千種区池下の歯医者 阿部歯科 副院長の阿部利晴によるブログで、アメリカの歯科医療についての事情等を載せています。

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ステロイド軟膏を使うのに注意しないといけない口の中の病気

口内炎などができると炎症を抑えるためにステロイドの含まれた軟膏を使うことがありますよね。口内炎の痛みの元は炎症によって起きているので、ステロイドを使ってその炎症を抑えて痛みを下げる事は出来ますが、その原因によってはステロイドが含まれた軟膏を使ってはいけない事をご存知でしょうか?

そもそもステロイドとは

ステロイドは炎症の起きる流れの一部を強く抑える効果があります。アラキドン酸カスケードと呼ばれる流れなのですが、この炎症の起こる流れの一部を強く抑える事で痛みや腫れを大きく抑える事が出来ます。しかしながら、炎症というのは体の免疫反応の結果起こる作用なのでこの免疫反応の結果である炎症を抑えていいのかダメなのか口の中にできた傷に対してステロイドの含まれた軟膏を塗っていいかどうかが決まります。

軟膏.jpg

ステロイドの含まれた軟膏を使う場合のある疾患

これに当たるのは、ウイルスに感染していない傷(口内炎)や口の中にカンジダなどの真菌(カビ)がいない場合にあたります。先に書いたように炎症とはつまり免疫反応の結果起きる防御反応なので、その相手であるウイルスやカビがいる場合は逆に炎症を抑える事でその相手が暴れ出してしまう事を意味します。実際にステロイドが使われるものには過剰に自己の免疫細胞が暴れすぎてしまう自己免疫疾患や非感染性の疾患であるリウマチなどがあります。

ステロイドを含む軟膏を使ってはいけない疾患

これは逆にウイルス感染があったりカビに感染している場合です。例えば口の中や周りにできる口内炎の原因ウイルスの一つに口唇ヘルペスウイルス(※口唇ヘルペスウイルス(口角炎・口内炎))がありますが、このウイルスに感染している状態でステロイドの含まれた軟膏を塗るとウイルスが急激に増殖して症状が悪化します(※口内炎の薬は塗り薬を塗ればいいの?)。ウイルスとは別に細菌に感染している場合はどうでしょうか?細菌感染の場合はウイルス感染ほどステロイドによって影響を受けないと言われています。これは細菌に抵抗する免疫機構とウイルスに抵抗する免疫機構の違いからくるものなのですが、それでもある程度はステロイドによって細菌に抵抗する免疫機構も抑制されます。そのため、何かしらの理由で炎症を抑えたい場合は同時に抗菌薬を利用するのが好ましいと言えます。

カビの場合はカビに抵抗する免疫機構はウイルスに抵抗する免疫機構と同じ系統なので、ステロイドによってカビは大きく暴れ出してしまいます。

 

つまり

感染の認められない咬み傷や口内炎にはステロイドの含まれた軟膏を使う事もあり、ウイルスやカビの感染の疑われる疾患の場合は使ってはいけません。そして、細菌感染のある傷の場合は積極的に使う理由がない場合は安易には使わず、何かしらの理由で使う場合は同時に抗菌薬も使う事が望ましいと言えます。

 

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