千種区池下の歯医者 阿部歯科 副院長の阿部利晴によるブログで、アメリカの歯科医療についての事情等を載せています。

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当院副院長からのお知らせ、出来事のご紹介です。

【歯科系】虫歯や歯周病になる要因は大人と子供で異なる場合も

千種区にて地域に根差した歯科治療を行っております、阿部歯科副院長です。専門の歯科医の視点で、患者様に役立つ情報をお届けします。


虫歯や歯周病になる理由は、かつては特定の口腔内細菌のみが関連していると言われていました。

当院では歯科治療の面からのみでなく、予防歯科にも力をいれているため、どのようにして虫歯や歯周病を予防していくのが効果的か?について強い関心を持っています。


 

通常は悪性度の低い口腔内細菌が主の細菌集団から、細菌分布のバランスが崩れて悪性度の高い口腔内細菌を主とする悪性細菌集団へ変わることで、虫歯・歯周病へ罹患するのが分かってきました。

悪性度の低い正常な細菌集団の状態をSymbiosisと言い、悪性度の高い細菌集団の状態になる事をDysbiosisと言います。

そして、Symbiosis からDysbiosisの状態へと変化する事をMicrobial Shift(マイクロバイアルシフト)と言いますが、このようなプラーク(バイオフィルム内)の状態変化が虫歯や歯周病の原因になるといった考え方がここ数年で知られるようになりました。


このマイクロバイアルシフトが起きる要因にはいくつかありますが、大人と子供ではその要因が異なっているという内容が分かっています。

記事の更新日:2020年10月15日18:00

 

大人と子供の口腔内細菌.jpg

 

大人の口腔内細菌悪化は生活習慣関連で起きる

大人の口腔内細菌は、口腔内衛生環境に対する習慣から大きな影響を受けます。

つまり、日頃の歯磨きやフロスの使用頻度、歯科医院での定期健診といった口腔内衛生環境に関する習慣が強く口腔内細菌へ影響を及ぼすと言われているのです。

 

らせん状ので運動性があり歯周病を増悪する細菌のTreponema denticolaの属する「Treponema属」に関しても、大人の場合、歯科医院の定期受診と自宅での清掃頻度が少ない人ほど増えると言われています。
 

糖質摂取によって虫歯を起こす細菌が増え、プラークがDysbiosisの状態へ変化することで虫歯になるのが知られているように、大人に関しては「どのような生活の形態をしているか?」が虫歯・歯周病を引き起こす要因の一つとなっているのです。

 

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子供の口腔内細菌は家族からの影響が大きい

子供の場合も糖質を取ることで虫歯になるのは同じですが、口の中の細菌状況が家族から大きく影響を受けているといった内容が最新の報告から分かっています。

子供の口腔内細菌は、その家族の口腔内細菌の環境と似かよる傾向があるのが分かっており、幼少期は母親からの影響を強く受け、その後、大人になっていくまで家族から影響を受けるとされています。

これが意味するのは、子供の場合も口腔内の清掃・食生活習慣の影響を気にしないといけない一方で、子供の口腔内環境、つまり、その家族全体の口腔内の細菌状態も気を付けないといけない事になります。
 

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子供が家族から影響を受ける口腔内細菌の状態は、子供が独立しても数年はその影響を受け、その後はパートナーから影響を受けるようになっていくと言われています。

子供の口腔内細菌の状態は遺伝よりも、生活している環境とその家族から強く影響を受けるのです。

(関連記事:歯周病は誰からうつる?

 

健康な口の細菌状態は実は皆似ている

口腔内細菌が悪性度の高い状態になっている場合、その細菌分布によって虫歯・歯周病といった様々な疾患を引き起こしていきますが、正常な状態は細菌種類の個人差は小さくなると言われています。
 

中でも、Streptococcus属、Haemophilus属、Veillonella属、Rothia属、Neisseria属といった細菌は多くの人々で見られます。
 

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このような細菌は口腔内細菌分布の多くを占め、Core oral microbiomeと呼ばれる場合もあります。

口腔内細菌分布の多くを占める細菌は特定地域にとどまらず、世界的に見ても正常な口腔内細菌の状態は似通っていると分かっています。
 

こういった正常な口腔内状態でコアとなる細菌集団と、悪性度の高い細菌集団へ変化した時の分布を知ることで、今後どのようにより確実にマイクロバイアルシフトを防いでいくか?の研究が進んでいきます。

参考文献: Patterns of Oral Microbiota Diversity in Adults and Children: A Crowdsourced Population Study. Burcham Z. M., et al. Sci. Rep. 2020

 

千種区の阿部歯科では位相差顕微鏡で細菌状態を確認

今回ご紹介をした記事を読むと、ご自身のお口の細菌状態が気になるのではないでしょうか。
阿部歯科では、位相差顕微鏡といった専門機器を使い、お口の中の細菌情報を把握することができます。
 

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特に最近、歯科治療を行うことが増えている歯周病は、まず原因菌を調べることから始まります。
位相差顕微鏡によって、特定の原因を突き止めることで、より効果的な歯科治療を進めることが可能となります。


お口の細菌状態、虫歯、歯周病が気になる方はお気軽に千種区の阿部歯科へご相談ください。

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【記事の執筆者】
阿部歯科副院長:阿部利晴(あべ としはる)

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患者様の心に寄り添う歯科治療を行う」をモットーに日々、より良い歯科治療の提供に努めています。常に新たな治療技術そして知識を取り入れ、患者様により快適に、より安心して治療を受けていただけますよう、様々な取り組みを行っております。

歯やお口のことなら、何でもお気軽にお尋ねください。お一人一人の患者様のお役に立てるのが私の喜びです。
 

≪副院長 これまでの主な経歴について≫

1980年:名古屋市千種区生まれ歯科医師の祖父と父親を持ち地元で育つ

2005年:愛知学院大学歯学部 卒業
2005年:豊川市民病院 歯科口腔外科 臨床研修医
2006年:愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座入局
2010年:愛知学院大学大学院 歯学研究科修了 総代
2010年:愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座 非常勤助教
2010年:名古屋大学医学部附属病院 麻酔科 医員
2011年:アメリカ ペンシルベニア大学歯学部 勤務
2014年:アメリカ ペンシルベニア大学歯学部 講師
2014年:アメリカ 国立衛生研究所 国立歯科・頭蓋顔面研究所 非常勤連邦職員
2015年:阿部歯科 副院長
 

≪副院長 任命状について≫

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