千種区池下の歯医者 阿部歯科 副院長の阿部利晴によるブログで、アメリカの歯科医療についての事情等を載せています。

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当院副院長からのお知らせ、出来事のご紹介です。

2020年5月アーカイブ

抜歯理由.jpg

千種区の歯医者 阿部歯科 副院長です。本日は多くの患者さんが気にされる抜歯について、詳しく解説をします。

歯を維持するために日々歯をこまめにみがいたり、定期的に歯医者さんに通っている方も多くいると思いますが、時として処置の一環として抜歯をせざるをえない時もあります。

抜歯をする理由は様々ですが、日本における抜歯処置の年齢別や理由別の傾向というものが存在します。

阿部歯科 親知らずと抜歯 専門サイト」の特別ホームページも用意していますので合わせてご覧ください。

 

歯科治療時の抜歯は何歳で行われる事が多い?

単純な数でみると抜歯処置を受けている人数はおおよそ日本では55歳から64歳でピークを迎えます。

その前後の45歳から54歳、65歳から74歳にかけても抜歯処置を受ける人は数が多く、抜歯の処置を受けた人のおおよそ6割以上がこの45歳から74歳までの間に集中しています。


55歳から64歳にかけては抜歯処置を受けた人の4分の1が集中しており、そのため、45歳を超えた後は抜歯とならないように歯に注意深く気を配らないといけない事が分かります。
 

逆に75歳を超えてくると抜歯の処置を受ける人が極端に減りますが、これは高齢者の人口という理由の他に高齢者では積極的な観血処置を避ける事もしばしばあり、例え、抜歯の対象となる残根(歯の冠がなくなって根っこだけになってしまった状態)や歯が割れていてしまっていてもそのままの状態にしておくといった選択を患者さん本人が取る事が増えてくるためです。

抜歯を受ける数は若年者から年齢が上がると共に少しずつ増加していきますが、25歳から34歳付近で少し増える事があり、これはこの時期に親知らずが腫れたなのどの理由で親知らずの抜歯を希望する患者さんが増える事が理由だと考えられます。

逆にこの時期を過ぎると親知らずの抜歯を希望する患者さんは、やや減少する傾向にあるように感じます。

 

歯を抜く処置を受ける理由

抜歯処置を受けるには様々な理由がありますが、その中でも多い2つ理由が虫歯歯周病になります。

虫歯とそれに続く症状(例えば、虫歯で歯が割れてしまったなど)を理由に抜歯処置となる人は抜歯処置を受けた人全体のおおよそ52%から55%と過半数を占めています。

一方で歯周病を理由に抜歯処置を受けた人は全体のおおよそ38%から42%とこちらもかなりの数を占めています。

これらの、虫歯もしくは歯周病を理由に抜歯処置を受けた人は9割近くにのぼる事が分かります。

虫歯で歯がなくなってしまい、抜歯する事になる事は想像できるかもしれませんが、歯周病を理由に抜歯処置となってしまう患者さんもこれほど多いのです。

そのため、歯自体は虫歯もそれほどないのに歯周病で歯槽骨が溶けてなくなってしまい歯を支える事ができなくなって、その結果、抜歯せざるをえないという事がないように日頃から歯周病の処置へは気を配る事が大切となる事が分かります。

 

45歳以上では歯周病が最も多い抜歯理由となる

全体でみると抜歯処置を受ける理由は虫歯の方が歯周病よりも多くなりますが、45歳以上では虫歯よりも歯周病が抜歯となる理由として最大となります。

歯周病は20歳を超えれば誰でもなる可能性があり、知らないうちに歯周病がすすむ事で歯槽骨が減り、その結果歯を支える事ができなくなってしまうという事もしばしば

起きます。

特に45歳以上では歯周病で抜歯となってしまう理由が虫歯でなってしまう理由を超えるため、実際に抜歯の処置を受ける45歳の手前の30代からあらかじめ注意する必要があります。

逆に未成年の若年者では、抜歯を受ける理由が矯正治療のための抜歯が多くを占めており、歯周病はもちろん虫歯を原因とする抜歯も少ない事が分かります。

15歳から34歳にかけては、親知らずが腫れたなどの理由で親知らずを抜歯する事が一時的に増える時期がありますが、年齢によって抜歯の理由がガラリと変わるのが分かります。

(関連記事:どうして歯周病になるのか

 

親知らずの抜歯をする理由

親知らずは上顎と下顎の両方に生える可能性がありますが、親知らずを抜歯する理由は日本国内では虫歯や親知らずが腫れたといった理由が大部分を占めます。

親知らずの虫歯を理由に抜歯を受ける割合は上顎の親知らずで過半数を超えている一方、下顎の親知らずでは親知らずが腫れたなど虫歯以外の理由で抜歯を受ける人が多くなります。

事実、親知らずは下顎の方が腫れる傾向が多いため、このような差が出るのだと思われます。

 

千種区の歯医者 阿部歯科は抜歯相談にも応じます

「この親知らず、早めに抜いた方がいいのでしょうか?」「抜きたい気持ちもあるけれど、無理に抜かなくてもいいのか悩みます…」といったご相談をよく患者様からいただきます。そのため阿部歯科では、親知らずの悩みや抜歯相談などを随時受け付けていますのでお気兼ねなくご相談ください。

抜歯はそれぞれの患者様の歯の状態、口腔内状態によって判断が異なります。レントゲンを撮影し、より具体的なデータに基づき抜歯すべきか否か等を適正に判断いたします。食事の時などに親知らずが原因で歯が痛い場合にやっぱり抜いた方がいいのかな…と悩みことも多いのではないでしょうか。

親知らずは必ずしもすぐに抜いた方が良いわけではありませんが、歯科医師による早めの判断が大切です。もしも今後抜く可能性がある場合、マイナスな影響が無いよう、早めに抜いた方が良い症例も勿論あります。お一人で悩まずまずは頼れる歯医者さんへ相談しましょう。

 

参考文献:

1) Reasons for extraction of permanent teeth in Japan. Morita M., et al. Community Dent. Oral Epidemiol. 1994.

2) Reasons for permanent tooth extractions in Japan. Aida J., et al. J. Epidemiol. 2006.

 

阿部歯科の乗り入れ口.jpg

 

千種区の優しい歯医者さん 阿部歯科がリニューアルから2年経ちました。


千種区で阿部歯科がリニューアルオープンしてから、2020年の5月でなんと2周年になります!

当初と比べて入口の様子が少し変わり、車道から駐車場への乗り入れ口が広くなり道からの見通しもよくなりました。

阿部歯科では歯医者さんに通いやすいという事を大切にしてきているので外から見た時にもこれでさらに歯医者さんに通う際に感じる圧迫感が減ったと思います。


以前は駐車場の西側に植栽があったのですが車からの乗り降りがしやすいように植栽を裏庭に移動させました。
このようにリニューアルオープン後も、より患者様が快適にお越しいただけますよう検討、改良を続けています。

最近では近隣の千種区内だけでなく、遠方よりお車や電車でお越しになってくださる患者様も多く、本当に感謝しおります。
これからも多くの患者様に頼れる歯科医院として、ご支持いただけますよう努めてまいります。
 

現在、感染予防に院内の風通しを良くしています

院内の風通し.JPG

医院の設定段階から歯医者さん独特の重い雰囲気をなくそうと窓や植物の配置という点にも気を付けながら設計をしてきました。

歯医者さんというと独特のにおいもあるため、そういった「歯医者さん独特のにおい」を取り除く工夫もしてあり院内全体の風通しの良さという点にも注意を払っています。

院内の入り口から奥まで風を吹き抜けのように通すことができるように窓を多く配置してあり、診療ユニットの横にも中庭や裏庭に対して窓を開けられるように設置してあります。
 

窓を開ける事で風が院内全体を通り抜けて空気の入れ替えができる事で、歯医者さん独特のにおいを減らしたり空気の入れ替えを簡単に行えるようにしてあります。

歯医者を含めた医療機関といえば、どうしても空気が滞るような構造になっていたり、診療室の窓が少なかったりと空気の問題だけでなく気分的にもやや圧迫感がある事がしばしばあるので、阿部歯科ではそういった圧迫感が可能な限りなくなるようにしたいと考えた結果、開け閉めできる窓を多くして庭に面して見えるように歯科医院の設計がしてあります。

窓を多く配置する事で空気の入れ替えが簡単に行えて風通しがよくできるという利点もあり、新鮮な空気をいつでも取り入れる事ができています。
 

院内の風通りの良さの重要性と実データ

換気の様子.jpg

歯医者の独特のにおいの他に、治療を行っているスペースの空気が滞っているとやはり気分的には圧迫感を感じてしまうと思います。
 

街中といった壁に囲まれたスペースではどうしても窓が少なく風通しが悪くなる傾向があり、空気清浄機といった装置を使って対応している歯医者さんも多くありますが、やはり可能であれば自然の空気を入れ替える事で院内に新鮮な空気を取り入れる事ができればいいと感じます。
 

当院でも空気清浄機は設置していますが、それに加えて院内に多く設置したたくさんの大きな窓のおかげで新鮮な空気をすぐに取り入れて空気が滞る事がないようにできています。

入口付近や診療室の途中から裏庭のある一番奥の診療室まで窓を開けると奇麗に空気が通り抜けて院内の雰囲気も軽くなるのが感じられます。


診療室の一番奥に裏庭を設置して見えるようにしてありますが、窓を開け閉めできるようにする事で歯科医院の建物内全体を新鮮な空気が通り抜ける事ができています。

駐車場に植えてあった植栽も今は裏庭でみる事ができると共に中庭でも様々な植物の四季の様子が楽しめるようにしてあります。
 

そして、今回サーモグラフィで、診療室内の風通しを温度で測定してみました。すると、やはり空気がうまく通り抜けている事が確認できました。
上の画像データを見てみると一目瞭然ですね。

 

今後も千種区の地で「地域に根付いた質の高い歯科医療」を

猛威をふるっている新型コロナウイルスについて、まだまだ感染が拡大することのないよう、十分注意する必要があります。空気の流れの確保/換気は勿論、滅菌・除菌の面でも、できる対策はこれからも積極的に行ってまいります。多くの患者様が安心してお越しいただける、院内環境の整備へより注力していきます。

地域に根付いた信頼できる歯科治療」をご提供していくため、今後も歯科治療技術の向上はもちろん衛生環境、ホスピタリティ面もできる改善は積極的に行い、より良い歯科医院作りを行ってまいります!
 

(関連記事:歯医者さんの診療室の独特の匂いを減らす阿部歯科の取り組み

 

便宜抜髄.jpg

歯の治療をして形を修復する際に歯の冠をまるごと被せる補綴処置をする事があります。

歯の神経を抜いた後やブリッジの支えとなる支台歯などに行われる処置ですが、ブリッジの支台歯に冠を被せる場合に歯の神経を残したまま形成をして被せる事があります。一方で便宜抜髄と呼ばれる方法で歯の神経を抜いてから形成をする事もあります。

便宜抜髄と呼ばれる方法であらかじめ痛みが出ないように歯の神経を抜いて(抜髄)してから形成をする場合と歯の神経を抜かずに形成をする場合と何が違うのでしょうか?

歯の神経を抜かずに(便宜抜髄をせずに)治療する事で起こる事

歯の周りをグルリと一周するように削ってクラウンを被せる処置をする場合、歯の神経を抜いて治療する場合と抜かないで治療する場合があります。

歯をグルリと一周して削る際に歯が生きていると歯に強い痛みを感じる可能性が残ります。

この際に、被せ物を被せて痛みが消える場合はいいのですが、被せた後も痛みを引きずってしまう事もあります。このような処置上での痛みの発生と予後のリスクを抑えるという意味であらかじめ神経を処理する便宜抜髄という治療がされる事があります。

削る量にもよりますが神経が生きたままだとクラウンを被せるために歯を削る量も制限されるため、その結果、被せ物は薄くなり被せ物が取れやすくなったり壊れやすくなったりといった問題に繋がっていく可能性もあります。

良かれと思って神経を残してクラウン形成をした後に眠れないほどの激しい痛みが出てきたといった事態が起きる事もあるため、神経を残して形成するのか、神経を処理して形成するのかは注意して決定する事が大切となります。

(関連記事:歯の神経を取る時って痛いの?

歯の神経を残した後は大丈夫?

歯の神経を抜かずにクラウン形成をした場合に痛みが出る事なく治療を終える事もあります。

しかしその場では痛みは出なくても、長期経過で見た場合に治療をした際の歯髄へのダメージが後々に歯髄壊死と感染を起こして痛みが出る事で歯の神経の治療をせざるを得なくなったといったケースはめずらしくありません。

では、実際に歯の神経を残してクラウン形成をした場合にはその後に歯髄壊死が起きるリスクがどれくらいあるのでしょうか。

歯の神経には神経の他に血管組織や結合組織といった組織が含まれており、歯をクラウン形成した際のダメージで虚血状態などになりその後回復せずに歯髄がそのまま死んでしまう歯髄壊死へと移行する事があります。

歯髄壊死では強い炎症が起きなければ痛みは引き起こされませんが、壊死した状態では血流はすでになくなっており免疫細胞が壊死した歯髄に到達する事もありません。

その結果何らかのきっかけで壊死した歯髄に感染が起きるとその部位が感染巣となり炎症を引き起こして痛みへと変わっていく事となります。

クラウン形成の際に歯の神経を抜かずに治療を行うと治療中に痛みが出なくても、10年以内におおよそ15%が、15年以内の経過でおおよそ20%が歯髄壊死に陥ると言われています。

この数字は健康な歯が自然と歯髄壊死に陥る可能性のおおよそ20倍以上にもなります。

この数値は決して低いものではなく、歯髄壊死は結果的に治療が完了した歯の必然的な再治療の必要性を意味する事となります。

そのため、クラウン形成をする際には形成量、その後のリスク、治療上の必要性といった様々な要素を考えた上で歯の神経を抜くのか抜かないのかを決定する事が大切になります。

歯の神経を抜くと歯はもろくなる?

歯の神経を抜くと歯がもろくなるといったイメージを持たれるかもしれません。

実際の報告を確認すると歯の神経を抜くと歯がもろくなるという報告から変わらないといった報告まで両方が存在しています。

実際の臨床現場では経験的に歯の神経が抜いてある歯がもろくなっているといった印象を受ける事になりますが、歯の神経が抜いてある歯はすでに虫歯などで歯の構造自体が大きなダメージを受けているという点が重要となります。

つまり、単純に歯の神経があるなしでもろくなっているといった印象を受けているのではなく、それに加えて歯の構造に大きなダメージを受けていないか受けているかの要素も含まれている事となります。

かつては歯の神経があるかないかが歯のもろさに影響しているのではないかと考えられていましたが、最近ではその考えは変わっています。

歯がもろくなるかどうかといった要素は最近では歯の構造の喪失自体にその原因があると言われています。

つまり、歯の神経のあるなしではなく歯の構造が虫歯などで失われている事そのものが歯のもろさを引き起こす原因になるという考え方です。

歯は嚙み合わせた時に歯の中心から外側に押し出すようなクサビを打ち込むような力がかかる部位があるためその外側にかかる力によって歯が割れたりするといった考え方です。

この力に歯が耐えうるためには歯の周囲の硬組織が十分保存されており構造的に保たれている事、具体的に言えば辺縁隆線を含めた周囲の組織が十分に残されている事が関連します。

一方で虫歯で歯の構造が失われていたり被せ物のクラウン形成をする場合はどうでしょうか?

歯の中心から外側に向かう力に耐えるための十分な構造を有していない場合は外側から内側に押さえつけるための構造を確保する必要があります。

帯環効果(フェルール効果)と呼ばれるもので歯の周囲70%を歯肉から厚み1mm以上、高さ2mm以上で保存し、その外側から被せ物を被せる事で中心から外側に向かう力を抑えるという効果です。

このフェルールがあるかないかで治療成績は大きく変わるためこのフェルールを確保できるかどうかでも歯のもろさといった状態に大きな影響がおよぼされます。

そのため、ただ単に歯の神経を抜くか抜かないかが歯のもろさにつながっているのではなく、歯の構造の状態自体にその原因があると現在では考えられるように変わってきているのです。

(関連記事:専門の歯科医が解説:歯の構造について

 

千種区の阿部歯科では歯医者さんとしての経験だけではなく様々な科学的根拠を基にして治療を行っていくために、新しい歯科治療の方法やその妥当性を知る事でより良い治療ができるように努めています。

参考文献:

1) Crowns and extra-coronal restorations: endodontic considerations: the pulp, the root-treated tooth and the crown. Whitworth J. M., et al. Br. Dent. J. 2002.

2) Fate of vital pulps beneath a metal-ceramic crown or a bridge retainer. Cheung G. S., et al. Int. Endod. J. 2005.

3) Restoration of the root canal treated tooth. Eliyas S., et la. Br. Dent. J. 2015.

CPP-ACP.jpg

CPP-ACP(カゼインホスホペプチド-非結晶リン酸カルシウム複合体)という名前を聞いた事があるでしょうか?

予防歯科を考える時にフッ素(フッ化ナトリウム)と並んで注目される物質の一つですが、まだまだフッ素ほど知名度はないもののその特性を知った上でフッ素と併用する事で虫歯予防に非常に有用になるのではと考えられています。

CPP-ACPとは

虫歯に対する抵抗性を持たせると共にエナメル質の再石灰化の機能も持っている可能性のある物質です。

元々乳製品由来の物質でWHOからリンタンパク質の一種であるカゼインを含むチーズが虫歯予防に効果がある食べ物として可能性を示されているように、CPP-ACPは乳製品にも含まれるカゼインホスホペプチドがリン酸カルシウムを安定化させる事で虫歯予防に効果があると考えられています。

CPP-ACPの虫歯予防に対する効果はよく研究されており、CPP-ACPを使う事で酸に対する抵抗性もあがり、その効果は塗布後3時間たっても発揮するという報告もあります。

このような、使用後に長時間効果を発揮するというのも非常に有用な点だと考えられます。

エナメル質、象牙質に対する効果は?

歯の表面が酸性になった時に歯が溶ける脱灰に対しての抵抗性は電子顕微鏡レベルでも確かめられており、CPP-ACPの存在下では歯が溶けにくくなっている事も確認できます。

その際に、CPP-ACPの存在下で脱灰により溶け出した歯のカルシウムイオンとリン酸イオンに対して緩衝する事で歯の脱灰を防ぎ、再石灰化を促進しているのではないとか考えられています。

さらにCPP-ACPはフッ素と併用する事でより効果が出るとされていますが、スポーツドリンクに含む事でも味を損なう事なく虫歯予防に効果を発揮するとも言われています。

CPP-ACPは第二のフッ素になるか?

このようにフッ素とは別の作用により虫歯の予防歯科に寄与する事ができると考えられているCPP-ACPですが、元々は乳製品からその効果が発見されてきたというのは興味深い点です。

フッ素と併用する事でさらに効果を発揮すると考えられているため、CPP-ACP単独というよりも両方同時に使用するというように使われていくようになるかもしれません。

CPP-ACPはチューイングガムやマウスウォッシュに入れたりと様々な可能性があるため、今後その使用範囲が広がっていけばいいなと思います。

フッ素の他にもキシリトールやCPP-ACPなど様々な予防歯科に効果的なものがあるため、それらの特性を知って効果的に使っていくとより歯の状態を健康で長持ちする事ができるようになると思います。

今池からすぐの歯医者の阿部歯科では予防歯科に力を入れているので虫歯や歯周病を予防するうえでの様々な情報もお伝えしています。

(関連記事:虫歯になりにくい食べ物は?

 

参考文献

1) Effect of CPP-ACP paste on tooth mineralization: an FE-SEM study. Oshiro M., et al. J. Oral Sci. 2007.

2) Analysis of dentin/enamel remineralization by a CPP-ACP paste: AFM and SEM study. Poggio C., et al. Scanning. 2013.

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