌ではアクチノバシラスアクチノミセテムコミタンスが関係しているとされており、病気が重い状態のわりには急性症状は少ない傾向にあります。
 
 
今回は歯周病の分類について、詳しくご説明をしました。中には歯医者へ治療へ行った際、聞いたことのある言葉もあるかもしれません。歯周病はその分類、段階ごとに適切な治療方法があります。千種区の阿部歯科では、それぞれの患者様のお口の状態にあわせ、適切な診査の上治療を行っております。
歯周病でお困りの方はお気軽にお問い合わせ、ご来院ください。早期治療が非常に有効です。
 
 
 
本記事の執筆者:歯科医師  阿部 丈洋 (あべ たけひろ)
 
【経歴について】
1978年:名古屋市千種区生まれ  1997年:愛知県内の東海高校を卒業  2003年:奥羽大学を卒業
2003年:愛知学院大学歯学部研修医、稲沢市民病院にて勤務  
2004年:愛知学院大学第2口腔外科にて勤務
2005年:岐阜県立多治見病院 救命救急、麻酔科レジデント
2006年:愛知県済生会病院の歯科口腔外科 医員
2009年:加藤歯科にて勤務  2016年:オカダ歯科クリニックで勤務
2018年:阿部歯科 院長就任
 
【治療に対する考え】
人間おひとり、ひとりの性格が異なるのと同様、「お一人お一人が必要とする治療」にも違いがあります。そのため、治療の必要性についてしっかりと説明を行ったうえで、各患者様に適した治療計画を立案します。ただ治療を進めるのではなく、患者に信頼いただき、安心して治療をお任せいただけることを重視しています。
 
炎症の広がりを見る診査のなかにPMAindexというものがあります。これは、上下顎前歯および犬歯の歯肉を乳頭歯肉、辺縁歯肉、付着歯肉にわけて炎症の有無を調べていく方法です。有りか無しかで、有りの場合には1点、無しの場合には0点で、この数値の合計で0点~34点まで数値化した指標を用いて判断していきます。
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炎症程度診査

炎症の程度を調べていく指数にはいくつか有りますが、その中で代表的なものに歯肉炎指数GIつまりジンジバル・インデックスやプロービング時の出血をみるBOP、ブリーディング・オン・プロービングがあります。ジンジバル・インデックスはスコアを0点~3点にわけて数値化していきます。0点は炎症なしでして、3点は自然出血や潰瘍が見られる場合を示していきます。

ブリーディングオンプロービング

ブリーディング・オン・プロービングは25グラムの力でプロービングをしたときの、プロービング時の出血の有無を判定していきます。その評価は30秒後にしていきます。このブリーディング・オン・プロービングにより炎症の程度が簡易的にわかる優れた診査法になります。

分岐部病変分類

分岐部病変の分類には主に二つの分類があります。それは、グリックマンの分類とリンデの分類になります。グリックマンの分類は1級~4級に分類されております。1級は病変は存在しますが、分岐部のはを支える骨がプロービングでもエックス線写真でも認められない状態であります。4級は分岐部が開放されており、口腔内にさらされておりまして、プロービング時にプローブが歯肉にさえぎられずに貫通できる状態であります。

リンデ

リンデの分類は1度~3度まであります。1度は分岐部の水平方向の支持組織破壊が歯の幅の1/3を越えない状態のことを示しております。3度は分岐部の歯周組織が破壊されておりまして、プロービング時にプローブが貫通できる状態であります。このように、さまざまな診断基準のもと診断されて、その診断のもとに治療が施されていくのです。ちなみに、分岐部のプロービング時にはファーケーションプローブという特殊な器具をしようしていきます。

動揺度

動揺度を見ていくには、はの動きをミリ単位で把握していきます。動揺度は1度~3度まで分けられています。1度は0.2ミリ~1ミリの動揺を示す状態であります。そして、2度は1ミリを越える歯冠の動きを示しています。また、3度は2度の動きに加えまして、垂直方向への歯冠の動きで判断していきます。
 
名古屋市千種区池下で歯周病に力をいれている阿部歯科のブログより
 
名古屋市千種区池下の阿部歯科の院長、阿部丈洋です。今回は、歯周病疾患の審査についてお話ししていこうと思います。皆さんは、歯周病疾患で診査といいますとどのようなことをすると思いますでしょうか?実は、歯周病疾患を診査するためには数多くの診査項目があるのです。その一部をいかに、書いていこうと思いますので、宜しくお願い申し上げます。
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歯周組織破壊

歯周組織破壊の診査には、まずは炎症の把握があげられます。歯周組織の破壊をもたらしている炎症については、その広がりと程度を把握しなければなりません。ポケットの診査や、根っこの分岐部の状態、動揺の程度や、歯を支えている骨の破壊の程度を調べていかなければなりません。

ポケット

ポケットというのは正式には歯周ポケットとといいまして、歯茎の溝が病気になった状態のことを言います。正常な状態では歯肉溝と呼ばれていまして、歯周病にかかっていない状態であります。ポケットの診査におきましてはデンタルプローブというものを用いて溝の深さを調べていきます。

炎症原因診査

歯周組織に炎症を引き起こしています原因を調べていくにはいくつかのことを見ていかなければなりません。歯垢の診査、歯石の診査、歯垢付着促進因子の診査などがあげられます。歯石は歯垢が停滞し続けて固くなってしまったものだと思ってもらっても構いません。歯垢をそのままにしておくと歯石になってしまって、歯磨きではなかなか取ることができなくなってしまいます。

炎症

炎症の広がりを見ていくには、視診が主なものになっておりまして、歯肉の色や形、硬さ、スティップリングの有無などを見ていきます。スティップリングとは歯肉にある一部のボツボツでして、正常な歯周組織には存在しているものになります。この、スティップリングが消失してしまうことは炎症が広がっていることを示すひとつの例であります。

炎症程度

炎症の程度を見ていくには主に先程のべましたプローブを使用していきます。プローブを歯周ポケット部を刺激したときに出血するかどうかを調べていきます。炎症の程度が強い場合には、風をかけただけでも出血してきたり、時にはなにもしていなくても自然に出血している場合も見受けられます。

ポケット

ポケット診査におきましては歯周ポケット部をプローブで歩かせるような、ウォーキングプローブということをしていきます。溝の深さを調べていくための、このプローブを沿わせて溝の深さを把握していくのです。時々、深いポケットが見つかって限局的な病気が見つかったりすることもまれではありません。
 
顎の構造的な異常や、それに起因します顔面形態の不調和を修正する外科的療法を、顎矯正手術とよんでいます。この顎矯正手術の目的としましてはより理想的な噛み合わせの獲得することを目的としています。当初におきましては、この顎の矯正手術は下顎のみ、もしくは上顎のみで行われていましたが、今日では両方同時に行ったり、中顔面における手術も行ったりしています。
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成長期

下顎頭に外傷をうけてしまい、その成長が止まってしまった場合には早期に治療をする必要性が出てきます。その処置をしなかった場合には、他の骨の成長は通常通りすすんでいき、非対称もしくはバランスを著しく書いた顔面になってしまう可能性が懸念されると思います。

咬合

そのような顔面の変形におきましては、見た目のコンプレックスもさることながら、噛み合わせにたいしても重大な問題を抱えることにもなりかねません。ただ、成長期におきましてはその成長をしっかりと考えて行っていかないと後々になって顔面の予期せぬ非対称や噛み合わせの不調和を残すことにもなりかねません。
 
見た目のコンプレックスは私たちが思う以上に患者さんを苦しめる要因であると考えられます。周囲の心ない、少しの言葉で患者さんは容易に傷つけられるでしょう。だからこそ、患者さんの少しの意見にも耳を傾けることが大切なのだと思います。臨床的な満足に固執することなく、本来の患者さんの悩みを解決するためにも持てる技術と患者さんの満足の調和を目指さなければならないと考えられます。

下顎

下顎が過度に成長し続けている場合におきましては、その成長が終了するのを待たないといけないのかもしれません。一時的には、見た目の改善や噛み合わせの構築ができたとしても、後の成長によってバランスをかいた状態に陥ってしまうかもしれません。

結果

さまざまな処置や予防においてでも、患者さんが満足しているからといって臨床的に成功しているとは言えず、また逆に臨床的に成功しているからといって患者さんが満足しているとも言い切れません。臨床的にも、患者さんの満足的にも成功を納めれるように科学的かつ経験的な手法を学び続けなければならないと思います。
 
独断で治療を終わらせるのではなく、十分に患者さんの意見に耳を傾けて臨床歴にも、患者さん的にも満足できる結果を追い続けなければならないと考えられます。第三者の目からの意見も重要だと思います。さまざまな角度から見て十分に満足できるレベルの治療結果を求めていきたいと思います。
 
名古屋市千種区のブログより
 
こんにちは。名古屋市千種区池下開業予定の阿部歯科の院長、阿部丈洋です。最近、愛知県日進市のあじおか歯科さんに見学に行って参りました。味岡先生とは、とあるセミナーで一年間一緒に学んできまして非常に感銘を受けた歯科医院さんのひとつの歯医者さんです。今もなおグングンと成長してきている歯科医院さんです。
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私の開業におきましてもモデルとなる歯医者さんでして、ホスピタリティーや治療、マネジメントに関しましては学ぶことが非常に多くて、見学を受け入れてくださいましたことを心より感謝致します。ありがとうございました。自分の開業スタイルに落とし込んでいきたいと考えております。

日進市

歯科医院の見学を受け入れていくことは、その歯科医院にとっても少なからず負担になってしまうと思います。スタッフや院長も緊張してしまうと思いますし、普段と違う環境になってしまうことは否めないのではないのかと思います。そんな中、快く見学を受け入れてくださったことは器の大きさも去ることながら、少しでも歯科界をよくしていきたいと思うからこその思考と行動なのではないのかと考えております。
 

ES 

特に学んだことには、スタッフさんの動きや患者さんに対するホスピタリティーがあげられます。患者さんに優しくするには、スタッフさんの満足度が高いことが条件になるのではないでしょうか?ESなくしてCSなしと言われますますように、顧客満足度を高めるためにも従業員満足度を高めていく成功医院であると私は感じております。

従業員満足度

さて、従業員満足度を高めていくと一概に言いましても、どのようにすればいいのかと思ってしまうのが普通の思考回路ではないでしょうか?私が思いますに、やはり基礎、基本ではありますがスタッフさん同士のコミュニケーションや経営者とスタッフさんのコミュニケーションの充実がとても大切になっていくことは想像に固くないです。

サプライズパーティー

私が、なぜこの日進市の歯医者さんで従業員同士のコミュニケーションがとれていて、かつ経営者と従業員のコミュニケーションがとれていると感じた理由は、偶然あったこの日進市の歯医者さんで行われましたサプライズパーティーにあります。お互いが自発的に経営者を交えまして祝っている状況は満足度が高いがゆえだと考えております。

パンッ

昼休憩に入りまして、私はしばしの間、診療室で待っておりました。そうすると、上の方から『パンッ!!!』となにやら何かが弾ける音がしました。そうです、スタッフさんの誕生日を祝うまさにパーティーで使用されますクラッカーの音なのでした。いい雰囲気だなぁ、、私はふとそのように昼間の窓辺から指す、木漏れ日の中そのような気だるいいい気持ちになりました。
 
私もそのような歯医者さんを作っていきたいと思った休日の午後でした。
 
超高齢化社会を向かえた日本におきまして、平均寿命は男性で80.79歳、女性で87.05歳と上昇の一歩をたどっております。ただ、平均寿命が上昇すれば生活の質が向上するというわけではなく、健康寿命をしっかりと考えていかなければなりません。一般的に平均寿命と健康寿命の差は約10年と言われています。日常生活をより良くしていくためにも老衰(フレイル)についても考慮していかなければならないと思います。
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フレイル

身体的フレイルを評価するのにいくつかの項目があげられます。
筋力の低下
活動量の低下
歩行速度の低下
疲労感
体重減少
そのようなフレイル評価のおりに、2015年にオーラルフレイルという概念が示されました。
 
フレイルとは、高齢期に生理的予備能が低下することによりまして、ストレスにたいする脆弱性の亢進や、生活機能障害、要介護状態、死亡などの転機に陥りやすい状態でありまして、筋力の低下により転倒を含みまして、身体的のみならず精神的にも困窮していく社会問題のひとつと考えられます。

サルコペニア

サルコペニアとは、2010年にEWGSOPが発表しましたコンセンサスによりますと、「筋量と筋力の進行性かつ全身性の減少に特徴づけられる症候群で、身体機能障害、QOL低下、死のリスクを伴うもの」と定められております。
フロー
栄養(食、歯科口腔)からみた虚弱型フローにおきましては、4つのフェーズに大別されております。
プレフレイル期
オーラルフレイル期
サルコ・ロコモ期
フレイル期
になります。

リテラシー

上記の4つのフェーズのなかで、プレフレイル期におけます口腔リテラシー、つまり口腔への関心度の低下は、歯周病、虫歯の問題、さらには歯の喪失へ繋がると考えられております。口腔リテラシーの候補としましては、
口腔への無関心
口腔保健活動
口腔情報活用能力
、があげられます。

高齢者

高齢者のフレイルを防ぐためにも、プレフレイル期、もしくはオーラルフレイル期の段階でのアプローチが重要になると思われます。口腔リテラシーを高め、定期的な歯科受診によって、口腔管理のサポートを行っていくことが大切になります。その事を行っていくためにも、高齢者自身の関心度も重要でありますが、一般の方への理解も大切になってくると思います。
 
名古屋市千種区 阿部歯科のブログ
 
顎機能異常の理学療法にはさまざまなものがあります。そのなかには、機能訓練、補助的な麻酔薬投与、鎮痛療法、温熱療法、徒手療法、針治療などがあげられます。顎機能異常における理学療法の役割としましては、患者さんが治療を求めてくる際の主な症状としましては、一般的に痛みがあると思いますので、それに対する治療が必要となってきます。
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顎関節やその他の咀嚼システムの痛みにおきましては、筋の活動亢進や下顎運動の制限と関連していることが多いのではないかと思われます。慢性的で、長期間にわたっての筋の痛みがありますと、しばしば筋の収縮が起こることがあります。つまりは、筋が短くなってしまい、機械的には柔軟性を失ってしまい、その結果としまして正常な機能が営めない状態となってしまうのです。

咀嚼筋

咀嚼筋や関節の疾患に関連した症状や徴候としましては、開口障害、咬合力の低下や頭頸部の関連痛があげられます。歴史的におきましては、この痛みと筋の活動亢進あるいはスパズムとの相互関係によりまして、自己永続的な、痛みースパズムー痛みのサイクルが作られると考えられてきました。

理学療法

理学療法を用いる場合におきましては、治療方法と病気そのものの本態、両者の性質と程度をよく知ることが重要になります。これらの治療方法につきましては、多くの病気にとって効果的に十分な鎮静効果を与えたりしますが、必ずしもその主要な原因を治療しているわけではないのです。

筋訓練療法

訓練という体のある部分を治療のために反復して動かすことにつきましては、筋の病気の治療においてはよく用いられていると考えられます。筋訓練療法では体の主要な筋群の治療に用いられまして、咀嚼筋もその一つになっております。咀嚼システムでの訓練には三つのタイプが推奨されています。
協調性のあるリズミカルな筋機能を取り戻す訓練
運動範囲を拡大させる訓練ー等張性訓練
筋力を増加させる訓練ー等尺性訓練

下顎回転運動再学習訓練

損傷、あるいは筋筋膜痛機能障害に関します徴候や症状がある場合におきましては、その根本的な問題は機能時の筋群の不協調な等尺性収縮にあると考えている人たちがおりました。しかし、この不協調となった下顎運動につきましては、下顎の偏位や雑音によってはっきりすると考えられております。

再学習訓練

再学習訓練を行うには、まずは患者さんに鏡の前にたつか座るかしまして、リラックスした閉口位をとるようにしてもらいまして、両手の指先をそれぞれの側の下顎頭付近におきまして、舌尖を口蓋のできるだけ奥の方に位置させることになります。このようにして下顎頭の正しいリズミカルな運動を訓練していくことになります。
 
名古屋市千種区池下 阿部歯科院長 阿部丈洋
 
痛みのある患者さんが、その痛みに対しまして恐れを抱いたりひどく心配したりしますのはまれではないことであります。恐れや心配におきましては、その原因が不明であったりよくわからなかったりしたときに著しくなる場合があります。従いまして、患者さんの恐れや心配を、治療の早い段階で処理することが重要になってきます。
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この事につきましては、患者さんへの指導によってできるであろうですし、それにはその異常や病気の病態生理を、患者さんへが理解できる形で説明して、よく話し合うことが必要となると思われます。患者さんは自分がなにかわからない、あるいは生命を脅かされるような病気を患ったのではないことで納得するはずです。

癌などの重い病気ではないかと強く恐れている患者さんにおきましては、早く見いだして、正しい診断結果についてお話しすることで、その不安を解決するようにしていかなければなりません。患者さんが恐ろしい病気ばかり気にしていて、診断や治療にあまり進展が見られないことはまれではありません。

人間行動

人間行動の変化を含めました、すべての治療のなかで、もうひとつの重要な要素としましては、患者さんへの動機付けがあります。多くの口腔習癖や咬合異常の長期的な管理に当たりましては、患者さん側の強い意思と努力が要求されることとなります。歯医者さんは情報、熱意、援助を与えて、そして患者さんの動機付けを助けられるような適切な強化対策を講じなければなりません。

行動強化理論

人間のたいていの日常的行動におきましては、心理学者が偶発的事項による強化とよんでいること、つまりは、個人にとってその行動の結果が肯定的か否定的かによりまして、コントロールされているようであります。例えば、赤信号で止まると言う行動は、事故や交通違反切符が切られるのを避けたいことによってとられるとも考えられます。

口腔習癖抑制

口腔習癖を抑制するような偶発的事項による強化におきましては、内的なものであるとも言えます。例えば、氷を噛むという癖につきましては、ある口腔満足感によって強化されますが、このことを歯医者さんが押さえることは簡単にはできないと思います。つまりは、歯医者さんがこの行動を変えることは難しくて、患者さん側にあると思われます。

行動変化

行動を変えるということにつきましては、肯定的な強化あるいは否定的な強化の強さの度合いが関係していると思われます。ある行動を変えるためには、術者あるいは患者さんが、その行動を現在維持しているものよりもより強く働く強化偶発的事項を形成しなければならないのです。
 
千種区池下の歯科医師 阿部丈洋
 
咬合調整、すなわち歯冠形成術とは選択的に歯冠の形態を修正する処置であります。1歯ないしは数歯のこいした形態を修正することは、通常におきましてはエナメル質を削除することによって行われますが、まれではありますが象牙質知覚過敏を起こさせてしまうこともあります。
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咬合調整目的

咬合調整の目的につきましては①咬頭嵌合位やあらゆる機能的滑走運動におけます歯の接触位で、上下顎の歯が非外傷性の安定した咬合接触関係を得ること②咬頭嵌合位において顎関節の安定を得ること、の二点に集約されることがあります。目的を達成するために天然歯牙や補綴歯を調整することになります。

咬合調整効果

現在、咬合調整の効果を説明するのにいくつかのはっきりとした考え方があるのです。そのなかには、①外傷性咬合接触説②歯牙接触回避説③異常咬合位説④咬合調整の行動科学的効果説、があげられます。咬合調整をしていくにあたりましては、外傷性歯牙接触をどのように見つけ出して、除去していくのか?下顎頭の妥当な位置関係に対応しました機能的に安定した咬頭嵌合位をどのように求めていくかにつきると考えられます。

外傷性咬合接触説

外傷性咬合接触説は咬合調整につきまして二つの目標を持っています。①個々の歯の強い接触を除去すること②歯牙接触で生じる力を干渉のない調和のとれた咬合状態において分散させること、この二つが目標としてあげられております。この理論によりますと、咬合調整は外傷性咬合によります有害な局所的な作用を抑制しまして、除去していこうと言うものと考えることができます。

歯牙接触回避説

歯牙接触回避説につきましては、咬合接触関係が三叉神経感覚系によりまして有害であると感知されますと、下顎運動を支配します筋神経系が適応しまして、この有害な接触を回避するような下顎運動パターンを形成するという考え方に基づくものであります。外傷性咬合接触説との違いにつきましては、不適あついは有害な歯牙接触の主な効果を反射性、適応性の筋の動作を含めました神経感覚レベルで考えた点にあります。

異常咬合位説

この理論につきましては、咬頭嵌合位がさまざまな理由によりまして、異常なあるいは適応できない位置にあるという前提に基づいて考えられております。下顎位が異常であれば、周囲の筋に活動性の亢進、痛み、不協調などの影響があることが指摘されておりました。

行動科学的効果説

咬合調整の行動科学的効果説の考え方につきましては、プラシーボ効果などの非特異的な治療因子に加えまして、咬合調整後にみられます良い反応におきましても、調整によりまして歯列の接触関係が変わることによるものであろうと考えられております。咬合調整は少なくとも一時的にも、患者さんに噛み合わせが以前よりも楽になったことを意識させる働きをするのかもしれません。
 
千種区池下 阿部歯科
 
口腔顔面痛には、頭部や顔部、頸部および口腔のあらゆる構造に関連しました疼痛状態が含まれております。この診断につきましては、頭痛、筋骨格痛、神経原性疼痛、心因性疼痛、および悪性腫瘍や後天性免疫不全症候群(AIDS)のような疾患に由来する疼痛までもが含まれております。
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口腔顔面痛種類

1:頭蓋内の障害
新生物、動脈瘤、腫瘍、出血、血腫、浮腫
2:一次性頭痛障害(神経血管障害)
片頭痛、異型片頭痛、群発頭痛、発作性片頭痛、頭蓋動脈炎、頸動脈圧痛、緊張型頭痛
3:神経原性疼痛障害
a. 発作性神経痛
三叉神経痛、舌咽神経痛、中間神経痛、上咽頭神経痛
b. 持続性神経痛
求心路遮断性疼痛症候群(末梢性神経炎、ヘルペス後神経痛、外傷後神経痛、術後性神経痛)
c. 交感神経維持痛
4:口腔内疼痛障害
 歯髄、歯根膜、歯肉組織、舌
5:顎関節症
 咀嚼筋、顎関節、関連諸組織
6:関連諸組織
 耳、眼、鼻、副鼻腔、咽頭、リンパ節、唾液線、頸
7:第Ⅱ軸 心因性障害
 身体表現性障害、精神的原因による疼痛症候群

疼痛変調

疼痛は人によって受け止め方が異なることがありますが、このことは中枢神経に入りますすべてのインパルスは、より上位中枢へ上行するときに強力な変調といいます支配を受けるためと考えられているそうです。この変調につきましては、侵害受容性入力情報の増強、あるいは減弱のどちらかを起こすことになりまして、結果としまして疼痛経験の増大もしくは減少を生じることとなります。

関連痛領域

関連痛につきましては、口腔顔面組織におきましては一般的な所見でありまして、また臨床医における不適切な診断がなされることによりまして結局は誤った治療を行ってしまう傾向にあるそうです。よって、臨床医におきましては治療を開始する前に疼痛部位から真の疼痛源を鑑別することがより重要になってくるのです。

疼痛源

疼痛源とは真の疼痛発生部位を意味することになります。疼痛部位とは単に患者さんが疼痛を感じる部位のことでありまして、もしも疼痛源と疼痛部位が同じでありましたら、疼痛は原発性疼痛と診断することとなります。原発性疼痛につきましては、通常では診断が困難な疼痛問題であることはないと考えられます。なぜならば、疼痛の訴えを説明するのに有用な臨床所見がしばしばそこに存在することとなるからであります。
 
痛みについて  千種区池下阿部歯科のブログ
 
千種区池下の阿部歯科の院長、阿部丈洋です。今年、最初のお話しする内容は昼間の異常機能についてです。昼間に起こります異常機能としましては、いくつかがあります。そのなかには、歯ぎしり、噛みしめ、指しゃぶり、口唇や頬を咬む、爪を噛む、姿勢の癖、片側咀嚼やさらには楽器などに関連した動作があげられると考えられます。指しゃぶりにつきましては子供特有の異常機能になっておりますが、姿勢の癖につきましては大人のものであると考えられております。
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指しゃぶりにつきましてはよく見られる特有なものと思います。子供さんの半数以上におきましては、幼児期に指しゃぶりを経験するのではないのかとの報告もあります。これにつきましても、通常においては4-5才までには終わりまして、影響もほとんどないのではないのかと考えられております。

姿勢癖

姿勢の癖としましては、力が入ってしまう運動の際に、下顎をつきだしていたり、細かい仕事をするときに下顎を横にずらしているなどが見受けられます。運転中やテレビを見たりするときに、また読書をしたりするときに頬杖をつくなどの癖につきましては、下顎をつきだしたりする姿勢に発展してしまったり、顎の位置を安定させるために噛みしめをするという癖になったりするのかもしれません。

片側咀嚼

片側咀嚼もまた、歯牙欠損や痛みを避けようとしまして生じてしまったひとつの癖であると考えられます。片側咀嚼が長期に起こりますと、関節にたいして重大な改造が引き起こされてしまうのかもしれません。片側性顎内症の患者さんにおきましては、しばしば片側で咀嚼する傾向があるとの報告もなされております。

口腔異常機能

起きているときの口腔異常機能におきましては、夜間のブラキシズムと同様の問題を持っているのではないかともされています。昼間の異常機能の習癖につきましても、歯列、歯周組織、咀嚼筋、さらに顎関節に影響を及ぼしてしまう可能性が示唆されております。

筋活動亢進

異常機能によります筋活動亢進につきましては、筋痛症や筋炎、特発性の筋収縮、開口障害をもたらしてしまうかもしれません。開口、閉口パターンに変化を起こしてしまったり、下顎が横にずれてしまうこともあるかもしれません。それにともなって、筋の圧痛やこわばり、痛みといった症状も引き起こされてしまうのかもしれません。

頭痛

筋の活動亢進におきましては、ある種の頭痛とも関連しているのではないかとの報告もあるそうです。頭痛のうち90%が筋の収縮が原因であるとの報告もなされております。筋の持続的な収縮で生じました痛みは、血管収縮に続いて引き起こされる虚血によって増大することが明らかになっているそうですう。(Myers&McCall、1983年)
 
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