歯医者さんの診療室の独特の匂いを減らす阿部歯科の取り組み
歯医者さんでは独特なにおいがしますが患者さんによっては歯医者さんのにおいが苦手な方も多くいると思います。
歯医者さんのあの独特のにおいは歯科材料や薬が主な原因となっているのですが、千種区の歯医者の阿部歯科では材料の工夫や風通しを良くする事で歯医者さん独特のにおいを減らす取り組みをしています。
記事の追記:2020年5月21日
歯医者さんのにおいがする!
歯医者さんに入った時に歯医者さんのにおいがすると思う患者さんも多くいると思いますが、歯医者さんだけに限らず医療機関では独特なにおいがしますよね。
歯医者さんのにおいも特徴的で私が子供の時は祖父や父親が治療をしている診療室に入ると歯医者さんのにおいを感じていました。
歯科医師として働いてからはにおいに慣れてしまい歯医者さん独特のにおいがすでに分からなくなってしまったのですが、ほぼ全ての歯医者さんも同じで慣れすぎて歯医者さん独特のにおいが分からなくなってしまっています。
ですが、患者さんにとっては普段あまり嗅ぐことのないにおいなので歯医者さんに入った途端独特のにおいを感じる事も多々あると思います。
歯医者さん独特のにおいの元
歯医者さん独特のにおいの元は歯科材料や薬剤が主なのですが特ににおいの元となる事が多いのが歯内治療に使うホルクムレゾールや入れ歯の修理に使う即時重合レジンと呼ばれる独特の材料からくるにおいです。
ホルムクレゾールはいかにも薬品のような香りがして即時重合レジンはプラスチックのようなにおいがします。
ホルムクレゾールはかつては歯内治療で消毒を目的によく使われていたのですが、今は使われる事は減っており阿部歯科でも現在は使用しておりません。
歯内治療にホルクムレゾールを使用している歯科医療機関もまだまだありますが非常ににおいも強く、歯医者さん独特のにおいを作っている薬剤のひとつです。
即時重合レジンは歯科治療に使うプラスチックの様な材料なのですが、液と粉を混ぜ合わせる事で重合反応を起こし固まります。即時重合レジンの液は揮発しやすくこの液が歯医者さん独特のプラスチックのようなにおいを作り出している理由の一つになります。
他にも歯医者さん独特の材料や薬剤がありますが比較的これらの歯科材料や薬剤がにおいの原因になる事が多いです。
(過去の記事:歯医者さんの診療室の独特なにおいの理由)
(過去の記事:最近の歯の神経の治療方法の進化)
阿部歯科の歯医者さん独特のにおいを減らす取り組み
歯医者さん独特のにおいを減らすために阿部歯科では様々な取り組みをしています。
ホルムクレゾールなどの歯科治療で使う事の減ったにおいの強い薬剤を置かないようにする事も取り組みの一つですが、他にも阿部歯科の院内全体の風通しがよくなるように窓を設置して待合室には空気清浄機を設置してにおいの粒子をフィルターで回収してクリーンな空気を供給すると共に新鮮な空気が通り抜けていける様に取り組んでいます。
他にも加湿器を各診療室に設置して湿度を保つ事でにおいの粒子を拡散させにくくしつつ加湿器にはわずかにアロマなどの香料を加えて患者さんにとって居心地がよくなるように努めています。
歯科医療機関で働いている歯医者さん自身はにおいに慣れすぎているため歯医者さん独特のにおいがほとんど分からなくなってしまっていますが、患者さん目線で考えれば歯医者さん独特のにおいは患者さんの緊張感を誘う可能性があるので歯医者さん自身が気になるかどうか以上に気を止める必要があると考えています。
阿部歯科では昼休憩中などに定期的に一番奥の診療室から受付側まで窓を開けて風を通して空気を入れ替えるという事を積極的に行っています。
歯医者さんでの居心地や歯科医院独特のにおいを減らすなどの取り組みでより患者さんが過ごしやすい阿部歯科ができればいいなと思っています。
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