千種区池下の歯医者 阿部歯科 副院長の阿部利晴によるブログで、アメリカの歯科医療についての事情等を載せています。

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2019年4月アーカイブ

歯が虫歯になってしまった等の理由で歯に冠を被せる事になった時に歯を削った後の仮歯を被せる場合もあるのですが、仮歯というと患者さんの中には聞いた事がある方もいるかもしれません。ですが、プロビショナルレストレーションという言葉はあまり馴染みがないと思います。実はこの二つは一見見た目には似たように見えるのですが、その目的も作製工程も素材も大きく違います。難しい名前のプロビショナルレストレーションですが、治療計画によってはなくてはならない非常に大切なものになります。
今日はそんな仮歯とプロビショナルレストレーションというものについてお話をしようと思います。

仮歯

仮歯の目的はその文字の通り仮の歯を入れる事です。例えば前歯に被せ物をする時には歯をぐるっと削らないといけませんが削ったままではあまりに目立ちすぎるため前歯の形をしたプラスチック製の仮の歯を入れる事があります。この仮歯は基本的に歯の周りを削って型を取ってから被せ物が入るまでのかりそめの歯という位置ずけで1番の役割は削った歯が目立ちすぎないようにするという事です。

プロビジョナルレストレーション

一方プロビジョナルレストレーションの目的は仮歯とは全く違います。プロビジョナルは日本語で仮、レストレーションは復元、回復を意味します。見た目には一見して仮歯と似ているように見えますが、その目的は歯の機能を仮に回復するというものなのです。
少しわかりにくいかもしれませんが、仮歯は見た目の体裁を保つのが1番の目的なのに対してプロビジョナルレストレーションは最終的に入る被せもののリハーサルのようなものです。もっと言ってしまえばプロビジョナルレストレーションとは最終的に入る被せものと材質が違うだけの同じ姿形をしたものと言ってしまってもいいのです。
患者さんによっては下の歯全部を直したり形を変える必要のある方もいますが、いくつもの歯の形が急に変われば噛み合わせや歯同士のあたりも非常に難しくなります。それを本番一発で治すのではなく、まずリハーサルを入れてその噛み合わせや見た目、形、歯茎へのあたりなど事細かに調整をしていきます。そのため治療計画によってはこのプロビジョナルレストレーションを1年以上入れ続けて形を調整して行くことさえあります。そのためにもプロビジョナルレストレーションに使われる素材はただのプラスチックではなく硬さも耐久性もある素材が使われます。素材にはハイブリッドセラミックと呼ばれるプラスチックにセラミックの粉を混ぜて耐摩耗性を高めた上に高温で固く焼き固めた耐久性の高い物を使う事があります。これくらいしっかりとしないと長期間にわたる被せもののリハーサルには耐えられないのですね。
このプロビジョナルレストレーションを入れて噛み合わせが自然になるように調整した上で歯自体の見た目や歯茎に接する面の形、機能性を完成させていき最終的に同じ形の被せ物を入れて行くのです。まさにかりそめに(歯の機能性を)回復させるという名前の通りの目的のものなのです。千種区の歯医者の阿部歯科では歯の見た目だけではなくこのように歯の機能といった面からも治療計画を立てて治療をすすめています。
 

近頃では様々な分野でIT化がすすめられていますが近頃では名古屋大学医学部附属病院にRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)が導入されるとニュースになっていました。RPAは主に事務作業の自動化を促進する技術のようで、私が2010年に名古屋大学医学部附属病院の麻酔科に医員として勤務していた時は手術支援ロボットのダヴィンチの導入が話題になっていましたが、今度は事務処理面でも非常に新しい技術を取り入れ始めるようですね。今池から徒歩6分の阿部歯科でも色々な場面でIT化の恩恵を受けています。そこで今回は阿部歯科で使われてる様々なIT面での技術をお話ししようと思います。

レントゲン写真は現像写真からデジタルへ

歯科医院での歯の状態を確認するレントゲン写真はもともとX線で蛍光させた光をフィルムに感光させてその後に現像し、昔のフィルムカメラのような状態で確認していましたが、現在では多くの歯医者さんではパソコン上で確認するデジタル写真に変わっています。デジタル写真で使われているのは方法にはIP(イメージングプレート)と呼ばれるフィルムとそっくりなものに撮影を行い機械で読み取ってパソコンにデータとして取り込むか、CCDと呼ばれる厚めの硬い板のようなものにX線をあてて直接パソコンにデータとして認識させる方法があります。顎全体の大きな写真を撮影する場合にはCCDが使われますが、個々の歯を撮影する地位さな写真を撮影する場合はIPもしくはCCDが使われます。

CCDは硬い板のような部品なので口の中に入れて撮影するのは患者さんにとっても大変なので阿部歯科では従来のフィルムに似た要領で使えて患者さんにも苦痛の少ないイメージングプレートを採用しています。レントゲン写真がデジタルになってパソコンで管理できるようになって患者さんにもパソコン上で細かい部分を拡大して説明できるようになったりと患者さんへの説明の際にも大変便利になっています

口腔内写真は撮影してレントゲン写真と一括管理

レントゲン写真がパソコンにデータとして取り込まれる事になって口の中の写真もレントゲン写真と一括管理できるようになりました。口の中の写真は治りにくい口内炎や腫れが確認された際に臨床経過を確認するのに大変重要です。これらの写真はレントゲン写真とも比較する事で様々な情報が手に入るためレントゲン写真と口腔内写真が同じ場所で管理できるようになったのは患者さんにとっても大変良い事です。これらのデータは歯科専用のサーバーと端末、ソフトで管理され専門の会社によって定期的な保守を受けているためセキュリティ的にも安心できるものとなっています。特にレントゲンサーバーはインターネットから切り離されていますが、院内の様々な子機で院内サーバーにアクセスしてレントゲン写真を確認できるようになっています。

治療の際の歯の色補正にもIT技術が

前歯のセラミックなど歯の色合いに重要な場面においても歯医者さんでは様々なIT技術が使われています。阿部歯科では口腔内の患者さんの歯の色と色見本となるセラミックを並べて撮影し、その写真をデータとして専門の技工士さんに送り、色見本を目印として写真の色補正を行い患者さんの歯の色を再現できるようにしています。このように患者さんの歯の色、セラミックの色見本、画像のデータ処理、という事を組み合わせる事によってより自然な患者さんの歯の色の再現ができるようになりました。

他にも口の中の光学印象の実用化(過去の記事:歯科治療の際の型取りは今後変わっていく)など歯医者さんでも様々なIT技術が取り入られる事でかつてはできなかった様々な事ができるようになってきました。そして、今後も歯科へのロボット支援など様々な技術が発達していくと思われます。

清潔な空気.JPG

歯科治療において清潔さを保つという事は非常に大切な事ですが、池下にある歯医者の阿部歯科では患者さんから見える部分だけではなく見えない部分に関しても清潔へのこだわりに力を入れています(過去の記事:阿部歯科の院内感染対策)。そのこだわりのひとつに治療に使用される空気があります。

歯科治療で空気・風が重要な理由

歯科治療ではコンプレッサーで作り出す圧縮空気と治療の際に空気を吸い出すセントラルバキュームという機械が必要不可欠です。そしてその名前が示す通り両方とも空気を扱う機械であり、コンプレッサーは周りから空気を回収して治療室に送り出す、セントラルバキュームは治療室から吸い込んだ空気を外に吐き出すという役割を果たしています。そしてここで重要になるのがセントラルバキュームによって治療室から運ばれた空気がコンプレッサーに取り込まれてまた再び治療室に送り込まれてしまわないようにするという事です。

清潔な空気を患者さんの口の中で使うために

セントラルバキュームで治療中の口の中や治療室から吸い込んだ空気とコンプレッサーで治療室や患者さんの口の中に送り出す空気が混ざらないようにするという事は衛生面から考えて非常に重要な事だと阿部歯科では考えています。なぜならセントラルバキュームは治療中に患者さんの口の中から吸い込んだ空気を集めており、コンプレッサーは治療中にまた別の患者さんの口の中に送り込む空気を扱っているからです。そのためにはそれぞれの機械を設置する機械室を物理的に完全に分離する必要が出てきます。しかしながら名古屋市やその周辺のような人工密集地域や施設のテナント内では土地や空間の問題から治療室で吸い込んだ空気を集めるセントラルバキュームと治療室へと空気を送り出すコンプレッサーを設置する機械室を分ける事ができず、セントラルバキュームで吸い込んだ空気をフィルターを通して同じ空間でコンプレッサーに再利用する場合もあります。しかしながら阿部歯科では治療室側から吸い込んだ空気とコンプレッサーによって治療室へと送り出す空気は同一の空間で再利用されないようにしています。それぞれの機械が設置される場所を物理的に完全に分離する事で、治療室側から回収された空気が同一の空間でコンプレッサーに再び回収されないようにする事で患者さんの口の中で治療に使われる圧縮空気を清潔でクリーンな状態で使う事ができるのです。そのため、阿部歯科ではセントラルバキュームの設置される部屋とコンプレッサーの設置される部屋は物理的に隔絶されているだけにとどまらず、これらの2つの機械室は室内経由ではアクセスできず一度建物の外に出ないとアクセスできないように設計されているというように徹底的にお互いの空気が分離されて利用されるようにしています

患者さんから見えない場所にも力を抜いてはいけない

このセントラルバキュームとコンプレッサーの関係のように患者さんの目からは見えない部分にも歯科治療において大切な事がたくさんあります。都会の中の限られたスペースではセントラルバキュームとコンプレッサーを2つの機械室を用意してなおかつお互いの空気が混ざり合わないようにする事はスペース的に難しい事もあるため、空気のフィルターなどを利用して同一空間内でお互いの機械を設置する場合もありますが、阿部歯科では2部屋分の機械室のスペースを別々に確保してでも診療に使う圧縮空気をクリーンに保つ事が大切だと考えました。

このような患者さんが気がつかない事にも徹底して管理する事で患者さんが心の底から安心して通える阿部歯科を作る事ができると考えています。

 

学校歯科医.JPG

長く若水中学の学校歯科医として勤務していた阿部歯科の先代院長の父ですが、学校歯科医の定年退職に伴い名古屋市教育委員会より感謝状をいただきました。若水中学では祖父の阿部鉎弌 も長く歯科保健教育に貢献したという事で表彰をいただいておりました(過去の記事:学校歯科医)。学校で行われる集団歯科検診は誰しもが経験していると思いますが、結果を受け取る時にはみなさんもドキドキしたと思います(過去の記事:学校歯科検診で虫歯がないと診断されたら歯医者に行かなくてもいい?)。長く地域に貢献してきた祖父と父ですが、私たちも祖父や父と同様に千種区のみならず広く地域へ貢献したいという思いに変わりありません。

歯科医師として何ができるのか

歯科医師という職業であるかぎり、もちろん患者さんの虫歯や歯周病、その他の口腔疾患を治したり予防歯科に取り組む事はもちろんですが、他にも歯科医師としてやるべき事は多くあると感じています。例えば、患者さんの歯医者へのイメージを変えるという事があります。歯医者さんといえば多くの方が「何か嫌な事をされるところ」というイメージを持っているかもしれません。歯医者さんを嫌がるお子さんもしばしばいますがあのような歯医者でのお子さんの正直な反応が大人でも普通に感じる気持ちだと思っています。大人の場合は嫌な気持ちがあっても「我慢して」行く、となりますが、やはりそういうイメージを変える事が地域への貢献になるとも阿部歯科では考えています。「怖くない」「痛くない」、そんなイメージを歯医者さんに持ってもらえれば歯医者さんは嫌々行く場所ではなくなる事もできますし、それによって患者さんが口の中の健康を保つ事ができればより多くの日常の食べる喜びを得る事ができると考えています。

歯医者さんはなぜ従来のイメージを変える事ができなかったのか

多くの歯科医師ももちろん今までに患者さんにより健康になってもらいたいと思い貢献をしてきていたわけですが、それでも患者さんにとってはやはり足が遠のく場所というイメージがややできてしまっているように感じます。それを取り払うために「怖くない歯医者さん」「痛くない歯医者さん」というイメージを歯医者さんに持ってもらえるようになるように歯科医師が努力する事も当然必要なのですが、なぜなかなかそのイメージを持ってもらえるようにならないのかという事を私もしばしば考えます。私見ではありますがその根本的な原因は「歯科医師の視点」にあるのかなと思っています。つまり歯科医院という職場は歯医者自身にとっては慣れた場所ですし歯科治療も日常の事ではありますが、患者さんにとっては歯科医院は未知の場所ですし歯科治療も未知の行為である非日常であるという、この視点の違いを私たち歯科医師自身が正面から受け止めきれていないのではないかと感じています。

千種区を含めた広い地域への歯医者としての貢献

年度のはじめという事で先日、医療従事者の健康診断を受けてきました。その際には採血もしたのですが医療機関について待合室で待つ間にやはり緊張しました。医療機関を感じさせる床も待合室の雰囲気も患者さん側として来ると緊張を誘うものです。当然、採血の瞬間も「針が入る!」という緊張と共に過ごしました。これらの行為がまるごと逆転した行為がまさに歯科医院で行われているという事を再認識しました。患者さんがどのような気持ちで歯医者さんの入り口を訪れ治療を受けるのか、一言でいえば正に「非日常」です。阿部歯科ではその「非日常」が「良い非日常」になるように様々な取り組みをしています。患者さんに寄り添った説明や治療は当然ですが、患者さんの心理的な壁となってしまう歯科医院の雰囲気を取り除くために阿部歯科では歯科医院設計の段階から様々な取り組みをしていました(過去の記事:診療室から見える庭)。治療に関する取り組みも患者さんが歯科医院を見てどのように感じるのかも私たち歯科医師が患者さん視点となって感じる事が本当に大切だと思います。

患者さんが歯医者さんを訪れる非日常が良い非日常になる日が一日でも早く来るようにこれからも阿部歯科は様々な取り組みを続けていきたいと思います。

 

アメリカの歯科医療.JPG

今回は阿部歯科の副院長の体験談を元に、日本の歯医者さんとアメリカの歯医者さんは何か違うの?といった事に関してお話をしていこうと思います。国も違えば、歯科医療保健制度の違い(過去の記事:アメリカでの歯医者さん事情(保険って使えるの?))もありますが、他にも何か大きな違いはあるのでしょうか?

日本で歯科医師になるために

特に違うのは歯科医療を始められるようになるために、実際に歯医者さんになる過程です。日本では歯科医師になるためには高校を卒業後に歯学部に入り6年間の教育を受ける、もしくは編入をして途中から入学をして卒業する。そして歯科医師国家試験を受けて歯科医師免許を公布されて歯科医師となるわけです。

実際に治療をするために、今では臨床研修を1年以上行って歯科医師として働き始めるわけですね。

アメリカで歯医者さんになるために

では、一方のアメリカの制度はどうでしょうか?まずは高校を卒業します、その後に歯学部に入学して…というわけではなくて、まずは、例えば理学部の化学科であったり生物科であったりに行くことになります。高校を卒業して直接歯学部に行けるわけではないわけです。

歯学部は理学部などの大学を卒業した後に、全国の統一された学力審査の結果を元に入学する大学院の位置付けになっているわけです。しかしながら、歯科医師になる過程は修士号や博士号を取るのとは別なので修士号や博士号が得られるわけではありません。

そして、歯科医師になった!となったら今度はどの州で働くかを決めないといけません。何故かというと、アメリカは州ごとに自治権が与えられており(実際には州に自治権が与えられているというよりも、自治権を持ち強い権力を持つそれぞれの州の集合体が、アメリカ合衆国という国を形作っているのですが)、それぞれの州の試験を受けて合格しないといけないからです。つまり、例えニューヨーク州で歯科医師として働いていても、カリフォルニア州に引っ越して歯科医師として働くためにはまたその州で試験を受け直さないといけないわけです。

ただ、どうやらアメリカ人の中でも温暖で気持ちの良いフロリダ州やハワイ州は競争率が高いそうです。ハワイで働けるなんてまるでリゾート地で働いてるような気分になりそうです。

専門的な歯科治療を行うためにはさらに資格を取る必要がある

これで、歯科医師としてバリバリ働ける!と思うかもしれませんが、アメリカでは歯周病の治療や歯の神経の治療をするためには、その科に所属して研修を受けないといけないのです。身分は…学生です。授業を受けて、論文を読み、定期試験を受けるわけです。そう、もう一度学生として大学の授業をこなさないといけないわけですね。期間は大学や科によって違いますがおおよそ2から4年がおおいようです。つまり、例えば歯の神経専門で治療をやろうとするとどんなに早く行っても30歳くらいの年齢になります。

そして、その間はずっと学生です。大変時間も労力もかかる制度になっているわけです。そのために、アメリカでは専門的なコースに進むのはアメリカ市民というよりも、アメリカで歯科医師として働くために来た移民目的の外人がやや多いように感じました。確かに、大学を卒業して歯学部に入り、卒業後に今度は歯学部の専門コースに入り直し卒業後となると、それができる人はかなり限られてきてしまいます。

資格と一緒に修士号や博士号を取る人も

ただ、この専門コースの間に同時に研究をして修士号を取る歯科医師もいるようです。アメリカの場合は修士号を取るための研究をするのは労働の一環とみなされて研究室の教授から給料が出る場合もありますので、そういった理由もあるのかもしれませんね。ただ、給料が出るかどうかは研究室の教授が学生を形的には「雇用」した場合に限られます。優秀な学生にはお金を払ってでも研究してもらうというアメリカらしい制度です。修士号の他に博士号を取るためにはさらに長い時間と労力が必要となってきますので、全部取った頃には大学で学生としてかなりの時間を過ごした後、という事になります。考えると気が遠くなってしまいます。

日本で歯科医師免許を取得してからアメリカで専門医として働く人も

アメリカ市民だけではなく、アメリカは移民の国という事で各国から歯科医師の先生が渡米をしてその後アメリカに根を下ろすという事もしばしばあるようですが、アメリカ全土で治療をするためには、アメリカの歯科医師免許を取らないといけないので、大変な苦労だと思います。途中編入の制度もありますが、狭き門のようです。見ていると、移民の歯科医師の先生の多くは専門医コースを受けて特定の州で働くか(アメリカの歯科医師免許がなくても専門医を取得していれば特定の州のみでは働けるため)、大学に所属して大学内で歯科治療を行う(大学の教員となれば大学内でのみ歯科治療が許されます。ただ、州によっては大学内での治療できる期間に制限がある州もあります。)歯科医師の先生が多いのかなと感じます。

アメリカ市民ではない場合は、歯科医師の免許の問題の他に滞在するためのVISAの問題も出てくるために、どの道を選ぼうとも非常に苦労をされるようです。アメリカに移民目的で来た私の歯科医師の友達も、アメリカでの歯科治療の許可の問題と同じくらい滞在資格の心配をしていました。実際は、歯学部の教員になれば大学が永住権であるグリーンカード申請の手伝いをしてくれるため、なんとか歯学部で教員になれれば道筋もつきやすくなります。

一難去ってまた一難という非常に苦労の多いアメリカの制度だと感じました。

今回は千種区の歯医者の阿部歯科の副院長がアメリカで見てきた歯科制度の一部のお話をさせていただきましたが、こういった変わった歯科事情も色々とお話していこうと思います。

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