千種区の痛くない歯医者

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こちらはコラム記事になります。
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阿部歯科ができて80年が過ぎました

千種区の阿部歯科が歯医者として開院してから80年が過ぎました。

阿部歯科が開院したのは第二次世界大戦の前で名古屋の空襲の際に祖父と祖母がまだ赤ん坊だった父を抱いて空襲から逃げたという話を私にしてくれた事を覚えています。

その当時は何となく聞いていましたが戦後の復興を通して祖父が阿部歯科を続けていた事が今に繋がっているのだなと感慨深くも感じます。そして現在、千種区では阿部歯科が最も古くから続いている歯医者になっているのではないでしょうか。

記事の追記:2020年2月27日

祖父が歯科医師になった当時

祖父である先々代の阿部歯科院長の阿部鉎弌は明治生まれで千種区の池下で生まれ育ったのですが、昭和8年に日本最古の歯科大学の東京歯科医学専門学校(現在の東京歯科大学)を卒業して歯科医師になっています。

当時は東海地方に歯科大学はなく歯医者になるために東京の東京歯科医学専門学校に行く事にしたそうです。祖父が通っていた当時の校長は血脇守之助先生でした。野口英世の伝記を読んだ時に血脇先生が出てきたのを思い出しますが、祖父も当時その事を私に話してくれました。

戦後の阿部歯科

戦後になって空襲で焼けてしまった土地に阿部歯科の建物を新しく建てたのですが、昭和30年頃にもなれば街も大分復興し広小路通り前も大分賑やかになったようです。

当時の広小路通りには路面電車が走っていて池下駅には路面電車のターミナルがあったようで移動も現在のように便利だったのかなと想像します。当時から広小路通りは広い車幅だったものの歩道はまだ一部未舗装だったのがこの記事の一番上に貼った当時の阿部歯科から撮った写真から分かります。高い建物もまだまだなく今の様子とは大分様子も違いますが現在の歩道の街路樹に当時の面影があるように見えます。

 

父の先代院長も祖父と同じ歯科大学へ

父の阿部本晴も祖父の出身校である東京歯科大学に行ったのですが、父が歯学部に入った当時もまだ東海地方に歯科大学はなく、東海地方最初の歯学部である愛知学院大学歯学部ができたのは父が東京歯科大学に入学した翌年の事だったそうです。

父が東京歯科大学に入学した時はまだ昭和39年の新幹線開通前だったので東京に行くのも大変だったそうです。卒業後は愛知学院大学歯学部の口腔外科学第二講座(現在の顎顔面外科学講座)へと入局し医局の助教授を経て阿部歯科院長として祖父のあとを継ぎました。

阿部歯科リニューアルオープン2周年

開院してから80年が過ぎた阿部歯科も現院長の阿部丈洋が3代目院長として就任して阿部歯科リニューアルオープン2周年を迎えました。

混みあっている際はお約束も取りづらくなっているとは思いますができる限りたくさんの地域の皆様の口の健康をこれからも守っていければいいなと思っています。

 

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