池下の歯医者 阿部歯科院長のブログです。歯科治療に関する話題を中心に更新しています。

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千種区池下の阿部歯科院長からのお知らせの最近のブログ記事

下顎の骨は歯がなくなると実は変化が起きてしまうのです。どのような変化が起きてくるかと言いますと、歯の喪失に伴いまして下顎の骨の外形と内部構造に変化が生じてきてしまうのです。歯があることによって、その下顎の骨の外形と内部構造が保たれているということになるのです。
 
こんにちは、名古屋市千種区池下の歯医者さんブログです。入れ歯を作っていくに当たりまして、問題となることがあります。その一つに顎の骨の状態があります。特にした顎の骨の状態は、入れ歯を維持するためにとても大切なものなのです。しっかりした骨には、安定した入れ歯が乗ることが出来るのです。

下顎の骨のオトガイ孔までの吸収

歯がたくさん失われてしまって、歯が全くない状態の顎の骨の状態を無歯顎といいます。この無歯顎では入れ歯は総入れ歯の状態になってしまいます。この無歯顎の状態ですと歯槽部が次第に消失していってしまいます。そしてついには、頬っぺた側の臼歯部において外斜線に沿ってオトガイ孔という場所まで吸収されてしまうのです。

オトガイ孔

このオトガイ孔は下顎の骨の中を走っている神経の出口でもあります。脳神経の分枝である三叉神経のうちのひとつ、下顎神経の末端であります下歯槽神経の枝になるオトガイ神経というものになります。この神経は感覚を司っておりまして、下顎や下唇のさわっている感覚などを担っております。
 
下顎の骨の吸収が、このオトガイ孔付近まで到達してしまいますと入れ歯をいれたときや、入れ歯を入れて噛んだりしたときに神経の出口でありますオトガイ孔付近を刺激してしまいまして、痛みを伴うことがあるのです。噛むという生活の豊かさが脅かされてしまう事態になってしまいます。

バッカルシェルフ

下顎の骨の部分で外斜線と歯槽頂線の間の部分を頬棚、バッカルシェルフといいます。このバッカルシェルフは顎の骨が残っているときには外下方へ向かう斜面担っております。顎の骨が吸収していきますと平坦になってしまいます。さらに吸収が進んでしまいますと強いくぼみになってしまいます。
 
このバッカルシェルフの変化も入れ歯の維持安定に大きく関係してしまいます。しっかりした入れ歯を得るためには、その土台となる顎の骨の状態が大切になってくるのです。一番は、顎の骨を失わないようにすること。しかしながら、年齢と共に顎の骨は少しずつ減ってしまう事実は変えることが難しいのです。減ってしまったその顎の骨の状態で出きるだけ安定した入れ歯を作っていきたいと考えております。
 
名古屋市千種区池下の下顎の骨の吸収についての歯科医院ブログ
 
こんにちは!千種区の歯医者 阿部歯科院長の阿部丈洋(たけひろ)です。
数多くある歯科治療の中でも、特に多い「歯周病」の分類について、患者様へ分かりやすく解説したいと思います。
 
【2018年1月22日(月)11:00 記事更新】
 
『歯周病』と一言に言いましても、実は多くの病態があるのが実際です。
ただ単に歯茎が下がったり、歯がぐらぐらして抜けてしまったりすることではないのです。非常に多くの状態に分類をされています。
 
今回はその歯周病の細かな分類について、専門の歯医者として簡単ながらのべていきたいと考えます。「歯周病ってこんなに細かい分類がされているんだ!」と思っていただければ幸いです。ぜひご覧ください!
 
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さて、今回の院長ブログで歯周病の分類についてお話しする内容は「1989年の米国歯周病学会が発表」したものに関し、お伝えしようと思います。
 
日本は歯周病先進国のアメリカから歯周病に対する診断や治療法を学んできています。日本におきましても、その当初は基準を求めるのに”アメリカからの歯周病の知識”を取り入れてきたのです。その一部に関し、以下に示していきます。
 

成人性歯周炎について

米国歯周病学会による歯周病分類(AAP)の解説によりますと、この成人性歯周炎は35歳までは臨床的にはそんなに問題になる事はないです。その疾患は年齢と共に進行していき、歯垢や歯石との関係が示唆されています。ただ、好中球やリンパ球の機能は正常な状態が保たれています。
 
 

早期発症型歯周炎

この早期発症型歯周炎は組織破壊における速度が早い点や、生体防御能の欠乏におけること、それぞれの疾患と関連した細菌における点など、違いがある事がわかっています。その中には大きく三つの分類に分けられます。前思春期性歯周炎、若年性歯周炎、急速進行性歯周炎がそれに当たります。
 

前思春期性歯周炎

この前思春期性歯周炎は乳歯が出てくる時期と共に、または混合歯列期におかされる状態です。
 
子供の時は基本的に歯周病にかかることはないのですが、なかには稀にこのような病気を発症することがあります。これは特殊な細菌にかかるという事でなく、白血球の機能異常によるものでありまして、発症自体は稀な歯周病となっています。
男女比はほとんどなく、ほぼ同じくらいの割合で発症するとされています。
 

若年性歯周炎

限局型と広範型に分けられますが、以前は限局型におきましては歯周症とも言われていました。
 
現在はこの「若年性歯周炎の中にカテゴリ」されるに至っています。思春期前後に発症することが特徴となっており、男女比におきましては女性の方が男性と比べ三倍の確率で発症すると言われています。
 
家族性に発症することも特徴の一つで、意外と歯垢の沈着は少な目な傾向にあります。細菌ではアクチノバシラスアクチノミセテムコミタンスが関係しているとされており、病気が重い状態のわりには急性症状は少ない傾向にあります。
 
 
今回は歯周病の分類について、詳しくご説明をしました。中には歯医者へ治療へ行った際、聞いたことのある言葉もあるかもしれません。歯周病はその分類、段階ごとに適切な治療方法があります。千種区の阿部歯科では、それぞれの患者様のお口の状態にあわせ、適切な診査の上治療を行っております。
歯周病でお困りの方はお気軽にお問い合わせ、ご来院ください。早期治療が非常に有効です。
 
 
 
本記事の執筆者:歯科医師  阿部 丈洋 (あべ たけひろ)
 
【経歴について】
1978年:名古屋市千種区生まれ  1997年:愛知県内の東海高校を卒業  2003年:奥羽大学を卒業
2003年:愛知学院大学歯学部研修医、稲沢市民病院にて勤務  
2004年:愛知学院大学第2口腔外科にて勤務
2005年:岐阜県立多治見病院 救命救急、麻酔科レジデント
2006年:愛知県済生会病院の歯科口腔外科 医員
2009年:加藤歯科にて勤務  2016年:オカダ歯科クリニックで勤務
2018年:阿部歯科 院長就任
 
【治療に対する考え】
人間おひとり、ひとりの性格が異なるのと同様、「お一人お一人が必要とする治療」にも違いがあります。そのため、治療の必要性についてしっかりと説明を行ったうえで、各患者様に適した治療計画を立案します。ただ治療を進めるのではなく、患者に信頼いただき、安心して治療をお任せいただけることを重視しています。
 
千種区池下で来年4月開業の阿部歯科院長 阿部丈洋です。前回、書きましたブラキシズムについての続きについてご説明を加えていこうと思います。
リライト:2017年12月29日16時半
 
ブラキシズムの危険性等につきましては、前回も書いてきましたが、この複雑なブラキシズムという現象については補足として引き続きお話をしていきたいと思いますので、宜しくお願いします。
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発現状況について

夜間のブラキシズムの発現状況につきましては、およそ大人の10%、子供の5%の人が、夜間のグラインディングやクレンチングをすることが知られているそうです。
 
しかしながら、ブラキシズムに関連しました徴候や症状につきましては、人口の80%から90%の人たちに認められるということが、1966年のRedingや1979年のSolbergらの論文によって報告されています。
 
また、すべての人において一生涯のうちに、いつかは短時間のうちに夜間のブラキシズムを経験していると言われています。自分のブラキシズムを知るということにおいては、たいていは寝室を共にする相手から言われたり、咬耗の形で歯医者さんから知らされたりすることによってが多いです。
 
ブラキシズムの発現状況につきましては、男性と女性ではほぼ同じとされています。

小児

小児の夜間のブラキシズムにつきましては、ほとんどわかっていないというのが現状です。
親御さんにおかれましては、お子さんのブラキシズムでかなり大きな音がするので気づくもとが多いのではないかと考えます。
 
発現時点では小児のブラキシズムによる後遺症としての障害はほとんど認められていないそうです。小児のブラキシズムは12歳を過ぎますと、減少していく傾向にあるようでして、そのことにより、心配される親御さんには成長していく過程においてブラキシズムはなくなることや、なんら後遺症としての障害は起きる可能性が少ないということをアドヴァイスすることが通常で。

夜間のブラキシズムの原因について

夜間のブラキシズムの原因としましては、考え方として咬合性、精神性そして全身性に分けられています。
 
初期の考え方では、ブラキシズムは咬合からのトリガーによって引き起こされるのではないかと考えられていました。つまりは、咬合における不調和が歯根膜の機械的受容器に影響を与えることによって、ブラキシズムが引き起こされるのではないかと考えられていました。
 
千種区の歯医者、阿部歯科院長です。今回はブラキシズムについて解説をしたいと思います。
 
リライト日時:2017年12月29日16:30
 
咬合性の異常機能にはブラキシズム(歯ぎしり、噛みしめ)や、咬唇癖、指しゃぶり、異常な顎位をとることなどが含まれています。
これらの動作が、あるいは習癖が昔から異常機能と呼ばれていた理由として、咀嚼や嚥下、発音などの機能的な活動と比較し、機能的な目的をまったくもっていないようにみられるからです。
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夜間のブラキシズムについて

もっとも問題となります異常機能習癖の1つには、睡眠中のクレンチングとグラインディングがあげられます。
 
ほとんどの患者さんにおきましては、断続的な夜間のブラキシズムが厄介な結果をまねくことは少ないと考えられます。多くにおいては歯の軽度の咬耗、わずかな骨改造、あるいはまた、起床時の筋痛やこわばりがある程度であります。

グラインディング

グラインディングにおきましては力が側方方向に加わりますために、歯軸方向よりもむしろ水平的に歯を加圧することになります。
 
このことは咬頭の破折や歯の動揺を助長します。また、臼歯の咬合面が咬耗によりまして隣接接触点以下になることがあり、それによって空隙ができ、食片圧入をまねいてしまうことがあります。

過度咬耗

ブラキシズムにともなう過度の咬耗は、歯髄疾患を引き起こしてしまうことがあると言われています。
 
咀嚼によります咬耗は通常では徐々に生じてしまうことがあります。そのような状況下におきましては、歯髄は後退していき、二次象牙質が形成されることになります。歯髄を結果として保護するようになっていきます。

夜間性質について

睡眠中にいかにしてブラキシズムが起こるかについて知っていますと、その破壊作用を予測することができるかもしれません。
 
ブラキシズムにおきましては、リズミカルで激しい歯ぎしり型と、その一方、一定時間持続します噛みしめ型の二つがあると考えられています。

ブラキシズムの力

夜間のブラキシズムの力におきましては、咀嚼時の同じ力と比較し有害であり、そのことについては筋の収縮が等尺性であることと、力の間隔について長いこと、さらに歯が不安定な偏心位におきまして接触することなどによると考えられています。

睡眠中

ブラキシズムの動作について、睡眠中のどの時期においてもみられますが、たいていは第二相で生じていると考えられます。
時にはREM睡眠のように時には夢を見ている時に起きることもあるそうですが、深い眠りの相から浅い眠りの相への移行時に生じることが多いのではないかとの報告もあります。
 
 

顎関節内障について

千種区の頼れる歯医者さん、阿部歯科院長の阿部丈洋です!前回のブログ記事の続きで、今回も顎関節症について詳しく解説をしたいと思います。
記事のリライト日時:2017年12月27日18:50
 

「顎関節内障」というのは関節内の関節構成要素間の障害を示しています。

特にこの用語は主に関節円板から下顎頭との関係にみられます変化を指すのに使われています。この関節円板は下顎頭に対し、前方にも後方にも偏位しまして、どちらの状態においても咀嚼器官に対し、痛みや機能障害を引き起こす可能性があるとされています。前方転位が顎関節内障では最も一般的にみられます。
 
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関節円板前方転位

急性の関節円板前方転位において後方付着部の裂断や伸展を伴うものは、下顎頭の前方移動をつねに障害することとなります。

このことにより、関節の痛みのみならず、開口量の減少(25mm-30mm)が生じてしまいます。
下顎の正常な方向への側方移動も制限されることとなってしまいます。

原因は何か?

急性の関節円板前方転位の原因となりますのは、下顎の突然の外傷、たとえば事故や抜歯、気管内挿菅、あるいは慢性的なクリックが次第に悪化したものがあげられます。

また慢性的な円板転位においては、臼歯の欠損やさまざまな異常機能の際の慢性的な筋活動の亢進、あるいは下顎の後方偏位をもたらすような咬頭干渉、などによります微少な損傷が原因であると考えられてきましたが、仮説をうらずける証拠は無いのであります。

先天異常

顎関節は胎生期、胎生後期のいろいろな発達異常の影響を受ける可能性があるとされています。

簡単に分類されますのは、先天異常と生後の発達障害があげられます。顎関節の先天異常はまれで、もっともよくみられる奇形は下顎頭の一部、あるいは全部の発育不全があります。たいていの場合は、顔面の欠損、たとえば側方顔面の異形成などにともなって生じることがあります。

生後発育障害

顎関節の生後の発育障害は先天異常とくらべ一般的であります。これには発育不良や発育過剰があり、顎関節部だけ、あるいは顔面の大部分にまで及ぶこともあるそうです。

局所的な原因による障害はたいていは、片側性に生じることがありますが、全身的な要因による場合におきましては、両側性に引き起こることもあるようです。

発育不良について

主に下顎頭の低成長によっておこる発育不良は、直接的、間接的な顎関節の外傷、若年性リウマチ性関節炎のような炎症性疾患、局所的な全身的な感染、放射線などによって引き起こされることがあります。

過剰発育

顎関節や下顎骨の過剰発育は末端肥大症で代表されるようなアクロメガリの継発症とみられまして、下顎骨が特異的に巨大化しまして歯列に空隙をつくったり、下顎前突となることがあります。こうした変化は咬合関係に影響を及ぼすことが考えられております。
 
 
いかがでしょうか?顎関節症に関し、専門的な歯医者の視点で詳しく解説いたしました。
阿部歯科では顎関節症でお悩みの方に、それぞれの症例に適したアドバイス、治療方法をお話しております。お気軽にご相談ください!
 
 
本記事の執筆者:歯科医師  阿部 丈洋 (あべ たけひろ)
 
【経歴について】
1978年:名古屋市千種区生まれ  1997年:愛知県内の東海高校を卒業  2003年:奥羽大学を卒業
2003年:愛知学院大学歯学部研修医、稲沢市民病院にて勤務  
2004年:愛知学院大学第2口腔外科にて勤務
2005年:岐阜県立多治見病院 救命救急、麻酔科レジデント
2006年:愛知県済生会病院の歯科口腔外科 医員
2009年:加藤歯科にて勤務  2016年:オカダ歯科クリニックで勤務
2018年:阿部歯科 院長就任
 
【治療に対する考え】
人間おひとり、ひとりの性格が異なるのと同様、「お一人お一人が必要とする治療」にも違いがあります。そのため、治療の必要性についてしっかりと説明を行ったうえで、各患者様に適した治療計画を立案します。ただ治療を進めるのではなく、患者に信頼いただき、安心して治療をお任せいただけることを重視しています。
 
名古屋市千種区の阿部歯科 院長、阿部丈洋です。
患者さんからご相談・お問い合わせいただくことの多い「顎関節症」

顎関節疾患には様々なタイプがありますが、今回はこの千種区池下の歯医者さんブログで、そのうちのいくつかをご紹介していきたいと思います。
顎関節は、からだの他の部分の関節と同じようにさまざまな疾患におかされてしまう可能性があることは否定できないと考えます。特に顎関節は「咬合機能に関する問題」が絡んできますので、より複雑になってしまうのかもしれません。
 
再執筆日:2017年12月27日18:30
 
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退行性関節疾患について

「退行性関節疾患」に対して、用いられます同義語にはいろいろあります。
その中には関節症、変形性関節症、骨関節炎そして退行性関節症などの言葉があげられます。ここで言う、「変形性関節症」という言葉には、関節表面の軟組織の退行性変化と摩耗、また、その基底骨に同時に起こります改造変化を特徴とします滑膜関節の非炎症性疾患ということになります。
 
顎関節におけます変形性関節症の頻度としましては、年齢と共に増加するともいわれています。
しかしながら、まれではありますが40歳以前に発症するとも言われております。変形性関節症の臨床的徴候のひとつとして最もよくみられますことに、顎関節の音であるクレピテーションがあるとされています。

1975年のHansson&Milnerの調査によりますと調査対象者の約25%にみられたそうです。

リウマチについて

顎関節の炎症性関節疾患のうちで最も重要になりますのは、このリウマチ性関節炎(RA)になりまして、これは全身的な結合組織の炎症性疾患となっております。
このリウマチ性関節炎は全身のあらゆる関節をおかしますが、しばしば末梢の関節、手足の指の関節から始まり、隣接部に徐々に広がりまして膝や肩などの大きな関節に至るとされています。
 
リウマチ性関節炎に起因する顎関節の症状としましては、全身の疾患状態の深刻さにもよりますが、ある研究によりますとリウマチ性関節炎の約2人に1人が顎関節に症状をもったことがあるとのこと。

この疾患はたいていは30歳代半ばから始まりまして、機能障害を伴うような重大な症状はおよそ10-15%の患者さんにみられるそうです。

外傷性関節疾患

外傷性関節疾患は、関節組織の過度な外傷にたいします炎症性の反応とされています。
顎関節におきましては下顎頭の骨折、つまり下顎頭下部や関節包内の骨折に併発することがあるそうです。

臨床的には痛みによる運動制限や浮腫による関節部の腫脹があります。通常は片側の顎関節でこうした状態になり、腫脹した関節には強い圧痛がありまして、関節内の浮腫により下顎が反対側に変位して咬合が合わなくなることがあります。
 
 
本記事の執筆者:歯科医師  阿部 丈洋 (あべ たけひろ)
 
【経歴について】
1978年:名古屋市千種区生まれ  1997年:愛知県内の東海高校を卒業  2003年:奥羽大学を卒業
2003年:愛知学院大学歯学部研修医、稲沢市民病院にて勤務  
2004年:愛知学院大学第2口腔外科にて勤務
2005年:岐阜県立多治見病院 救命救急、麻酔科レジデント
2006年:愛知県済生会病院の歯科口腔外科 医員
2009年:加藤歯科にて勤務  2016年:オカダ歯科クリニックで勤務
2018年:阿部歯科 院長就任
 
【治療に対する考え】
人間おひとり、ひとりの性格が異なるのと同様、「お一人お一人が必要とする治療」にも違いがあります。そのため、治療の必要性についてしっかりと説明を行ったうえで、各患者様に適した治療計画を立案します。ただ治療を進めるのではなく、患者に信頼いただき、安心して治療をお任せいただけることを重視しています。
 
千種区の頼れる歯医者 阿部歯科院長の阿部丈洋です。今回はよく患者さんからご相談をいただく「噛み合わせ」についての内容です。
 
リライト日:2018年12月13日(水)12:45
 
ヒトの歯列は非常にバリエーションが大きいです。しかしながら、咬合関係についてはすべてではないかもしれないですが多くに共通項がありまして、咀嚼システムの機能と健康を高めるような何かしらの特徴的なものの存在が、咬合関係を保つ上で重要になってくるのかもしれません。
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こういう問題については歯医者さんが治療の際、咬合関係を変更したり作ったりする場合において、とても重要になってくるものなのです。
長い間、歯科医師は診断や治療に適応できるような咬合の考え方を求めて、決めようとしてきました。このような論争は今日もなお続いておりまして、この歴史についても私たち歯科医師は知っておかなければならないのです。
 
1925年、Washburnは「過去75年間は主に咬合に関する理解が進んだことで、歯科の進歩の最も著しい時代として注目される」と述べております。
その当時は、天然歯は大部分は失われてしまうものと考えられており、機能的な入れ歯を作ることが重要な課題となっておりました。
 

初期の噛み合わせに関する概念

1850年頃、数学者であり歯科医師であったBonwillはヒトの咬合に関する研究を始めました。
1885年に、彼はその後数十年にわたって咬合に関する基本的考え方になる論文で『咬合に関する幾何学的機械的法則』について、かっことした堅固でゆるぎない見解を発表したのでありました。
 

咬合器(噛み合わせを改善する機器)

Bonwill の法則より以前においては咬合の概念は単純な中心的な位置だけがあるだけな静的な蝶番という考え方に基づいておりました。
19世紀中頃から終わりにかけまして、簡単な蝶番咬合器として具現化されていました。そこでBonwill は2つの独立した顎関節の動きを再現した解剖学的咬合器を開発しました。この咬合器は数学的原理を咬合問題に適用した最初の例と考えられております。
 

平衡咬合

1890年にSpeeは平衡咬合の概念それ自体に、まったく独自にヒトの天然歯の機能に関する知見を発表しました。
そのSpee の提案とは①下顎のすべての歯の咬合接触面は、上顎歯の咬合接触面と滑走する。②これらの接触面は同じ円柱面上に位置する。③その円柱湾曲面の水平軸は、涙管後部の眼窩内側面の中央を通る、というものでありました。
 

Spee の考え

Spee の主張はこうでした。咬合の機能は石臼をひくのと同じように、下顎運動は振り子が軸を中心に運動するように円形の経路をとると主張しました。

Spee の湾曲という用語があります。それは「臼歯の咬合面は、側方からみると上顎では下向きに凸状に、下顎では上向きに凹状に配列されている」という彼の観測に基づいているとのことです。
 
以上が、咬合の初期の概念の一部でした。
 
 
 
 
今回の記事の執筆者:歯科医師  阿部 丈洋 (あべ たけひろ)
 
【経歴について】
1978年:名古屋市千種区生まれ  1997年:愛知県内の東海高校を卒業  2003年:奥羽大学を卒業
2003年:愛知学院大学歯学部研修医、稲沢市民病院にて勤務  
2004年:愛知学院大学第2口腔外科にて勤務
2005年:岐阜県立多治見病院 救命救急、麻酔科レジデント
2006年:愛知県済生会病院の歯科口腔外科 医員
2009年:加藤歯科にて勤務  2016年:オカダ歯科クリニックで勤務
2018年:阿部歯科 院長就任
 
【治療に対する考え】
人間おひとり、ひとりの性格が異なるのと同様、「お一人お一人が必要とする治療」にも違いがあります。そのため、治療の必要性についてしっかりと説明を行ったうえで、各患者様に適した治療計画を立案します。ただ治療を進めるのではなく、患者に信頼いただき、安心して治療をお任せいただけることを重視しています。
 
【記事のリライト日】2017年12月7日(木)11時30分
 
千種区池下駅近くの歯医者、阿部歯科 院長阿部丈洋です。当院では数多くある歯科治療の中でも特に「歯周病治療」へ力をいれています。
今回は、私がこれまでに学んだ歯科医療に関する専門知識を元に、歯周病について詳しくお話ししたいと思います。

歯周疾患を細菌感染として認識され始めたのは、今から100年以上も前の1881年頃です。
1890年~1930年頃では歯肉アメーバやスピロヘータが歯周病の原因と考えられていた時期がありました。その当時は特異細菌説が唱えられておりまして、その後の研究によって少しずつ考え方が変わってきたのです。
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コッホの法則について

「コッホの法則」というのを高校生のときに習ったかもしれません。
コッホの法則とは、①ある一定の病気には一定の微生物が見出だされること②その微生物を分離できること③分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること④そしてその病巣部から同じ微生物が分離されることがあります。
 
歯周病において、コッホの法則を当てはめてみると当てはまらないことがわかったことから、次第に特異細菌説は廃れていったのです。
その後の考えで特異な細菌が原因となっているのではなく、口腔細菌の量的な問題や混合感染ではないかという非特異細菌説に移り変わっていったのです。
 
1965年にルーという人が歯学部生にたいして歯肉炎の研究を行ったところプラークの蓄積が歯肉炎を引き起こしているというエビデンスが明らかにされてきました。
1970年代になってくると嫌気培養という手法が確立されてきました。嫌気というのは空気を嫌うという意味で、反対の言葉に好気つまり空気を好むという言葉もあります。嫌気性菌というのは空気があるところでは育たない菌のことなのです。
 
 

プラークコントロール

1970年代の中頃まではプラークの時代でありました。つまりプラークの全体量を押さえることに非常に注意が払われたそんな時代でした。
その時代にはプラークの効率的な除去を目的とするために、いろんな歯ブラシ法が考案されました。
 
 

歯周病原性細菌の排除

その後、1980年の初めにかけて嫌気培養療法がより発達してきまして歯周病患者さんの歯肉縁下プラークに歯周病に関連します「特異細菌の存在」が明らかになってきました。

そんな事実から特異細菌を口腔内から駆除することに翻弄した特異細菌の時代がやって来ました。
 
 

ソクランスキー「歯周病原性細菌の基準」

1994年にソクランスキーさんと言う方が歯周病は内因性感染症であるという立場から、歯周病原性細菌の基準を作成しました。

①その細菌が活動部位において、非活動部位より多く検出されること
②その細菌を排除することにより歯周炎の進行が停止すること
③発症と進行を引き起こすに足る病原因子を保有していること
④その細菌に対する細胞性および体液性免疫応答がその患者に誘導されており、疾患の進行に果たすその細菌の役割を示唆し得るものであること
⑤実験動物において示される病原性が、ヒト歯周炎の進行に果たす役割を推測し得るものであること、という基準を作成しました。
 

歯周病の歯周病原性細菌のリスク

歯周病の歯周病原性細菌のリスクとの関係が作成されています。そこには、レッドコンプレックス、オレンジコンプレックス、ブルーコンプレックス、パープルコンプレックス、グリーンコンプレックス、イエローコンプレックスがあげられます。

なかでも危険なゾーンがレッドコンプレックスになります。レッドコンプレックスにはポルフィロモナスジンジバーリス、トレポネーマデンティコーラなどの細菌があるのです。
 
 
今回の記事は歯科医療に関する少し専門的なお話でした。
今後も患者様に役立つ、歯科治療等に関する話題を載せていきたいと思います。
 
 
 
本記事の執筆者紹介:歯科医師  阿部 丈洋 (あべ たけひろ) / 千種区の歯医者 阿部歯科院長
 
【主な経歴について】
1978年:名古屋市千種区生まれ  1997年:愛知県内の東海高校を卒業  2003年:奥羽大学を卒業
2003年:愛知学院大学歯学部研修医、稲沢市民病院にて勤務  
2004年:愛知学院大学第2口腔外科にて勤務
2005年:岐阜県立多治見病院 救命救急、麻酔科レジデント
2006年:愛知県済生会病院の歯科口腔外科 医員
2009年:加藤歯科にて勤務  2016年:オカダ歯科クリニックで勤務
2018年:阿部歯科 院長就任
 
【歯科治療に対する考え】
人間おひとり、ひとりの性格が異なるのと同様、「お一人お一人が必要とする治療」にも違いがあります。そのため、治療の必要性についてしっかりと説明を行ったうえで、各患者様に適した治療計画を立案します。ただ治療を進めるのではなく、患者に信頼いただき、安心して治療をお任せいただけることを重視しています。
 
初診カウンセリングの目的は患者さんがどのような人なのかを知ることになります。どんな考え方を持っていて、どんな価値観を持っているのか。患者さんの不安や不満を引き起こさないようにするためです。初めてこられる患者さんがしてほしいこと、してほしくないことを理解して対応していくために必要なことです。そのためにカウンセリングスペースをもうけました。知っていくうちにこの患者さんはどの人にみてもらった方がいいかもわかるかもしれません。相性というのはどんなにいい人であっても、もっといい相性の人がいるかもしれません。それはドクターだけのことではなくて、スタッフにおいてもそうであると考えています。新規の患者さんにたいしてケースをしっかりと考えてみんなで情報共有することが重要になります。治療方針の共有と一致させることが医院にとっても患者さんにとっても、スタッフにとっても大切なことだと思います。
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話すスタッフの子にとっても患者さんとたくさん話すことによって、相手が何を望んでいるのか、何を望んでいないかの洞察力を鍛えることになります。人と直接、顔を合わせて話すこと端数場らしいことです。メールや電話だとわからない顔の表情やちょっとしたしぐさにたいしても機敏に反応して対応できるコミュニケーション能力を培うことができます。やればやっただけ上達して、ずっと自分の能力になるんです。人の悩みのほとんどは人間関係だと言われています。人を鍛えるには人でしか鍛えれないと思います。そう、それはダイアモンドがダイアモンドでしか研磨できないかのようにです。
 
もちろんトレーニングと言うものは楽なものではありません。きついときや辛いときもあるかもしれません。しかし、その先には鍛えられた筋肉のように磐石で強靭なメンタルやコミュニケーション能力の獲得がもたらされるはずです。それがいつになるのかはわかりません。早いかもしれませんし遅いかもしれません。しかし諦めてしまってはせっかく道半ばまでいった努力が無駄になってしまいます。せっかくならば得たいものを得るまでや利続けることが大切だと思います。ある本には書いてあります。成功と失敗があるのではなく、成功と成長があるのです。まさにそうだと思います。いうのは簡単ですが、やるのは本当に難しいと思います。しかし、諦めるのも自分。続けるのも自分。そう考えたら、自分の選択は自分だけが選択できる大切な意思なのではないのでしょうか。やりきる力と言うことを信じて、もう一歩進んでいきたいと思います。
 
阿部歯科 院長 阿部丈洋
 
患者さんには様々な悩みがあります。歯を失ってしまった患者さんはどうにかしてみた目をよくしたい、失ってしまったか見合せを取り戻したい。いろんな思いがあると思います。そんな患者さんたちを救うためにも今の知識や技術では物足りないことが多々あります。歯周病においても、ポケットが何ミリならどのような治療をするのか、そもそもそのような事態になってしまった原因を突き止めて、そのような病気にならないような予防法を提案する必要があります。抜かなければいけない歯があれば抜いて、その後を何かで補うことが必要になります。噛み合わせにおいても被せものが長持ちするように、糸切り歯で横揺れの動きをコントロールして、奥歯への負担を少なくするような携帯にしなければならないかもしれません。
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患者さんにきっちりした治療プランだけ説明するのではなく、妥協的なプランも提案して選択肢の幅を持たせることは患者さんを困らせないようにするためにも重要であると思います。病気の中では白黒つけることが決断になりますが、患者さんの心の中では白黒つけれないこともあると思います。経済的なことや時間的なこと、どうしても歯を残したいと言う想いで巣。歯周外科においても切開ラインにおいても患者さんの歯茎の状態によってここで設計しなくてはなりません。そのためにも勉強した知識を経験を通して臨床に落とし込んでいかなければならないと思います。うがい薬においても歯周外科治療後はプラークがつきにくくなるように、クロルヘキシジンを使用したりすることも必要かもしれません。パピーラのマネージメントにおいてもむやみにさわれば思っても見ない事態を引き起こしてしまうことがあるため、慎重に扱わなければなりません。
 
エビデンスに基づいた治療を行うことによって、狙った治療結果を産み出したときは非常に充実します。骨欠損のマネージメント、分岐部病変のマネージメントもより複雑な治療を有しますので、生涯勉強して新しい情報を得ていくことが大切になります。そのような状態になる前に未然に防いでいければ治療もしやすいですし、患者さんの身体的、経済的、時間的負担も最小になります。治したあとのメンテナンスの重要性がより発揮されます。病気が再発しないようにしなければなりません。病気が出てきたら早期発見の後、早期に治療の介入をしなければなりません。歯科医院で一丸となって勉強をして患者さんの歯や歯茎を守っていくことが歯科においてのやりがいだと考えています。
 
阿部歯科 院長 阿部丈洋
 
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