池下の歯医者 阿部歯科院長のブログです。歯科治療に関する話題を中心に更新しています。

<電話番号をタップするとお電話できます>
TEL:052-751-0613
メール予約の受付は24時間可能です!ご予約・お問い合わせ
東山線「池下駅」徒歩5分 「今池駅」徒歩6分 仲田銀座商店街 広小路通沿い ホカホカ弁当近くの歯医者
診療案内
院長ブログ

当院院長からのメッセージや出来事のご紹介です。

歯周病の最近のブログ記事

こんにちは、千種区池下、今池、覚王山の歯医者さんブログです。皆さんは口臭で悩むことはないでしょうか?人と話すときには、ついつい自分の口臭がしていないかを気にしてしまうこともあると思います。ではなぜ口臭がしてしまうのでしょうか?今回は少し専門的に解説していきたいと考えております。
 
口臭とは一般的には、はく息が口の中から出る悪臭のことと考えられます。人と話をするときには息をはかなければなりません。自分の口臭を気にしていては人とのコミュニケーションに支障が出てしまいかねません。口臭を気にされている方は独自の方法で改善しようと試みていることと思います。

口臭

口臭の改善策につきましては様々ありますので今回は口臭そのものについてお話ししていこうと思います。口臭の原因は色々ありますが、そのほとんどが口の中の問題によって引き起こされていると考えられます。比率としましては諸説によりますが80%ほどとも言われています。つまりは口臭と歯医者さんとはやはり切っては切り離せないものだと思っております。

口臭の種類は?

口臭と言いましてもいくつかの種類があげられます。大きく分けまして、生理的口臭病的口臭に分けられます。
生理的口臭について
生理的口臭には年齢と共に出てきます口臭や、朝起きたときに気になる口臭、お腹が空いたときに発生します空腹時にともないます口臭、また月経時の口臭などがあります。年齢にともない唾液の分泌量が減ってくることによって匂ってしまうことや、朝起きたときにも口で呼吸して寝てしまっていますと口の中が乾燥してしまって口臭となって現れてしまう可能性もあります。
病的な口臭
病的な口臭には口の中が問題となっている場合と全身的な病気が問題となっている場合があります。
 
口の中が問題となっていることにつきましては、歯肉炎歯周病虫歯やはたまた口内炎でありましたり悪性腫瘍などのガンでありましたり舌についた舌苔と呼ばれます汚れが原因となっている場合があるのです。これらの問題に関しましては自分で改善できるものもありますが、中には専門的に治療しなければなおらないケースもありますので、一度歯科医院で相談されることをおすすめ致します。
 
全身的なことが問題となって口臭の原因になるものとしましては鼻からくる口臭もあります。例えば鼻炎でしたり蓄膿症扁桃の問題なども考えられます。歯医者さんで口の中が問題として考えられない場合には耳鼻科の先生と協力して現疾患の問題の改善に取り組んでいきたいと考えております。
 
消化器系の問題も口臭と関係している場合があります。胃潰瘍や、またはまれではありますが胃ガンとの関係性も考慮して問題に当たっていかなければなりません。現代はストレス社会ですので過度な緊張状態でいにくることもあるかもしれませんし、ストレスで唾液の減少も口臭の原因となっている可能性もありますね。
 
呼吸器系の問題もまれではあるかもしれません。肺癌を含む肺疾患も気にして口の中を診察していかなければなりません。

口臭の原因物質とは!?

口臭の原因となっている物質には実は様々なものがあるのです。例えて言いますと、アルコール類や硫黄酸化物、脂肪酸やアミン類そしてトリプトファン誘導体といわれるものなどがあるのです。そして口臭の主な原因はそれらの中でも揮発性化合物 硫化水素メチルメルカプタンそしてジメチルサルファイドといわれるものが考えられているのです。
 
千種区池下、今池、覚王山の口臭についての歯医者さんブログ
 
再生とはどういうことでしょう?文字通り再び生まれるということになります。医学的に解釈していきますと、失われてしまった組織が再び同じ組織で治ることという理解になっていくと思います。皆さんが身近で感じられることには、皮膚や口の中の粘膜がそれに当たると考えられます。
 
こんにちは、名古屋市千種区池下の歯科医院ブログです。医療の世界でも、少し前くらいからこの再生医療についての話題が盛り上がっていたこともありますね。もちろん今でもホットな話題であることには代わりはありませんが、内容としましてはちょっと難しい感じは否めないですよね。

歯科領域での再生

前進的なことの再生医療は私も専門ではないですのでたくさん知っているわけではないのですが、歯科の範疇でしたら少しはお話しすることもできますので、説明していきたいと思います。
 
そもそも口の周囲での組織で再生する力が強いものや弱いものがあるのですが、では度の組織が再生する力が津避けて、度の組織が再生する力が弱いのかが定かではないでしょうか。まずは、再生する力が津よい組織ですが
歯槽骨
歯根膜
血球
皮膚組織
末梢神経
続きまして、再生の力が弱いものです。
唾液腺
筋肉
腺組織
最後に、再生する力がないものです。
エナメル質
神経細胞
組織によって違いがありますので、もちろん自然に回復するスピードも変わってくるのですね。歯のエナメル質は再生しない組織になりますので、失わないように、虫歯などで壊れないようにすることがとても大切になってきます。もし虫歯になってしまっていたら出来るだけ早く治療して、もうそれ以上虫歯にさせないという考え方が重要になってくると思います。

iPS細胞

生きた細胞を使って傷ついた組織や臓器、病気を治療していくことが再生医療ではあります。以前にはES細胞いわゆる胚性幹細胞が先行していたそうです。生きた万能細胞を使った再生医療ですね。現在では、人工多能幹細胞つまりはiPS細胞が話題となっているそうですね。
 
自分の細胞を使うことによるそうで吸うので、拒絶反応や倫理的にも問題が少ないとされているとのことです。非常に期待されている再生医療になりますので、歯科の世界にもこのような再生医療が入ってくれば患者さんの生活の豊かさや生活の質をもっと向上できることと思います。

を支える骨の再生医療(エムドゲイン)

失ってしまった歯を支える骨の再生に期待が持たれているものに、エナメルマトリックスデリバティブでありますエムドゲインというものがああります。適応が限られますが適切な状態で使うことによって歯を支える骨の再生ができる可能性があるのです。このエムドゲインの条件で一番大切なことは患者さん自身のプラークコントロールがしっかりできていることになります。頑張ってください!
 
名古屋市千種区池下の再生医療についての歯医者さんブログ
 
こんにち(ばん)は、阿部歯科の院長、阿部丈洋です。この地域で開業しましてひとつ分かったことがありました。それは、この千種区の患者さんの口腔ない環境が非常によい患者さんが多いことです。そして、私の歯科医院での特徴である予防歯科へのこだわりの取り組みがよくマッチしているということが感じられます。

池下、今池の地域密着の歯科として

阿部歯科としましては、今後予防に力を入れていきたいと考えております。池下や今池の地域としましては比較的口腔内環境がよい患者さんが多いと思います。虫歯はそんなに多くはないのですが歯周病はやはりあると考えられます。プラークコントロールは良いものの患者さん自身で管理ができない箇所があることも事実なのだと思います。
 
池下、今池近郊でもお口の悩みでお困りの患者さんにおきましてはなかなか歯医者さんに行けていなくて久しぶりに来たという方が多い印象を受けます。2-3年ぶりという患者さんがほとんどで、中には5-6年ぶりという方もおられます。どの歯医者さんにいけばいいのかわからず今回、新しく開業しました阿部歯科を選んでいただけたことは嬉しく思います。

日曜日も診療するのは

阿部歯科では祝日以外の日を全日開院しております。忙しくてなかなか歯医者さんに通えていないという患者さんも多く見受けられまして、土曜日はもちろんのこと日曜日も診療体制を整えております。しばらく通えていなかった患者さんからも日曜日もやっているとありがたいというお言葉ももらえて、この千種区池下、今池の地で日曜診療を決めたことはよかったと思っております。
 
歯は悪くなってから治そうと思うと結構、患者さんとしても歯科医院としましても大変になってしまいます。通いやすい歯科医院をどのようにすれば作れるのかを考えた末の結果がこのこの地域では比較的遅くまで診療することと、日曜診療を始めることとなりました。

予防歯科

歯が悪くならないように予防をすることの大切さは皆さんもご理解はできると思います。虫歯や歯周病は比較的予防しやすい病気なのです。しかしながら、患者さんは何か口の中で問題が起きないと歯医者さんにいかない傾向にあるのかなぁと考えられます。
 
視診や問診、レントゲンを撮影することによりましてほとんどの虫歯や歯周病は発見が可能なのであります。しかし虫歯や歯周病があるからといって必ずしも痛みや腫れなどの症状が出るとは限らないのです。この痛みや腫れなどの症状が出てしまったときには病気が進んでしまっている場合もあるのかもしれません。
 
ですので、悪くなる前に健診を受けていただいて予防をしていくことが大切なのではないかと考えております。インフルエンザの予防接種はしても、歯や歯茎の病気に対する予防は残念ながらお座なりになってしまいやすいのかもしれません。ですので、私は歯や歯茎の予防の大切さをこれからもお伝えしていきたいと思っております。

検診

歯医者さんでの検診では何をするかということですが、阿部歯科ではレントゲンの検査、歯茎の検査、視診で虫歯のチェック、あとは歯周病へのこだわりから位相差顕微鏡というものを使って歯周病菌を歯茎の中の汚れから採取しまして実際に初診時に見てもらっております。
 
歯科検診の重要な役割としまして、まずは患者さん自身の現在の状態を知ってもらうことだと考えております。なるべくお口の中の状況を分かりやすく説明するようにiPadなどを使用しまして見てもらうようにしております。今後も、患者さんへの説明をより分かりやすくできるように改善をしていこうと思います。

カウンセリング

阿部歯科では説明を含めたカウンセリングに力を入れております。一昔前でしたらお任せの治療も多かったと思いますが、私はその患者さん個人個人に合わせた治療や予防のメニューを提案していきたいと考えております。それと言いますのも、是非とも納得できる説明を受けていただいてから治療を受けてもらいたいという想いからなのであります。
 
説明の重要性はもちろん患者さんは十分感じていると思います。その中で患者さん目線にたった納得のできる説明をカウンセリングを通して提供できればと考えております。様々なツールを用いまして改善をしながら阿部歯科は千種区池下、今池で地域の役に立っていきたいと思います。

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡という設備をご存じでしょうか?この顕微鏡で何をするのかと言いますと、歯周病菌を実際に目で見えるように拡大して確認できるようにした設備なのです。やり方としては簡単で、この検査は痛いことは全くありません。歯茎の中の汚れを採取しましてプレパラートに乗せて顕微鏡で確認するのです。
 
患者さんがこの顕微鏡で映し出した歯周病菌が動いている動画を観察するとビックリされることが多いです。活動性の高いものでは、とても活発に菌が動き回っているのが確認されることがあるのです。歯周病菌が多い患者さんも入れ歯少ない患者さんもいてまちまちになります。
 
どのような歯周病菌が映てくるかと言いますと、多くはスピロヘータという菌やカンジダアルビカンスというものが見つかることが多いのです。歯周病菌は主に悪いものほど空気がある環境を嫌う傾向にあります。そのような菌を専門的には嫌気性菌と言われているのであります。

歯周病

歯周病は歯を支えている骨が歯周病菌の出す毒素によって溶けていってしまう病気なのです。怖いことにはゆっくりと、知らず知らずに進んでいってしまう慢性的な歯科における病気なのです。気づいたら病気が進行していて抜歯せざるを得ない状況になっていることもあるのです。

歯周病菌を除菌

ではどうすればいいのでしょうか?阿部歯科では歯周病菌を超音波の機械を使って洗浄、歯石の除去をして除菌するようにしています。悪いのは菌でありますので、機械的に直接除菌することをしております。この除菌をすることによってお口の中は結構スッキリするとの感想もあります。

妊婦さんへの予防歯科

妊娠中はホルモンバランスの影響で歯周病になりやすかったりします。妊娠する前では歯茎の悩みが特になかった患者さんでも、妊娠中は歯茎が赤くなって腫れやすい状態のために来院される方も結構おられます。中には歯磨きをすると以前よりも出血するという悩みで相談される患者さんもおられます。
 
妊娠中の患者さんにおきましては歯周病の治療が実は効果的なのであります。歯茎が腫れる歯肉炎や、歯を支えている骨をゆっくりと溶かしていってしまう歯周病の対処法としましてご家庭でできることでは歯磨きを再度見直すことによるプラークコントロールや、自分では磨くことができていなくて歯石がたまってしまっている場所をきれいにすることは効果的です。ブラッシングの仕方も阿部歯科で聞いてください。丁寧にご説明していきたいと思います。

お子さんにおける予防歯科

お子さんの歯の状態はお父さんやお母さんの歯に対する意識がとても関係している場合があります。歯に対する意識が高ければお子さんの虫歯になっている確率が低い傾向にあると考えられます。反対に、ご家族の歯に対する意識が低いとお子さんの虫歯になっている確率は高いのではないのかと思います。是非とも、まずはご家族全員の歯に対する意識を高めることから始めてみませんか?

再生治療

歯周病で失ってしまった骨を限られた状態ですが、再生することが可能である場合があります。大前提としましては歯周病の初期治療が終了していること。そして患者さん自身でのプラークコントロールが良好であって、口腔内の環境が十分にきれいであることが大切になってきます。頑張って、まずはプラークコントロールを良好にしていきましょう。

定期検診へ

すべての歯周病の治療が終わりましたら、あとは歯周病が再発しないようにメンテナンスが重要になってきます。せっかくここまで治したのならば、今のいい状態をなるべく長く維持するようにしていきたいものです。阿部歯科としましても十分にそのサポートをしていきたいと考えております。
 
千種区池下、今池の地域の患者さんや阿部歯科に遠くからでも通ってくださる患者さんのお口の中の健康を支えることによって、少しでも喜んでもらえるように頑張っていきたいと思います。しっかり歯周病を治療して、健康の維持のために定期検診をしていきましょう。
 
 
 
 
 
名古屋市千種区の阿部歯科です。プラークコントロールというものには、二つの意味があると思います。対象をどこにするかと言う意味での違いになります。それは、歯肉の縁上に対するプラークコントロールなのか、それとも歯肉の縁下に対するプラークコントロールなのか、と言う違いになります。
IMG_20180310_133538.jpg
歯周病と密接な関係にあるものは、そのどちらかと言いますと歯肉縁下のプラークコントロールの状態が大切になってくると考えられます。歯肉縁下の歯垢が歯周病の原因となってしまい、歯を支えている骨を少しずつ溶かしてしまうために、歯周病の治療におきましては歯肉縁下の治療が必要となってくるのです。

論文

1978年のWearhaugの論文によりますと歯肉縁下のプラークコントロールにたいしまして以下のようにかかれております。
 
歯肉縁下の歯石と歯垢が取り除かれると正常な歯と上皮の接合が再形成される。
 
ルートプレーニングにより歯肉縁下の歯垢と歯石とが除去されたあと、十分な歯肉縁上のプラークコントロールがなされるならば、歯肉縁下の歯垢は形成されず、歯周組織の健康は維持される。
 
歯肉縁下の歯垢の取り残しがあると、歯垢はポケット内ですみやかに再形成される。
 
歯肉縁下の歯垢の取り残しがあったとしても、歯肉縁上のプラークコントロールが徹底されていると明らかな炎症所見として感知されず、したがって臨床家は治療が成功したとの誤った認識を持つ。
 
取り残された歯肉縁下歯垢の先端は根尖側に向かって成長を続け、それにともない同じようなスピードで付着の喪失も続く。
 
この論文は斬新な考えの一端となって今日に反映されております。

ルートプレーニング

歯肉縁下のプラークコントロールの方法としましては、当時も現在もルートプレーニングが主として行われております。つまり、ルートプレーニングは歯周病の治療におきまして基本的な治療であるとも言うことができるのです。ただ、このルートプレーニングだけですべての問題を解決することはできないと言う事実もあるのであります。

ルートプレーニングでけでは問題の解決が難しいために、薬を使用した治療も開発されてきました。それが、ケミカルプラークコントロールであったり、ローカルドラッグデリバリーシステムであったりするのです。なんとか歯周病を治療したいという思いが、様々な治療法を産み出してきたと言わざるを得ません。

ローカルドラッグデリバリーシステム

歯肉縁下に薬を停滞させておくことは難しいです。しかしながら、このローカルドラッグデリバリーシステムによって、歯周病の急性炎症を押さえることは可能であると考えます。適応を考えて使用することによりまして、各々の治療法は的確に歯周病の対応になっていくと思います。
 
こんにちは、名古屋市千種区池下の阿部歯科の院長の阿部丈洋です。歯周病の治療のなかで、スケーリングというものと、ルートプレーニングというものがあります。同じような治療なのですが、細かいところで違いがありますのでその事について、お話ししていきたいと考えております。
IMG_20171118_125644.jpg

スケーリング

スケーリングという処置に関しましては、歯の周りについた歯石や、その他の沈殿物をとることによりまして、歯の表面をツルツルにして、再度歯に歯垢や歯石、沈殿物がつきにくいような環境にする処置になります。スケールという言葉は鱗を剥がすという言葉の意味からも想像できるのかもしれませんね。
 

ルートプレーニング

ルートプレーニングは歯の表面でも、歯根の表面をツルツルにすることになります。歯根は歯茎の中にありますので目で簡単に見えるような位置にはないですので、十分注意して、歯茎のなかを探りながら歯根の表面をツルツルにしていかなければなりません。目的としましては、歯根に歯石が再度つきにくいようにすることと、歯周病の進行を止めることになります。
 
ルートプレーニングは難しい処置になりますので、十分に知識と技術をもって処置に当たっていかなければなりません。患者さんにとっても歯茎のなかがキレイになったかどうかは、歯の表面と比べますと確認しますとわかりづらいですが、歯茎の色が赤みを帯びた状態から、ピンク色の健康な状態になってきたら歯周病が改善してきているとは考えられます。

ポケット

ポケット内の歯根を囲んでいます骨の吸収状態は、歯周病の進行具合によりまして様々なと毛方をしている場合があります。歯石のつきやすい状態になっていたり、そんなに歯石がつきづらいような状態になっているのかもしれません。大小様々な凹凸があればルートプレーニングは難しいとは考えられます。

歯根表面

きちんとルートプレーニングができたかどうかを確認するには、プローブという器具を使って歯根の表面を探ってみるとわかるのかもしれません。歯石の取り残しがあれば、段差になって確認されると思いますし、歯石がしっかりとれていれば、段差がなくスムーズな感触を得ると思います。

スケーラー

歯の表面や歯根の表面をきれにするための器具にスケーラーという器具があります。スケーラーには、ハンドスケーラー超音波スケーラーの二種類がありまして、用途に応じて使い分けることになります。それぞれの器具にメリットやデメリットがありますので、その歯周病の状態を診断して、それに合わせて器具の選択をしていくことになります。
 
歯周病の治療や予防には様々な方法があります。名古屋市千種区池下の阿部歯科の院長、阿部丈洋です。患者さんで歯周病で悩んでいる方も大勢おられると思います。歯周病の病態は色々な様相を示しますので、一概にこの方法をすれば大丈夫と言うものはないと考えております。
IMG_20180213_131758.jpg

ケミカルプラークコントロール

プラークコントロールのなかには主に歯磨きなどによって機械的に汚れを取るプラークコントロールがよく使用されている意味になっていると思います。そのプラークコントロールはいわゆる、メカニカルプラークコントロールになります。しかし、誰しもが考えるように歯磨きでこまめに掃除をすることが、大変であるとのことで考えられてきたものがケミカルプラークコントロールであります。

クロールヘキシジン

ケミカルプラークコントロール剤としましては、欧米ではクロールヘキシジンが主として使用されております。ここで言います、クロールヘキシジンはグルコン酸クロールヘキシジンのことを示しております。水にとけにくい結晶性の塩酸クロールヘキシジンには重い副作用の報告がなく、口腔粘膜において使用されております。

効果

クロールヘキシジンは患部に集めてゆすぐことによりまして、簡単な親知らずの炎症においても効果を示すことがあります。また、メカニカルプラークコントロールが難しい場合。例えば、歯周病の外科手術後や、急性壊死性潰瘍性歯肉炎(ANUG)におきましても、効果があるよい方法のひとつであると言えます。
 
歯周病の外科手術後などは、歯ブラシを当てて歯磨きを一時的にしてはいけない期間がありまして、歯ブラシを当ててしまうことによりまして、治癒を送らせてしまったり、感染の原因になってしまうこともあるのかもしれません。そのようなときに、クロールヘキシジンを用いたケミカルプラークコントロールは有用であると言うことができるのです。

マラリヤ

クロールヘキシジンはAryl-diguanideの誘導体でありまして、元々は抗マラリヤ剤の研究過程で生まれたものでした。グラム陰性およびグラム陽性の両菌種に広い抗菌スペクトラムを持つことから消毒剤としてよく使用されておりました。非常に優れた性質をも津消毒剤のひとつであります。

口腔内

口腔内に使用した場合には、プラークコントロールとして非常に優れた効果を示します。しかしながら、歯の着色や味覚異常を引き起こす可能性があることや、人によってはアレルギー反応を起こしてしまう可能性があることにより、使用には十分な注意を払う必要性があります。

濃度

日本におきましては、クロールヘキシジンの粘膜適応除外があるものの米国におきましてはクロールヘキシジンのプラークコントロール剤としての使用がされております。クロールヘキシジン濃度につきましてはヨーロッパでは0.2%が主流となっております。米国では0.12%でありまして、科学的な考え方の違いがこの濃度の違いに出ているのかもしれません。
 
いずれにせよ、このクロールヘキシジンは用途によっては非常に効果を示しますので適応を考えた使用法を提案していくことにより、患者さんにとって優位に働くことは間違いありません。適切な歯周病の治療や予防を提案していくことが歯科医院のつとめではないのかと考えております。
 
歯の根っこは様々な形態をしておりまして、その解剖学的な形態を知っておかないと予想した治療結果を得ることが難しい場合があります。今回、千種区池下の歯医者さんのブログでは、その複雑な様相を呈する根分岐部病変の処置についてお話ししていこうと思います。
IMG_20180131_123933.jpg

Herschefeld

Herschefeld らは歯周病におきまして、長期の予後を観察していきました。そのなかでひとつわかったことがあったのです。それが、予後がよくない歯としまして、高度に歯周組織が破壊されました分岐部病変をあげているのです。歯周組織が破壊されたということは、歯を支えている骨である歯槽骨が高度に吸収していることと、とらえることができます。

大臼歯

根分岐部病変は大臼歯において認められます。予後がよくない理由がありまして、それは大臼歯が咀嚼の中心になることでありまして、咬合力が大きくかかることになります。歯周疾患にかかっているにも関わらず、大きな力が加わることによりまして、支持組織が減少しているにも関わらず、力をいっぺんに受けてしまうために負担になってしまうのです。そのような不利な状況になっているのがその理由になります。
 
一般的に、大臼歯は奥にいくにしたがって歯磨きがしづらい環境になっています。口腔前庭が狭くなっておりまして、歯ブラシが奥の方まで届きにくい環境になっていまして、舌側におきましては舌が歯磨きの邪魔をしてしまい、うまく歯磨きをすることができない環境になっております。以下に、Lindhe の分類に基づいた処置をお話ししていこうと思います。

Lindhe のⅠ度は水平的な歯周組織の破壊が歯の幅の1/3以下の場合を示しています。その処置法のなかには歯ブラシや他の器具が分岐部に到達できるような環境を整えることになります。アクセスしやすいようにするために、スケーリング、ルートプレーニングをすることから始めます。それでも歯肉の形態がよくならない場合には、歯肉整形術や歯肉切除術やフラップ手術を行ったりします。骨の形態があまりよくない場合には、フラップ手術を行う際に骨整形も併用して行う場合があります。

Lindhe の分類のⅡ度におきましては、水平方向の歯周組織の破壊が歯の幅の1/3以上でありまして、頬舌的に貫通していない場合を示しています。破壊の程度が軽い場合には、歯肉整形や歯肉切除術、フラップ手術の適応になりますが、病気がもっと進んでしまっている場合には、バイカスピダイゼーション、トンネリング、ヘミセクションやトライセクションの適応になる場合があります。

Lindhe の分類のⅢ度は、分岐部の歯周組織の破壊が水平的に頬舌方向に貫通している場合であります。病変が進行していますと、トンネリング、バイカスピダイゼーション、ヘミセクションなどで積極的に分岐部が清掃できるような形態に変えていく必要性があります。もっと進行してしまった場合には、最悪、抜歯も適応になってしまうこともあります。
 
以上が、歯周病の分岐部に対する手術の対応法になります。
 
歯周病の治癒とはどういう状態であるかを、今回は説明していきたいと思います。治癒とは一般的には病気から回復することを言います。しかしながら、歯周病で治癒の話をしていくときには、そう簡単にはいかないことになると思います。それというのも、人類はまだ、歯周組織を完全にもとの状態に戻す方法を知らないからなのであります。
IMG_20180127_144442.jpg
そのなかでも、私たちはなにかしらの基準をもって治癒を目指さなければならないのです。基準を求める方法としましてラタイチャークは以下のようにいっております。
歯周組織の完全なる再生
ポケットの消失
アタッチメントロスといわれます付着の喪失の停止
炎症の消失
この、4つを基準としてあげております。

ポケット

ポケットの消失としましては、実際の治りかたのほとんどはポケットがなくなったのではなく、長い上皮性付着、つまり長い接合上皮によってポケットが閉鎖されたということであります。しかし、この付着は強固なものではなく、プラークコントロールが悪くなってしまうと付着は外れてしまい、再度ポケットが作られることになってしまいます。ですので、プラークコントロールが重要と言われているのは、治ったポケットがそのプラークコントロールの不良によって容易に再発してしまう可能性がありからになるのです。

補綴

プラークコントロールを悪くしてしまう原因に補綴の形態が悪いこともあげられます。被せたものや詰めたものが、その形態不良によって歯みがきがしづらい環境を作ってしまうかもしれません。どんなに一生懸命は磨きをしたとしても、その毛先が届かないような状態や環境であるとしたら、適切なブラッシングをすることは難しくなると考えられます。

カントゥアー

歯肉のカントゥアーが補綴物と調和しなければいけないのも、プラークコントロールを適切にするためには重要となります。調和した補綴物は見た目がいいだけではなく、機能的にも優れていると言わざるを得ません。よい治療とは、このような見た目と機能性を兼ね備えた治療になると考えております。

メンテナンス

メンテナンスへの移行におきましては、十分に患者さん自身でプラークコントロールができる環境を整えてからするのがよいのかと思います。定期検診を毎日きて行うことはありません。ほとんどがセルフケアによって口の健康を保たなければならないのが実情となります。磨きやすい環境や方法を整えてあげることは歯科医院の勤めであります。環境改善は自分ではなかなかできないと考えますので、この事につきましては歯科医院の仕事だと思います。よい環境になるように提案をしていきますので一緒に考えていきましょう。
 
名古屋市千種区 阿部歯科より
 
千種区池下の阿部歯科の院長、阿部丈洋です。歯周病についてはいろいろ、このブログでお話ししていきましたが、その治療のなかで、手術をする場合と、手術をしない場合についてがあることをお話ししていきたいと思います。その中でも、歯周病で手術をなぜするのかを今回は説明していきたいと思います。
IMG_20180127_144546.jpg
皆さんは、手術と聞いて何を思い浮かべますでしょうか?怖いなぁ、、、嫌だなぁ、、、本当にしなければいけないの?そのように思うことが想像されます。確かに、そのように考えられることも理解できます。もし、手術をしないですむならば、したくない気持ちも私にもあります。
 
しかし、その手術をするには実は理由がありまして、治療の正当性をもって提案することがあります。決して、むやみに手術を進めているわけではありませんので、安心してください。手術を提案する前に、十分手術を回避できるように初期治療を行っていくのであります。

手術

歯周病における手術の目的としましては、炎症部の除去と歯周組織の再生を目的とします。実際、手術を行わなくてこの炎症部の除去ができて、歯周組織の再生が得られるならば、手術を回避することも可能であると思います。しかしながら、どうしてもこの目的が達せれない場合において手術と言う選択肢を提案するに至ります。

歯周組織再生

初期治療の結果、炎症の除去ができたとしましても、本来の歯周組織の再生ができていると言うことではありません。ポケットの減少は歯肉が下がったことによることと、上皮性付着という治癒の仕方をしているのでありまして、望んでいる治癒形態であります結合組織性付着という治りかたをしているわけではないのです。

原因除去

ポケットが深い場合ですと、完全な炎症の除去ができている可能性が高いわけではないのです。実際、深いポケットの場合には歯石の取り残しという炎症の残存が起きている場合もあると思います。ですので、手術によって歯肉を開くことによって、歯石が見えるようにして、直接歯石の除去をすることが効果的に行うことができるようになるのです。

骨整形

手術の目的のなかで、他にも歯周組織の安定のために有利に行えることがあります。それが、歯を支えている骨の整形に当たります。骨を整形することによって、歯肉辺縁の不整を整えることになります。歯肉の位置は骨の位置に依存しておりまして、骨の位置が水平になることによりまして、歯肉も水平になる可能性があります。

プラークコントロール

歯肉が磨きやすいような形態に変われば歯磨きがしやすくなるのです。そうすることによって、プラークコントロールが自分でもしやすくなりまして、歯周病の再発を防ぐことができまして、より安定した歯周組織を維持することが可能になるのであります。手術は確かに怖いことであったり、嫌なことだとは思いますが、その後に待っている目的を考えれば、一緒に頑張っていけるのではないのでしょうか。一緒に頑張りましょう。
 
薬物によって引き起こされる疾患
歯周疾患は実は薬物によっても引き起こされることがわかっております。例えば、抗てんかん薬であるフェニトインの服用であったり、血圧を下げる薬であるカルシウムブロッカーであるニフェジピンの服用であったり、移植免疫の抑制薬であるサイクロスポリンの服用であったり、があります。
IMG_20180115_133536.jpg
血圧の薬をやめたりすることはできないために、お医者さんに相談することによって症状が出てしまった薬と違うものに、変更してみたりすることにより症状の緩和が期待されるかもしれません。歯周疾患にかかっているからと言って、自己判断で薬の中断をむやみにすることは危険きわまりないことですので、一度ご相談していただくことをおすすめ致します。

皮膚疾患

皮膚疾患である剥離性歯肉炎についても区別において注意が必要となります。尋常性天疱瘡という病気があります。呼び方は、じんじょうせいてんぽうそう、と呼びます。この病気は大きな水泡が目立つ症状になりまして、その水泡はすぐに破れてしまい、充血の目立つ大きなびらんになることが多いとされています。

類粘膜天疱瘡

この類粘膜天疱瘡も尋常性天疱瘡と同様に、水泡を生じる病気であります。この類粘膜天疱瘡と尋常性天疱瘡との違いは、水泡のできる皮膚内での位置によります。類粘膜天疱瘡は上皮下に水泡を生じていきます。尋常性天疱瘡は重層扁平上皮内に大きな水泡を生じることになります。
 
皮膚疾患との関連性での歯周疾患ですので、歯科単独で治療をするのではなく、皮膚かとの連携をもってして治療に当たるのが良いと思われます。根本的な診断や治療にたいしては、さまざまな分野の専門知識から判断していくことが、最終的には患者さんの健康にメリットを与えてくれると考えております。

扁平苔癬

水泡を伴う扁平苔癬も区別が必要となる病気であります。呼び方は、へんぺいたいせん、と呼びます。扁平苔癬の中のは、水泡を作るものと、水泡を作らないものがあります。炎症性角化病変でありまして、注意して口のなかを見ていきますと時おり見つけることができる病気であります。症状としましては、様々有りますが口のなかがヒリヒリしたりして発見されることもあります。

歯肉癌

重症な病気の中で、見逃してはならない病気があります。それが歯肉癌になります。歯周病と症状がにていることもありまして、間違って見落としてしまうと大変なことになりますので、診断していくに当たっては、もしかしたら歯肉癌ではないかとの目をもって診断に当たっていかなければなりません。
 
千種区池下 阿部歯科 院長 阿部丈洋
 
【お電話でのご予約】TEL:052-751-0613
診療時間
月~金
10:00~14:00 / 16:00~19:30
土・日
9:30~13:00 / 15:00~18:00
休診・・・祝日
阿部歯科 特別コラム

医院情報


千種区の歯医者 阿部歯科

〒464-0074
愛知県名古屋市千種区
仲田2-18-17

【お電話でのご予約】
TEL:052-751-0613

ご予約・お問い合わせ

駐車場:あり

地下鉄池下駅より徒歩5分、
今池駅から6分

千種区の歯医者さん|Copyright © 阿部歯科. All Right Reserved.
Web Management Exe.
ご予約
ご相談
ページ
最上部へ