池下の歯医者 阿部歯科院長のブログです。歯科治療に関する話題を中心に更新しています。

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2018年3月アーカイブ

こんにちは、名古屋市千種区池下の歯科医院ブログです。口のなかで力が加わると何が起きるのか?基本的には歯や歯茎への影響や歯並び、顎関節への影響というものが考えられます。その加わった力によって場合によっては歯がかけてしまったり、詰め物や被せものが壊れてしまうこともあると思います。
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力というものは目に見えないものでありますので、わかりづらいことではあります。私たちがわかることは、目で診てわかることと言いますのは力が加わって起こったあとの結果でしかないと言えるのではないでしょうか?直接見えるものではありませんので、歯科医院でも特に気を付けてみていかなければなりません。

力における注意点

歯や歯茎に対しましての力の診断における注意点としましては、まずは何を差し置いても、その力と言いますのは目に見えるものではありませんので、目に見えているものはその結果であることを認識することになります。そしてその状態を観察していきます。また個人差や個体差が大きいことも注意が必要となりますね。そして炎症のコントロールが一番の優先事項になります。

どんなことが起きるの?

歯を失う原因には大きく分けて三つあるのです。それが、歯周病、虫歯、そして力が関係していることになるのです。歯周病や虫歯はイメージがつきやすいと思いますが、力と言われても何となくわかりづらいのではないかと思います。具体的な力が関係する現象をあげていきます。
咬耗
アブフラクション
骨隆起
骨増生
修復物の変化
歯槽硬線の肥厚
骨硬化像
セメント質剥離
噛み合わせの変化
歯並びの変化
ひび割れ
歯の破折
歯根の破折
頬や舌の圧痕
口の周りの筋肉の緊張
 
非常に様々なことが力によって引き起こされるのであります。ただ慎重にしていかなければならないことは、力が何でもかんでも原因であると決めつけていかないことです。まずは不可逆的な治療をしてしまうよりも、炎症のコントロールを先に行っていきまして、それでも改善されない場合に次なる考えとして力が原因ではないかと疑っていく方が、体に対しまして優しいのかなと考えます。
 
名古屋市千種区池下の口の力を考える歯科医院ブログ
 
 
 
 
こんにちは!千種区池下の阿部歯科です。口のなかには、実に様々な症状がおきまして、いろんな病気があると思います。虫歯や歯周病以外にも、患者さんのそれぞれの悩みを解決するためにも、たくさんの知識を磨き続けることが重要になります。私たち、歯医者さんは技術の研鑽はもちろんのこと、最新の知識や、昔からある知識を復習して臨床に還元していかなければならないと考えております。
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今回は、唾石症といいます比較的よく見られます病気を解説していきたいと思います。私たちの口のなかは、いつも唾液で潤っています。この唾液のお陰で、日々の生活で支障を少なくしていることも多いのです。食事をするときに、飲み込みやすくしたり、話をするときに潤滑剤のようになったり、本当に様々な恩恵を受けているのです。
 
この、唾液の成分が固まって凝縮したものが唾石というものになります。唾液の成分によってできた、石のようなものということですね。成分としましては、唾液の成分であるカルシウムやリンというものが関係しまして、成り立っていることになります。唾液は誰にでもあるものですので、誰しもに発生する可能性があるとも言えます。

いつ頃できるの?

唾石症はお子さんにはあんまり発症しないとも言われています。その理由としましては確かではありませんが、一つ目としまして、形成されてくるまでの期間にあります。唾石が作られるのには、ある一定期間が必要になりまして、時間がかかるということになります。二つ目としましては、お子さんは唾液の流れが早いということになります。三つ目としましては、安静時のお子さんの唾液ではカルシウムやリンの濃度が低いということがあげられます。
 
ですので、小児の患者さんの唾石としましては、比較的少なくて、青年期壮年期に多いとされてきました。レントゲンをとったら見つかったとか、症状が出て調べてみたら見つかったなどが発見経路になることが多いのではないのでしょうか。そのような面でも、お子さんでは唾石の石灰化も不十分なため見つかりにくいのかもしれませんね。
 
舌の下の腫れなどが症状になりまして、痛みがないけれどもなんだろうと思って調べてみたら唾石だったということもあります。無症状なことも多いのが、発見されにくい理由になるのかもしれませんね。感染を伴えば、痛みや赤みが出てくると考えられます。レントゲンでの検査が発見に繋がる、典型的な病気であるとも言えます。
 
今回、私も病院勤務医時代に様々な唾石の患者さんを経験したことから、とれる位置であるならば除去という方法を選択することは正当性があります。しかし、深い位置にあった場合にはより専門的な病院に相談していくことが大切だと考えております。そして、千種区池下で患者さんの幅広い病気に対応していきたいと思っております。
 
口腔外科領域でも名古屋市千種区池下で地域貢献をしていく歯医者さんブログ
 
日本でもてんかんの患者さんが一定数おられることは、周知の事実であります。その数は20万人~100万人とも言われておりまして、発症率100人に1人とも言われています。今回、名古屋市千種区池下の歯医者さんブログでは少し珍しい、歯医者さんとてんかんをお持ちの患者さんについてお話していこうと思います。
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てんかんは3歳以下において発病が比較的多いそうです。発病は18歳まででありまして、そのほとんどが(約80%)その歳までだそうです。近年におきましては、高齢化の波によって脳卒中脳梗塞のために高齢者のてんかんの発病も出てきているそうであります。高齢にともない病気が増えてきているなかで、このような発病もあるのですね。

薬物治療

てんかんに起きます治療方法で基本になっていますのは薬物による治療になっています。その中でも、臨床症状に基づいた治療になっております。その薬物治療では、副作用を最小限にして発作を最大限に押さえることが大切になってきます。てんかん治療で用いられます抗てんかん薬には特徴的な副作用や、様々な相互作用がありますので注意が必要になってきます。

抗てんかん薬の作用

てんかんと言いますのは慢性の脳の病気になります。大脳の神経細胞の過剰な興奮によっておきまして、発作が反復性に起きるのです。その発作も突然おきまして、普通とは異なる身体症状や、運動意識そして感覚の変化が特徴的であります。発作の症状は、脳の電気信号の乱れや興奮の起きる場所によって様々であります。
 
抗てんかん薬の作用としましては、発作の抑制過程を増強します。そして興奮過程を抑制するという作用になります。役割としましていくつかあるのですが、ナトリウムチャネル抑制、カルシウムチャネル抑制、ガンマアミノ酪酸活性増強、グルタミン酸系抑制などがあるのです。

抗てんかん薬の副作用

特徴的な反応としましては皮膚の発疹がありまして、比較的頻度が高いそうです。長期の服用で現れます副作用としましては、体重変化、多毛、脱毛、尿管結石などがあるそうです。歯科との関係で有名な副作用としましては歯肉増殖がフェニトインという薬であります。
 
他にも、いくつか副作用がありまして、眠気、ふらつき、皮膚症状、精神症状、消化器症状などがあります。皮膚症状で初期におきましては、発疹、発赤ですが、そこで服用を中止していかないとスティーブンジョンソン症候群や中毒性表皮壊死症に至ってしまう可能性もありますので、注意が必要となってきます。

相互作用

抗てんかん薬は様々な他の薬との相互作用の危険性がありますので、慎重にならなければいけない薬もあります。カルバペネム系の抗菌薬では発作を引き起こしてしまう可能性があります。誘発の恐れがあるもので、慎重に使っていかなければならないものにはニューキノロン系抗菌薬がありまして、痙攣を誘発してしまう可能性があるとのことです。
 
以上が、まれではありますが気を付けていきたいてんかんとしかとの関係についてでした。
 
千種区池下の全身疾患としかとの解説をする歯医者さんブログ
 
乳歯について、どんな状態であったり、どんな場合には抜いた方がいいのかは戸惑うことが多いことと思います。こんにちは、千種区池下の阿部歯科の院長、阿部丈洋です。永久歯が適切に成長していくためには、やむをえず抜歯をしなければならない状態の乳歯もあるのは事実になります。
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今回は、そのような場合において、どんな状態の乳歯を歯医者さんでは抜歯せざるを得ないのかを、ひとつの意見としてお話ししていこうと思います。様々ない考え方がありますので、一概にこの事が正しいというわけではありません。ただ、守るべきものが何なのか?歯並びだったり、あとから生えてくる永久歯のためだったりすると思います。その事を踏まえて、読んでいただければと思います。

根尖病変

乳歯の根っこに病気があっても、すべてが抜歯に至るわけではありません。病気が例えば、そのあとに生えてくる永久歯に影響を及ぼす、発達に障害をもたらす場合には抜歯も選択することがあります。
 
レントゲンで広く病気が広がってしまっている場合も、抜歯を考える必要があるかもしれません。根っこの治療で病変の回復が見込めないときには、抜歯の対象になることもあると思います。永久歯の歯胚に影響を及ぼす病変は、乳歯の根っこの間、つまり根分岐部に根尖病変があると、その膿瘍が波及してしまいましてダメージを受けてしまうこともあるのです。

病的な歯根吸収

歯の根っこが病的に1/3-1/2吸収をしている場合の抜歯の可能性があります。後続永久歯への発育への影響を及ぼす可能性がありますと、残しておくこと自身が害を与えてしまうかもしれないからなのです。しかしながら、保隙という永久歯が生えてくるスペースを保つことも重要になりますので、考慮が必要となってきます。

虫歯で歯冠崩壊が激しいとき

あまりにも虫歯が大きい場合には上に詰める、詰め物が外れやすくなってしまうことを考えて、抜歯を選択することもあります。ただ、前歯では発音や咀嚼のことも考える必要が出てきます。もちろん見た目のこともあります。

外傷後の破折

歯がたてに割れてしまった場合には保存することは難しくなってしまいます。もちろん、この事は永久歯においてもそうであります。縦に割れてしまった場合には予後がとても悪くて、腫れを繰り返したり痛みが出てきたり、様々な感染による炎症症状が出てくるかもしれません。

晩期残存

歯があと少しで抜けそうなときには、歯医者さんで抜歯をお手伝いすることもあります。抜けるまで待つのも方法のひとつではありますが、お子さんがいやがっていなければ抜いてスッキリさせてもいいのかもしれません。晩期残存の場合には生理的吸収がうまく進まず、破の根っこの欠片が少しだけ残ってしまうこともあります。永久歯のためにも必要な抜歯はしていくことも必要だと思います。
 
名古屋市千種区池下の小児の抜歯のことのブログ 阿部歯科
 
こんにちは。虫歯の原因はプラークといいます、歯についた汚れになります。その歯垢というプラークを餌に、ミュータンスレンサ球菌が歯を溶かす酸を出して、虫歯になってしまうのです。口腔衛生処置で、化学的できることにプラークをなるべくつきにくくすることも必要になってきます。
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今回、千種区池下の歯医者さんブログでは口腔内の細菌を減少させるために使われています抗菌剤がどのようなグループに分けられていて、どのような作用で働いているのかを少しだけお話ししていこうと思います。色々ありますので、一つ一つ説明していこうと思います。

陽イオン界面活性剤

陽イオンといいますのは、プラスに帯電したイオンになります。細菌の膜機能や細菌の付着、グルコースの吸収を阻害したりする作用があるのです。この陽イオン界面活性剤で歯科領域で使われてきたものに、クロルヘキシジンがありますまた30年以上使われてきましたビスビグアニドというものもこのグループに分類されます。
 
他の例としましては、歯磨き剤に配合されています金属イオンもこのグループに入ります。その金属イオンとしましては銅や亜鉛、スズがあげられます。うがい薬にフッ素と一緒に入っているものでは、アレキシジン・セチルピリニジウム塩化物・ヘキセチジン・サンギナリンなどもあります。

クロルヘキシジン

クロルヘキシジンはグルコン酸塩と酢酸塩として用いられます。歯医者さんの範疇ではグルコン酸塩を水に溶かした状態で使用することが多いです。クロルヘキシジンは口のなかに長時間残ることによりまして、歯やプラーク、粘膜に付着し続けます。濃度が低いと静菌作用、濃度が高いと殺菌作用が出てくるのです。

陰イオン界面活性剤

陰イオンはマイナスに帯電したイオンになります。細菌の膜機能やグルコースの吸収や代謝に影響を与えることができます。このグループに含まれますのはフッ化物ヨウ素塩素があげられます。

非イオン性物質

この物質はグルコースの吸収を下げることになります。このグループに分類されますのはトリクロサンチモールオイカリプトールなどのフェノール性物質が含まれます。歯磨き剤にはトリクロサンが入っていたりします。リステリン洗口剤にはチモールが入ってます。

酵素

酵素は唾液中のリゾチームの効果を増強させます。歯磨き剤に配合されていますアミログルコシダーゼとブドウ糖酸化酵素は唾液中のペルオキシダーゼの効果を増加させたりします。

糖アルコール

糖アルコールはカリエスに関係します細菌やプラークに影響を与えたりします。
 
口の中を衛生的に保つにも、様々な化学的な方法があるのですね。千種区池下の歯科医院では引き続き、専門的ではあるかもしれませんがいろんなことを解説していきたいと考えております。
 
普段何気なく受けている治療に虫歯の治療があります。歯科の虫歯治療は一般的すぎて、お任せになってしまうのが普通になっています。もちろん術前に分かりやすく、歯医者さんがその虫歯の治療について説明してくれてはいると思いますが、専門的なことは分かりやすさを重視するために省いてしまっていると思います。
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今回、千種区池下の歯科ブログでは少し専門的に突っ込んだお話をしていこうと思います。診療中に話したくても、なかなか話せないことをこのばを借りて説明していこうと思います。患者さんも診療質では緊張してしまって、なかなか頭に入ってこない虫歯の治療の説明を深掘りして少しだけ解説していこうと考えております。

充填処置って長くもつの?

歯を修復するということは、不可逆性の治療を歯に行うということです。必要がなければすることはないのですが、虫歯を削った穴は塞がなければなりません。その時に必要になる治療が充填処置になるのです。では、充填したところはずっと虫歯にならないですむのでしょうか?
 
実際に、歯科治療のほとんど多くを修復治療のやり直しに時間をとられてしまっている現実があります。修復物の周りから二次カリエスになってしまったり、詰め物が壊れてしまったりしてやり直しになってしまい、歯医者さんにまた治療で通わなくてはいけなくなってしまうのです。

歯科における充填治療の目的とは?

虫歯を削って直す、充填治療の目的にはいくつかありますのでそのいくつかを書いていきたいと思います。まず第一に、虫歯の進行を阻止するために局所的な因果要因の虫歯を除することです。第二に、細菌や細菌が産み出すもの、また砂糖や酸などが歯の神経に影響を与えないこと。第三に、機能的で審美性を回復すること。以上が歯科における充填の目的なのです。

虫歯除去の歯科器具

虫歯で汚染されてしまった歯を除去して、カリエスを患っている部分をとることをエキスカベーションといいます。このエキスカベーションを行うのに、様々な器具、インスツル面とがありますので一度ご紹介したいと思います。歯科では一般的でも、一般の方には耳慣れない言葉もあると思います。
エキスカベーター
  虫歯をエキスカベーターという器具を使って手で行います。健全な歯質を無駄に取り除かない歯に優しい器具です。
ロースピードドリル
  ロースピードコントラアングルハンドピースにつけられるラウンドバーで機械的に虫歯の除去を行います。
化学的機械的除去
  特別な薬剤や、特殊な器具を使って虫歯を取り除きます。例えば、カリソルブなどがあります。
エアブレーション
  圧縮空気で酸化アルミニウムの粒を歯に吹き付けます。エナメル質を除去してカリエス病変へのアクセスをしやすくするために用います。
レーザー
  高エネルギーのレーザーで歯を少しずつ除去します。ドリルよりは痛みは少ないですが時間がかかります。エルビウムヤグレーザーなどがあります。
以上が、虫歯の修復治療に対するちょっとした解説です。専門性が高い話になると、患者さんは歯科医院では余計緊張してしまうのかもしれません。千種区池下の阿部歯科では診療室では緊張させることなく、ブログでより細かい説明をして納得できる説明と治療を目指していきます。宜しくお願い申し上げます。
 
身近であって、実はよくわかっていないフッ素について千種区池下の歯科医院の院長、阿部丈洋からフッ素の歴史についてお話ししていこうと思います。フッ素と聞いて皆さんは何を想像されますでしょうか?虫歯の予防?お子さんが塗ってもらうもの?歯磨き粉のなかに入っている!等々があげられると思います。その、知っていそうで意外と知らないフッ素の歴史をお話ししていきます。
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フッ素の歴史

フッ素に虫歯の予防抗かが発見されましたのは、1900年代の初めでした。そのきっかけと言いますのも、ある地域で歯に変色がありまして、その原因を突き止めようとアメリカの研究者たちが試みていました。その時に偶然発見されましたのが、その変色した歯の人たちに虫歯  なかったことに気づいたのです。
 
1916年にその原因が地域の水の中にあることが解明されました。その後、1931年にようやくそれがフッ化物であることが判明しました。相関関係としまして、水のなかのフッ素の濃度が濃いほど歯の変色は広がっていたのです。この現象は歯科の世界ではエナメル質フッ素沈着症もしくは歯牙フッ素症とも呼ばれています。
 
1940年代はじめにはアメリカの水道施設で水道水フッ素を添加する試みがされました。この試みは4つの都市で行われるに至りました。1952年から1962年の間にスウェーデンでも同じようなことが行われました。これらの試みで、虫歯の減少率が7歳児で37%、14歳児で27%と素晴らしい結果となったそうです。
 
しかしながら、水道水へのフッ素の添加は各国でも賛否両論であり議論をよんでいます。歯医者さんでもフッ素のメリットやデメリットがお話しされていますように、国レベルでそのような大がかりなフッ素の取り組みをするとなると一概にプロジェクトが進むわけではないということですね。
 
世界のなかでも虫歯を減らす試みをしていることは、同じ人間である限りは同じ思いということですね。虫歯になって痛い思いをしたくないのは誰しもがあると思います。歯科にフッ素が取り組まれたのもこのような歴史的背景があってのことなのですね。
 
以上が簡単ではありましたが、フッ素の歴史になります。千種区池下の患者さんにもフッ素の情報をお話しして、虫歯を少しでも減らせるように啓蒙していきたいと思います。虫歯になってしまうと、あとは治すしかないのが虫歯です。その虫歯になる前に予防ができるのであるならば素敵だと思います。
 
名古屋市千種区池下の虫歯を減らしたい歯科医院のブログ
 
歯医者さんで扱っているフッ素の製品には本当に様々あります。千種区池下で開業の歯科医院、院長の阿部丈洋です。時代の流れと共にこのフッ素もより使いやすく、かつ効果的に使用できる形状や形態が開発されてきておりまして、今日に至ります。
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歯科で用いられますフッ素を使った治療の方法としましては、まず基本に頻繁にフッ素を塗布して、歯にフッ素を供給することになります。毎日毎日、数ヵ月、数年という期間にわたりまして、しかしフッ素の濃度としては高濃度ではなく、低濃度をしようするということになります。

歯科で用いられるフッ素製品

歯医者さんでいくつかのフッ素製品を用いることがありますので、それらを紹介していきたいと思います。
歯磨剤
洗口剤
口腔スプレー
バーニッシュ
ジェル
錠剤やチューインガム
飲料水や食物
デンタルフロスやデンタルスティック
充填材料
 

歯磨剤

歯医者さんでも、いろんなメディアでも周知ではあるとは思いますが、歯磨剤の主成分はフッ素でありまして、虫歯予防のためにもフッ素が入った歯磨き剤で磨くことの重要性は当たり前になってきています。よく使われるフッ素はフッ化ナトリウムモノフルオロリン酸ナトリウムでありまして、多くはないのですがアミンフッ化物が使われている場合もあります。
 
2005年からスウェーデンでは虫歯のリスクが高い若い人や成人の方に高濃度のフッ素入りの歯磨き剤を処方しているそうです。濃度としましては5000ppmでして、5mg/gもしくは0.5%と表されます。歯科領域は虫歯との戦いでありまして、このフッ素という武器は歯医者さんにとっても心強いものとなっております。

洗口剤

1960年代には学校で集団フッ素洗口が行われている時代がありました。しかし、現在では虫歯のリスクの高い人に限られての使用になっております。フッ素入りの洗口剤は歯の根っこの虫歯の予防にたいしても効果がありまして、デメリットを理解して使用をすることにより、より効果的にメリットを授かると考えられます。

フッ素の急性中毒

フッ素の急性中毒比較的低いと考えられております。お子さんに対しましても、問題がある量としましては体重1kgあたりで33mgのフッ化ナトリウムとされておりまして、成人に至ってはフッ化ナトリウムの量で5gという量になります。通常であればそのような量をとることはないですので安心してください。もしも、心配でありましたら歯医者さんで相談されることをおすすめします。
 
名古屋市千種区池下のフッ素で虫歯の予防をおすすめする阿部歯科
 
 
口の乾きって不快ですよね。自分しかわからないですし、その症状に悩んでいても何をしたらいいのかわからないこともあると思います。千種区池下の阿部歯科の院長、阿部丈洋です。今回は、そのような口の中の不快感であります、口の乾きに対する対策を少しばかりお話ししていこうと思います。
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唾液の分泌量が正常であるのか、そうでないのか?慢性的な状態ですとそれに気づくのも、口の乾きが進んでしまってからになることが多いと思います。症状が出にくいからこそ、他人から口臭がするとか、口のなかが荒れているということから、唾液量が下がっていることが分かることもあると思います。

唾液不足の対策

唾液は唾液線から出てくるものでして、その唾液線を刺激して促すことが効果的だと考えられます。千種区池下の私の歯医者さんで、考えていますことにいくつかありますのでご紹介したいと思います。もしも、お困りでしたら一度歯医者さんにご相談されることをおすすめ致します。

チューインガム

咀嚼をすることにより、唾液分泌が増加します。それによりまして、歯垢のなかのpH が低くなる時間を短くすることができるのです。つまりは、むし歯になりやすい環境が短縮できることになります。歯医者さんで、咀嚼の大切さはよく話されると思いますが、唾液の分泌のことにとっても、虫歯対策にとっても重要になります。

トローチ

チューインガムほどではないのですが、このトローチも唾液の分泌の上昇を期待できるものになります。歯医者さんでトローチを販売していることもありますので、相談してみてもいいのかもしれません。味が刺激となって、唾液の分泌の助けとなることもありますので、気になった方は使用してみてもいいのかもしれません。

薬剤

直接、薬剤で唾液の分泌を刺激する方法もあります。飲み薬で、血液中から直接唾液の分泌を促す作用のある薬で、ピロカルピンという薬が現在使われています。しかしながら、適応が放射線治療やシェーグレン症候群による唾液の減少になりまして、医師による処方になります。歯医者さんでは処方することが難しいために、千種区池下の阿部歯科では、地域のお医者さんと連携することによって、患者さんの悩みを解決していこうと考えております。

代用唾液

ドライマウスにたいしては代用唾液を使用することもあります。スプレータイプジェルタイプなどの様々な形態を取っています。使い勝手がいいものを選ばれるといいと思います。

軟膏

口のなかに軟膏やクリームをいれることによりまして、保湿効果を期待できると思います。長く停滞するものでもありますの、夜や食前に使うといいのかもしれません。使い方に対しましては、歯医者さんに相談されてもいいとは思います。
 
阿部歯科では千種区池下の地域住民の患者さんの口の中の健康と、生活を豊かにするお手伝いができればと考えております。歯医者さんでなかなか相談できないことや、言いにくいことにたいして寄り添ってお答えしていきたいと考えております。
 
名古屋市千種区池下の口の中の潤いを守る歯医者さんのブログ
 
こんにちは。千種区池下の阿部歯科です。歯医者さんにこられる患者さんの中に、たまにですが唾液が少なくなって来院されるかたもおられます。直接唾液のことを訴えると言うよりも、間接的な症状でこられることが多いと感じております。さて、ではどのような症状が多いでしょうか?
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症状の中には、口臭を訴えたり、口の乾燥で辛いと感じておられる患者さん、入れ歯が擦れていたいという患者さん、口の中がねばねばして不快であると訴える患者さんなどが口の不快感として、解決を求めてこられます。そのような場合に、口の乾燥を引き起こしています唾液の減少が起きている患者さんによく遭遇します。

唾液分泌量が減少すると、、

唾液が減ることによりまして、口の中の生態系が変わってしまうのです。それは、つまりはいくつかの防御する力が減ってしまったり、時には全てなくなってしまう可能性もあるのです。それくらい唾液のもたらす力は強いということになります。普段はあんまり感じていない唾液の恩恵を失ってしまうと、実感してしまう機会が増すこともあります。

虫歯のリスク

唾液の減少にともpH の恒常性が崩れてしまうことがわかっております。このpH のバランスがとれなくなることによりまして、口の中は酸性に傾いてしまうのです。そのことによりまして、耐酸性細菌でありますミュータンスレンサ球菌ラクトバシラス菌といわれます虫歯菌が増えてしまうことになります。その事が、虫歯を発生しやすくする環境を作ってしまうことになるのです。

不快感

唾液が減れば、咀嚼をすることが難しくなります。また、それにともないまして飲み込むことも困難になってしまいます。不快感は増していきまして、味にたいしても敏感になってしまう可能性があります。飲み込みが難しくなると肺への誤嚥によって、誤嚥性肺炎を引き起こしてしまうリスクもあるのです。
 
とくにこの誤嚥性肺炎は高齢者や認知症の患者さんに多く見受けられまして、神経系の衰えもあいまって、口の中の流動性が落ちることも引き金となるのかもしれません。高齢者や認知症の患者さんはそのような状態になりましても明らかな訴えをしないことによって、知らない間に症状が悪化してしまうのかもしてません。歯医者さんでできることはまずは口の中を清潔に保つお手伝いをすることが優先になります。
 
唾液の効果が計り知れないことは、一般のかたも認識しているとは思いますが、専門的な考えでも唾液の正常な分泌は口の健康のみならず、全身的な健康のためにも譲れない事態ではあります。出なくなった唾液にたいして、歯医者さんでどのように対処していけるかが地域の患者さんの健康を守る歯科医院としての責任であると思います。
 
名古屋市千種区の阿部歯科です。プラークコントロールというものには、二つの意味があると思います。対象をどこにするかと言う意味での違いになります。それは、歯肉の縁上に対するプラークコントロールなのか、それとも歯肉の縁下に対するプラークコントロールなのか、と言う違いになります。
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歯周病と密接な関係にあるものは、そのどちらかと言いますと歯肉縁下のプラークコントロールの状態が大切になってくると考えられます。歯肉縁下の歯垢が歯周病の原因となってしまい、歯を支えている骨を少しずつ溶かしてしまうために、歯周病の治療におきましては歯肉縁下の治療が必要となってくるのです。

論文

1978年のWearhaugの論文によりますと歯肉縁下のプラークコントロールにたいしまして以下のようにかかれております。
 
歯肉縁下の歯石と歯垢が取り除かれると正常な歯と上皮の接合が再形成される。
 
ルートプレーニングにより歯肉縁下の歯垢と歯石とが除去されたあと、十分な歯肉縁上のプラークコントロールがなされるならば、歯肉縁下の歯垢は形成されず、歯周組織の健康は維持される。
 
歯肉縁下の歯垢の取り残しがあると、歯垢はポケット内ですみやかに再形成される。
 
歯肉縁下の歯垢の取り残しがあったとしても、歯肉縁上のプラークコントロールが徹底されていると明らかな炎症所見として感知されず、したがって臨床家は治療が成功したとの誤った認識を持つ。
 
取り残された歯肉縁下歯垢の先端は根尖側に向かって成長を続け、それにともない同じようなスピードで付着の喪失も続く。
 
この論文は斬新な考えの一端となって今日に反映されております。

ルートプレーニング

歯肉縁下のプラークコントロールの方法としましては、当時も現在もルートプレーニングが主として行われております。つまり、ルートプレーニングは歯周病の治療におきまして基本的な治療であるとも言うことができるのです。ただ、このルートプレーニングだけですべての問題を解決することはできないと言う事実もあるのであります。

ルートプレーニングでけでは問題の解決が難しいために、薬を使用した治療も開発されてきました。それが、ケミカルプラークコントロールであったり、ローカルドラッグデリバリーシステムであったりするのです。なんとか歯周病を治療したいという思いが、様々な治療法を産み出してきたと言わざるを得ません。

ローカルドラッグデリバリーシステム

歯肉縁下に薬を停滞させておくことは難しいです。しかしながら、このローカルドラッグデリバリーシステムによって、歯周病の急性炎症を押さえることは可能であると考えます。適応を考えて使用することによりまして、各々の治療法は的確に歯周病の対応になっていくと思います。
 
皆さんは、歯ブラシ以外の清掃器具と聞かれましてどんな器具を思い浮かべるでしょうか?今回はそんな、何となくは知っているとは思いますがはっきりとは、思い浮かべることができない場合に備えまして、歯ブラシ以外の清掃器具について、いくつか紹介していきたいと思います。
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プラークコントロール

プラークコントロールを徹底させるには歯ブラシだけでは限界があるとはおぼろげながらでも感じることになるとは思います。特に歯の表面に対しましては、歯ブラシでも十分な場合もありますが、歯と歯の間におきましては、歯ブラシのみでは半分くらいしか清掃ができない可能性があると考えられます。そこで、様々な器具がありますので一つ一つ簡単にでも説明していたいと思います。

デンタルフロス

デンタルフロスは歯と歯の間を清掃するのには、とても有効な器具となります。指に巻いて使ったり、器具自信についているものもあります。ワックスがコーティングされているものや、ワックスがコーティングされていないものもあります。ワックスがコーティングされていますと、歯と歯の間をデンタルフロスが通しやすいのですが、汚れを取る効果としましては、ワックスがコーティングされていないデンタルフロスと比べまして低い傾向にあります。コーティングされていないと歯と歯の間にデンタルフロスがやや通りにくい場合があります。

歯間ブラシ

歯間ブラシも歯と歯の間の清掃をするのに有効な清掃器具であります。サイズが様々ありまして、SS,S,M,L,LLなど細いものから太いものまであります。分岐部もしくは歯間部のサイズに適したものを選んで使用することによりまして、効果的に清掃をすることができます。

シングルタフトブラシ

歯間ブラシだけではアプローチしにくい場所に対しましては、シングルタフトブラシが効果的であります。特に、臼歯部の後ろ側ですと、その毛束が直接届いて普段は磨けないようなところであっても、ピンポイントで磨くことができるのです。分岐部の入り口におきましても効果を示します。

スティミュレーター

スティミュレーターは刺激子とも言われます。プラークなどを除去することができまして、歯間部歯肉のマッサージにも効果的であります。

ラバーチップ

歯間部に先のとがったラバーチップを入れることによりまして、歯間部歯肉の清掃とマッサージを行うことができます。

ウォーターピック

水銃による清掃器具がウォーターピックです。この器具だけではプラークを除去するのには不十分ですが、他の器具と併用することによって効果を発揮します。ポケット内の洗浄にも用いられまして、薬剤を併用することによりましてより効果を期待できる可能性があります。矯正器具が入っているような複雑な環境ではよりしよう効果を実感できると思います。
 
千種区池下 阿部歯科 院長 阿部丈洋
 
わかっているようで、実際はあんまり知らないことに歯の構造と組成があると思います。歯はどのような構造になっているのか?その組成はどのようになっているのか?何となくエナメル質とかいう言葉を聞いたことはあるけれど、それ以外はいまいちよくわかっていない。そのような疑問に答えるために、今回は少し詳しく歯の構造と組成、とくにエナメル質象牙質セメント質についてお話ししていきたいと思います。
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構造

歯はいくつかの組織によって構成されています。その構成組織とはまずは、エナメル質象牙質セメント質そして歯髄の四つの構造でなりたているのです。それぞれに特徴がありまして、健全な状態ではそれぞれが適切な役割を担っているのです。虫歯では、それぞれの構造がやられてしまうことになります。いきなり歯髄に虫歯がいくことはありません。エナメル質から順に歯髄まで虫歯が到達することにあります。

エナメル質

エナメル質は、その体積の約86%がハイドロキシアパタイト結晶というものでありまして、そのハイドロキシアパタイト結晶が小柱として並んでいるのです。ハイドロキシアパタイト結晶という無機質のほかには、12%の水分、2%のたんぱく質で成り立っているのです。
 
エナメル質の表面はとても硬く密でありまして、その小柱の先はほとんどが象牙質の表面へ向かっているのです。その小柱と小柱の間は液体で満たされております。最近から生じます有機酸であります水素イオンは、この中へと拡散せれていきまして、pH が下がることによりまして無機質が溶け始めるのです。

象牙質

象牙質は石灰化したコラーゲンのネットワークであります。ある種の繊維性結合組織でもあります。構造としまして歯髄に向かって扇状に象牙細管が走行することとなります。歯の形成が終了しましても、歯髄の付近に第二象牙質とういう歯を作り続ける能力を持っています。
 
組成としましては無機質が45%で、25%の水分、30%のたんぱく質から体積比として成り立っております。エナメル質とは組成の状態でもかなり違いがあることが、その特徴として現れることになります。
 
エナメル質とは違いまして、象牙質は虫歯のような刺激によく反応します。つまりは、象牙質は生きた組織なのであります。刺激から歯髄を守るために象牙質は増加することになります。この象牙質は修復象牙質とも言われまして、虫歯からの刺激を防ぐための生態防御反応とも言えます。

セメント質

セメント質は象牙質よりは石灰化されておりません。セメント質は歯根膜のコラーゲン繊維に付着することによって、歯を支えていることになります。この付着が弱まってしまうと歯はぐらついてしまったり、浮いた感じが出てくることになります。いわゆる歯周病になってしまうと引き起こされる症状の出現になります。
 
名古屋市千種区池下の歯の構造と組成についてのブログ
 
虫歯はどの単位で、それは町単位もしくは国単位でありますが、どれくらい分布しているのでしょうか?そのようなことを説明することを疫学と言われます。部分的な範囲ではなく、もっと範囲を広げて全体を俯瞰することにより、小さな規模で見えてこなかったことが、広い視野において見つかることもあるのかもしれません。
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疫学

そもそも疫学とはどういうものなのでしょうか?疫学は科学の分野のひとつでありまして、ある疾患についての、例えば広がりや原因、進行を扱う分野であるとのことです。その、疫学というものはある母集団で疾患を定めまして、その罹患の程度を表すことになります。
 
そして、様々な問いに答えることになります。罹患している人やグループはどんなであるのか?それは、子供?青年?成人?社会的な背景で違いは出てくるのだろうか?それによって、何を改善していくことができるかの糸口になるのかもしれません。
 
時間的にも、過去10-30年前と比べてはどんなであるのだろうか?現在の社会ではどのように対応していくのが良いのか?地域差はどんなであるのか?都市部と郊外で違いがあるのであるならば、その違いは何によってであるか等を考えるきっかけになると思います。

疫学種類

疫学の種類には様々あります。
記述疫学
分析疫学
後ろ向き疫学
前向き疫学
それぞれに、特徴があって対象とするものや、知りたいことに応じて、使い分けているそうです。

カリエス

カリエス、つまり虫歯でももちろん疫学を行うことはあります。その理由のひとつには、虫歯のにどれくらいかかっているかを、年と共に変化していくかを見ることにあります。虫歯は減り続けているのだろうか?その減少傾向は減っていくのだろうか?その理由はなんだろうか?考えるきっかけになっていきます。
 
地域差はどうでしょうか?それを把握することは、ある一定の地域でのヘルスケアに応用できると考えられます。スウェーデンにおいては地域によって異なる虫歯の対策をとっているとのことです。疫学調査はそのような具体的な対策をねるのに評価されるのであります。
 
虫歯に対します、教育レベルや親の教育レベル、そして収入の格差によります虫歯のなりやすさも口の中の健康を考えていく上で疫学は重要となってくるのです。家族や家庭事情が関連しているとしましたら、適切な虫歯に対します対策をしていくことが地域の患者さんの口のなかを守るために必要なことになってくると思います
 
名古屋市千種区池下の虫歯の予防を大切にする阿部歯科のブログ
 
 
虫歯になっていくには、その過程にいくつかの原因となるものが存在していることは皆さんも何となく想像できるかもしれません。その原因となるものの関与がどのようなものであって、それらの原因の個々に対処していかなければならないのです。まずはどのようなものが、原因となっているのかをお話ししていきたいと思います。
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プラークの酸産生能
食事の頻度
食事の内容
唾液の組成
唾液の分泌量
歯面の抵抗性
フッ化物の存在
 
上に示しましたように、様々な因子が複雑に絡まりあって、虫歯ができてくることになるのです。ただ、虫歯ができてくるにはそれなりの時間がかかることも事実であります。場合によっては、最悪の環境においてでも数週間かかることもあるのかもしれません。普通の状態であるならば、数年くらいかかって虫歯ができてくると考えられます。その間に、幾度かの虫歯を防ぐチャンスがあるのです。虫歯になってしまったら、治すしかなくなってしまいます。

虫歯治療後

一般的には、虫歯の治療と考えれば何を浮かべるでしょうか?おそらく、普通は虫歯でできてしまった穴を埋めることを思い浮かべるのではないでしょうか?その事につきましては、間違っていないですし多くの場合はそのような治療で問題が起きないことも確かです。短期的にはそうですが、長期的に考えますとそれだけでは不十分であると思います。
 
壊れてしまったはを修復することが歯医者さんの仕事であると一般的には考えられていると思います。確かに、毎日の臨床ではほとんどが壊れてしまった歯の修復をしています。しかし、ただただ修復しているだけではその原因にたいしてのアプローチが十分とは言えないと考えます
 

虫歯過程

もし虫歯の修復治療だけを行っていたら、治療した修復物の隙間から、さらに虫歯になってしまうことが容易に想像することができます。そして、またしばらくしたら虫歯の治療をしなければならなくなってしまうのです。虫歯は風邪とは違いまして、自然に消えてしまうことはないのです

修復物

治療後の修復物はどのくらい長持ちするんでしょうか?おそらく、経験上8-10年すると、半分以上が修復物のやりかえになってしまうのではないのかと思います。よくある理由としましては、修復物の辺縁に新たな虫歯ができてしまうことが経験されます。実際に毎日の治療は修復物のやりかえであるのかもしれません。
 
そのようなことを踏まえた上で、阿部歯科では患者さんに現状の説明や今後のこと、忌ますべきことを説明していきたいと考えております。宜しくお願い申し上げます。
 
歯科の世界には、う窩という言葉があります。簡単に言いますと虫歯でできた穴のことになります。虫歯カリエスとも言われます。口の中にある細菌が、酸を出すことによりまして、無機質である歯の表面にあります、エナメル質を溶かしていくことにより、う窩が形成されるのです。
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脱灰

歯が溶かされていく過程では、自然にはが溶けてしまうわけではありません。歯が溶けてう窩を作るまでにはそれなりに原因があるのです。そのなかに、発酵性炭水化物を含みます食事をとるたびに、酸が作られるということがあります。その酸が原因であって、食事が直接の原因となっているわけではないのです。

pH

酸が作られますと、約30分から1時間の間、プラークpH が低くなることがわかっております。その、低いpH は歯の無機質にたいしまして過飽和の状態を作ることになります。その結果としまして、様々な無機イオンが歯面から離れることとなります。この事を、歯面の脱灰と呼ぶことになります。

再石灰化

しかしながら、酸性の状態の期間が短くて、頻回でなければ酸産生が減少しましてpH が上昇することとなります。そして、無機イオンが歯面の中へ再び戻ることとなります。つまりは、今度は唾液中の無機イオンの方が、過飽和状態になりまして無機イオンが再び歯に戻ることになります。このことを、歯面再石灰化と呼ぶことになります。

ステファンカーブ

砂糖の摂取後に酸の攻撃によりまして、プラーク中のpH がどのように下降するかを示す図をステファンカーブといいます。砂糖の摂取後に約10分後にpH は5くらいまで下がります。それから、約30-40分間でもとの状態に戻ってきます。根面の無機質はpH がや6.3未満くらいで溶けだします。エナメル質の無機質は約5.5未満くらいで溶けだします。また、酸の攻撃にさらされます回数が多いとそのリスクは上昇することになります。
 
頻回な酸の攻撃にさらされるということは、歯面の脱灰再石灰化を上回るということになります。そして、溶けた無機質のほとんどがその場から失われることとなります。その結果、歯面に欠損が生じることとなります。つまりは、う窩の始まりとなることとなるのです。
 
う窩の始まりは慢性的なカリエス病変の始まりでして、慢性的で局所的な生態学的な破壊となるのです。う窩の成り立ちからそのリスクを理解してこそ、虫歯の予防になるのです。漠然と削って治すだけでは、本当の意味で虫歯の予防とはなり得ない、ひとつの根拠なのです。
 
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