千種区池下の歯医者 阿部歯科 副院長の阿部利晴によるブログで、アメリカの歯科医療についての事情等を載せています。

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予防歯科の最近のブログ記事

歯周病の感染.jpg

ミュータンス菌を代表する虫歯菌は親から経口で感染する可能性があるという話はしばしば耳にする事があるかもしれませんが(関連記事:「ミュータンス菌が虫歯の原因に」というのは10年前の話)、では日本人の70-80%もの成人が罹患していると言われる歯周病菌は誰から感染するかという事をご存知でしょうか?歯周病は20歳を過ぎれば誰でもなる可能性がありますが、ここ10年以内の歯周病の研究で歯周病の原因となる歯周病菌の考え方も大きく変化が起きてきています(関連記事:口の中の口腔内細菌は普段はどうして体に害がないのか)。それでもどこからか歯周病菌が感染するという元々の原因がある事には変わりがありません。池下の歯医者の阿部歯科では予防歯科に力を入れているため歯周病予防のお話として今回は、子供の時には歯周病にならなかったのに大人になってから歯周病になるその細菌の感染のもとについてお話しようと思います。

どうして子供は歯周病にならないのか

大人は歯周病になるのにほとんどの子供は歯周病にならないのはなぜかと疑問に思うのではないでしょうか。歯周病を引き起こす高病原性へとシフトした細菌は空気を嫌う嫌気性細菌という種類になるのですが、この細菌は空気があまり届かない歯周ポケットの奥底に住み着きます。大人では歯周ポケットの奥底の空気が届きにくい嫌気性環境の場所に歯周病を引き起こす細菌群が高病原性の細菌叢を作り上げて歯周病を引き起こします(関連記事:歯周病に関わる免疫細胞)一方で子供はどうでしょうか?

子供の場合は乳歯から永久歯への生え変わり、顎の発育による歯の移動や萌出によって歯の嚙み合わせや位置はたえず大きく変わり続けます(関連記事:なぜ歯は乳歯から永久歯に生え変わる必要があるのか)。この歯が動き続けるという状態はいわば歯肉という地盤が常に動き続ける地殻変動のような状態になっているので歯と歯肉の間にある歯肉溝に嫌気性細菌が住み着こうとしてもたえず起き続ける地殻変動で嫌気環境をうまく維持しつづける事が出来ずに歯周病を引き起こす嫌気性の高病原性の細菌群が住み着く事ができなくなっているのです。この歯肉溝が動きのない安定した環境なのか、地殻変動のようにたえず大きく動き続ける環境なのかによって空気の少ない嫌気環境を保てるかどうかが変わり、その結果大人と子供で歯周病になるかどうかの違いが生まれてくるのです。

歯周病の原因となる細菌は誰からうつったのか?

子供の頃は歯周病の原因となる細菌がうまく住み着く事ができないのですが、20歳にもなれば歯の動きは落ち着き歯周病を引き起こす細菌群が住み着けてしまうおちついた環境ができあがるのですが、それでは子供の時には感染していなかった歯周病を引き起こす細菌群はどこからやってきたのでしょうか?

感染には母親から子供へと感染する垂直感染とその他の要因で感染が成立する水平感染がありますが、歯周病を引き起こす細菌群は水平感染によって感染すると言われています。そして歯周病を引き起こす細菌群の中でも特に有名なポロフィロモナス・ジンジバリス(関連記事:歯周病に関連する細菌)という細菌に関して注目すると30%から75%もの割合でパートナーもしくは配偶者間で感染が成立していると言われています。つまり、虫歯菌は親子間で、歯周病菌はパートナーもしくは配偶者間で感染していると言われているのです。

歯周病罹患は自分だけでは対策できない

歯周病はパートナーもしくは配偶者間による水平感染が大きな原因のひとつというやや衝撃的な事柄を考えると歯周病に感染しないためには自分だけが対策しても難しい事が分かります。この事実が日本の70%から80%もの成人が歯周病に感染しているという事実を作り出しているのです。そのため、自分だけではなく身近にいる人にも歯周病に気を付けて定期的に歯医者さんで口腔内の衛生環境を保ってもらうという事が自分の口腔内の衛生環境を保つ事に役立つ可能性が高いのです。

参考文献:Transmission of periodontal bacteria and models of infection. A. J. Van Winkelhoff, K. Boutaga. J. Clin. Periodontol. 2005.

 

高病原性化.jpg

みなさんは虫歯と聞いてどこかで「ミュータンス菌が虫歯の原因に」という言葉を聞いたなと思い出さないでしょうか?しかし、ここ10年で「ミュータンス菌が虫歯の原因に」という考え方に変化が起きている事をご存知でしょうか?

虫歯の原因になる菌は現在これだけ分かっている

かつては虫歯の原因と言えば口をそろえてミュータンス菌と言っていましたが、現在では虫歯の原因となる菌は分かっているだけでもStreptococcus mutans(ミュータンス菌)、Lactobacillus(ラクトバシラス属)、Bifidobacterium(ビフィドバクテリウム属)、Actinomyces(アクチノマイセス属)、Veillonella(ベイロネラ属)、Scardovia wiggsiaeと非常に多くの菌がおり、これらの菌は糖やデンプンを栄養として酸を産生して歯を脱灰する(虫歯にする)事が分かっています。これらの菌は歯の表面についたバイオフィルム(プラーク)の中に生息して歯を溶かして虫歯を作りだします。

なぜ虫歯になるのか

かつては特定の細菌のみをターゲットとして、その細菌がいるかいないかで虫歯になるかどうかを研究していましたが、現在では特定の細菌のみでなく細菌の集団、細菌叢の状態によりう蝕(虫歯)が発生すると考えられています。つまり、個々の細菌が存在するかどうかではなく、口腔内の細菌叢の状態(病原性)により疾患が発生すると考えられるようになりました。常に口の中にいる常在菌が低病原性の時は疾患(う蝕)が発生しないものの、口腔内清掃状態が悪化してひとたび細菌叢が乱れると細菌の集団が高病原性へと変わりう蝕を引き起こすというように認識が変わったのです。

この細菌叢の乱れ、つまり高病原性への変化はありとあらゆる細菌の関係性が関連しており、高病原性へと変化したバイオフィルム内での菌叢内では細菌の代謝産物同士がお互いの栄養源となりさらに菌が活発になるという悪循環を引き起こしていきます。そのため、今現在のう蝕予防(虫歯予防)はミュータンス菌単独ではなく様々な酸産生菌の活動を活性化させないようにするという考え方に変わってきているのです(関連記事:どうして虫歯菌はなくならないのか)。このような細菌叢の乱れや細菌全体での病原性の変化という考え方は予防歯科という言葉が普及してきて急速に研究がすすみだしました(関連記事:治療後の虫歯予防と歯周病予防)。そして今や予防歯科を含めた虫歯の研究ではミュータンス菌のような単独の細菌だけではなく様々な酸産生細菌とその活動性の変化、細菌同士の関係性というところへと広がっています。

千種区の歯医者の阿部歯科ではこのような細菌叢の高病原性への変化を確認するための顕微鏡検査や高病原性へと変化してしまった細菌叢の活動を抑えるための処置などの予防歯科に力を入れています(関連記事:阿部歯科では健康保険内、別途費用なしで特別な歯周病検査・処置を行っています)。

 

 

 

バクテリオファージ.jpg

以前は特定の細菌のみによって起きると考えられていた歯周病ですが、近年では通常では口腔内で悪さをしない自己と共生する共生細菌が体の免疫機能とバランスを取り安定した状態からdysbiosisと呼ばれる口腔内細菌集団が高病原性へと変化するMicrobial shift(マイクロバイアルシフト)を起こす事で歯周病が発症するという事が判明してきました。このような細菌集団の状態の変化(細菌叢の変化)によって免疫機能が過剰に反応してその結果強い炎症やそれに伴う破骨細胞による歯槽骨の吸収が起きるのですが、逆になぜ共生細菌と呼ばれる安定した低病原性の細菌集団はうまく体の免疫機能とバランスを取れているのかという疑問が残ります(過去の記事:歯周病に関わる免疫細胞)。

共生細菌は免疫寛容を受けているのか?

免疫寛容とは特定の対象への免疫機能の低下もしくは抑制を表します。この状態は免疫細胞によって対象が攻撃される免疫反応とは逆の状態で、人の細胞が自身の免疫細胞によって攻撃されないのもこの免疫寛容が働いているためです(過去の記事:免疫寛容と免疫応答)。自分の細胞は主要組織適合遺伝子複合体(MHC)による働きで自己の免疫細胞からの攻撃を免れているのですが、口腔内の共生細菌はどうでしょうか?口腔内の共生細菌は自分の細胞ではないため当然MHCは持たないですし、細菌の細胞表面に対するタンパク質を抗原として免疫反応が日々起きてもおかしくはないのですが、実際には口腔内の共生細菌は体の免疫機構とうまくバランスを取っており免疫寛容を受けているようにも見えます。

一部の細菌は特定のバクテリオファージにより免疫寛容を受ける可能性がある

バクテリオファージという言葉は聞きなれないかもしれませんが、細菌(真正細菌)に感染するウイルスを総称してバクテリオファージ、もしくは単にファージと呼びます。ウイルスといえば私たちの体の細胞である真核細胞に感染するものというイメージがあるかもしれませんが、核膜を持たない原核細胞である細菌に感染をするウイルスも存在します。細菌に感染するファージは細菌自身を溶菌したり逆に新たな病原性の能力を細菌に与える事があります。今までは細菌に対するこのような作用が知られていましたが、新たに特定のファージに感染した細菌が人の免疫機構に対する免疫寛容を獲得する可能性がサイエンス誌より報告されました(Bacteriophage trigger antiviral immunity and prevent clearance of bacterial infection. J. M. Sweere et al., Science. 2019.)。この報告では免疫細胞による細菌の貪食(ファゴサイトーシス)をファージの存在によって抑えると説明しています。免疫細胞による貪食は重要な免疫機構の一つで好中球やマクロファージによる貪食によって細菌を食べて溶かしたり、その後の抗原提示が行われる重要な免疫機構のプロセスです。歯周病の患者さんでも口腔内細菌が高病原性にシフトして炎症が強くなっている時には好中球による細菌の貪食が顕微鏡で見られる事がしばしばあります。

この免疫機構のプロセスの一つである貪食が口腔内共生細菌の免疫寛容の獲得の理由の一部を説明できる可能性が出てきました。貪食は非常に初期の免疫機構プロセスなのでこの段階の免疫寛容を口腔内の共生細菌が獲得しているとしたら強い炎症が起きずに体の免疫機構とうまくバランスを取れている理由を説明できるかもしれません。共生細菌が共生の文字の通り宿主である人の細胞とうまく付き合っている理由はまだまだ未解明な点が多くありますが、口腔内の共生細菌が歯周病を起こさずに健全な状態を保つ理由を解明できるようになれば高病原性化した細菌によって起きた歯周病による過剰な免疫反応をコントロールできるようになる日も来るかもしれません。そのため、予防歯科に力を入れている千種区の歯医者の阿部歯科では今後ものこの分野の発展に目が離せません。

 

口腔内清掃.jpg

歯にはデンタルプラーク(歯垢)やバイオフィルムと呼ばれる口腔内細菌と細菌の出した細胞外物質などが混ざった汚れの塊が歯の表面や虫歯の溝の中に強固に付いています。歯の形は非常に複雑な場所では歯ブラシなどでは届きにくかったり歯の溝の中には歯ブラシが入っていく事はできません。さらに口の中の細菌が歯の表面に作ったバイオフィルムと呼ばれる細菌の集団の汚れは非常に強くついているため歯医者さんで口の中を専用の機械で剥がすように取り除かないとなかなか奇麗に除去できません。それでも日頃の歯ブラシや専門の機械でもなかなか届かない部位もあるのですが、科学雑誌サイエンスの姉妹紙のScience Roboticsから磁力の力を利用して細かい部位の歯の汚れを取るロボットに関する論文が出ました。(Catalytic antimicrobial robots for biofilm eradication. G. Hwang et. al. Science Robotics. 2019.)

磁力を動力にしてロボットを動かして歯の汚れを取り除く

論文では0.0002mmほどの酸化鉄のナノ粒子と過酸化水素水を主に使って専用の磁力を発生させる機械で粒子の動きを操って細かい部分の汚れを取ると説明しています。口の中の細菌の大きさがおおよそ0.001mmほどなので細菌よりもずっと小さな粒子を利用して汚れを取る事になります。酸化鉄の粒子を利用する事で磁力に引き付けられた酸化鉄ナノ粒子の集団が磁力の方向に合わせてホウキのような構造体を作って細菌や汚れをかき取りつつ加えられた過酸化水素水の作用で酸化鉄から抗菌性のフリーラジカルが出る事で細菌を死滅させると説明しています。この他にも強固にできたバイオフィルムを分解するためにいくつかの酵素を加えるとしていますが、実際に実験された汚れの除去試験ではものの見事に細菌も汚れもかき取っていました。動きも非常に繊細で磁力によって誘導された酸化鉄ナノ粒子の集団がわずか0.2mmほどの空間をすべるように移動して汚れを除去していました。

さらに別の方式も用意され、3Dプリンターを使って酸化鉄ナノ粒子を含んだドリル状のロボットを作っていました。3Dプリンターは歯科領域でも活躍されるようになってきており(過去の記事:将来的に3Dプリンターを利用した歯周病治療ができるかも)かつてはなかなか作れなかったものが作れるようになってきています。酸化鉄ナノ粒子で作り上げたドリルは写真で確認すると小さいものではおおよそ直径が0.5mmほど、長さが1mmほどのドリルロボットで1.5mmほどの空間をくるくるとドリルのように回転しながら移動して汚れをはぎ取っていきます。パイプ状の空間の中にたまった汚れをドリルロボットが磁力の力で操作されてくるくると回転しながら掘り進んでいく光景は色々な可能性を感じさせられます。

歯の汚れを取るだけにとどまらず

論文では虫歯予防のための歯の表面の歯垢やバイオフィルムの除去だけでなく歯の神経の治療の際の汚れ取りやインプラントの清掃、カテーテルの掃除にも使えるのではないかと説明しています。確かに0.2mmほどの空間を移動できるような汚れ除去ロボットや非常に小さなドリルロボットなら色々な可能性があると考えさせられます。磁力自体はMRIにも使われていますので(過去の記事:CTとMRIの違い)これで特定の細かい部位に磁力をかけられるようになれば色々な場所に入り込んで掃除ができるようになるかもしれませんね。個人的には治療目的以外にも自動的に口の中を清掃してくれるような自動歯磨き装置ができれば歯ブラシでは届かない歯周ポケットの深い部分を掃除してくれて予防歯科という意味でも大変役に立つなと感じます。寝ている間に歯磨きロボットが口の中を掃除してくれて朝起きて口をすすげばいいなんていう時代が来るとすごくいいなと感じます。

池下にある歯医者の阿部歯科では患者さんの歯が長く持つように予防歯科に力を入れているのでこの分野の研究はまだまだ始まったばかりですが今後の研究の進展に目が離せません。

 

 

歯周病が糖尿病や循環器系の疾患などに広く影響するという事は広く知られていますが最近の研究では歯周病が認知症の大部分を占めるアルツハイマー型認知症の増悪にも関わっている可能性があるという研究結果も出てきています。歯周病は口腔内細菌と体の免疫機構の関わりから始まり、免疫機構が破綻する事で発症しますが、その中でもPorphyromonas gingivalis (以下、P.g.菌)が歯周病増悪に関わっているという事が分かっています。

歯周病の患者さんの口腔内の細菌を調べるとP.g.菌の数はそれほどでもないのに重度の歯周病を患っているという方もいます。これはP.g.菌が少ない数でも歯周病発症のメカニズムに中心的な役割を果たすという考え方からkeystone pathogen(キーストーン病原体)と呼ばれます。今では広く話題になっているこの考え方は私の関わった論文から出てきた考え方であり、石積みのアーチの真ん中の一個の石がアーチ全てのバランスを取るキーストーンとなる事から着想を得て、アーチ(歯周病)のキーストーン(P.g.菌)という仮説で命名されました。千種区の阿部歯科でも歯周病予防と予防歯科はメインの診療項目のひとつとなっており、このような論文で発表される最新情報も取り入れながら新しい歯科医学情報が診療に反映されるように日々勉強を続けています。

このように歯周病に関して中心的な役割を果たす口腔内のP.g.菌ですが、アルツハイマー型認知症においても影響を与えているという論文が話題となっています。

歯周病菌がアルツハイマー型認知症に関わっている?

アルツハイマー型認知症では脳にアミロイドベータという物質が蓄積して発症すると言われています。アミロイドベータはアルツハイマー病発症の数十年前から蓄積が始まると言われており、このアミロイドベータの蓄積にP.g.菌が関わってるかもしれないというのが報告された論文の要旨となっています。歯周病になると歯肉から出血する事でその部位の血流に口腔内の細菌が乗って慢性的な菌血症を起こしているとも言われます。

その際にP.g.菌が血流に乗って脳内に到達する可能性があります。口腔内細菌が慢性的な菌血症で循環器系で発見される事があり脳内にもその考え方でP.g.菌の侵入が起きた場合に、P.g.菌の持つジンジパインといった毒素が脳内でアルツハイマー病の原因となると言われているアミロイドベータの蓄積を引き起こすと説明されています。

仮説のひとつ

現在ではアルツハイマー病の発症の仮説がいくつかあり、今回のP.g.菌との関わりも仮説のひとつという事になります。ただ、上で書きましたようにP.g.菌は数が少なくてもキーストーン病原体として病気の発症に大きな役割を果たしていたりしますので循環器の血流に乗って脳に到達した場合は何かしらの影響を与えるかもしれないという事も不思議ではありません。特に近年では歯周病と全身疾患の関わりが大きく取り上げられているため今回の仮説も今後注目していきたい内容となっています。

参考文献: Porphyromonas gingivalis in Alzheimer's disease brains: Evidence for disease causation and treatment with small-molecule inhibitors. Stephen S. Dominy et al. Science Advances. 2019.

阿部歯科副院長の歯周病関連の論文掲載誌

2011年-2018年
1) Science Translational Medicine  (サイエンス姉妹誌):『掲載論文について』で歯周病最新情報として内容を詳しく掲載しております
2) Journal of Clinical Periodontology
3) Science Translational Medicine  (サイエンス姉妹誌)
4) Nature Communications  (ネイチャー姉妹誌)
5) Advances in Experimental Medicine and Biology
6) The Journal of Immunology
7) Infection and Immunity
8) The Journal of Immunology
9) Cell Host & Microbe  (セル姉妹誌)
10) The Journal of Immunology
11) Science Translational Medicine  (サイエンス姉妹誌)
12) Seminars in Immunology
13) Journal of Immunological Methods
14) Cellular Microbiology
15) The Journal of Immunology
16) Nature Immunology  (ネイチャー姉妹誌)
17) Molecular Oral Microbiology
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あけましておめでとうございます。阿部歯科副院長の阿部利晴です。歯医者さんで虫歯になると歯を削って治療しますが、「今回は虫歯は削らないといけないの?」という話題についてお話しします。

虫歯治療の基本は削って埋める(詰める)

虫歯治療の基本は虫歯を削って埋めるという事に違いはありません。一部のやや特殊な治療も存在しますが賛否があります。ただ、賛否というのは個人の感想に近いものも多く科学的な妥当性という意味では学術的な論文によって判断ができます。論文による科学的妥当性の判断基準については別の機会にお話ししたいと思います。

話を戻しまして、虫歯ができて痛いという場合は基本的に細菌によって侵食された部位を取り除いて治療をしないといけません。この侵食具合が歯の硬組織に限局するのか歯髄組織に到達するのかでその後の治療方法も大きく変わります。歯を削って治療する場合には削らないといけない理由があると言う現状があります。

何故歯を削らないといけないのか

歯を削らないといけない理由は上にあげたように細菌に侵食されている部位を取り除くための他に奥深くまで侵食された部分機材が到達するために入り口を広げてやる必要があるといった理由があります。その他にも詰め物が取れにくくなるように形を整えたりといったような物理的な理由もあります。虫歯は必要な部分を削る必要がありますが、逆に削る量を減らす事に目がいきすぎて細菌に感染した虫歯の部位を取り残すといったような事がないようにしなければなりません。

痛くない虫歯は削らないといけないのか?

この場合に関してはごく限定された場合に限って削らずに経過観察をする場合があります。その、ごく限られた条件とはその虫歯が初期の段階の虫歯でありさらに歯科医院でのメンテナンスを行えば虫歯が長期間進行しないもしくは進行していてもその進みが非常に遅いと期待できる場合です。この条件に合致する虫歯は多くはありませんが、この場合は無理に削らずに虫歯の管理をして経過観察する場合があります。

ただしこのように虫歯を経過観察する場合は家での口腔内の清掃状況を完璧に近くし、定期的な歯科医院でのメンテナンスを必ず必要とします。この2つができないと治療せずにおいた虫歯が進行してしまいさらに虫歯がひどくなった状態で次回の治療を迎えるといった事にもなりかねません。そのため、虫歯を削らずに経過観察する場合は家と歯科医院での確実な管理がとても大切となります。

このように現在でも虫歯治療の基本は歯を削って埋めるという治療ですが、ごく限られた条件では虫歯を削らずに家と歯医者さん両方での徹底した管理によって経過観察をする場合もあるのです。

慢性う蝕.jpg

執筆
阿部歯科 副院長 阿部 利晴
[経歴]
1980年生まれ、千種区の高見小学校、若水中学校、名古屋学院高等学校を卒業
2005年 愛知学院大学歯学部を卒業
2005年 豊川市民病院 歯科口腔外科で臨床研修医となる
2006年 愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座に入局
2010年 愛知学院大学大学院 歯学研究科修了 総代
2010年 愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座 非常勤助教となる
2010年 名古屋大学医学部附属病院 麻酔科 医員として勤務
2011年 アメリカ ペンシルベニア大学歯学部にて勤務
2014年 アメリカ ペンシルベニア大学歯学部にて講師に就任
2014年 アメリカ 国立衛生研究所 国立歯科・頭蓋顔面研究所 非常勤連邦職員となる
2015年 阿部歯科 副院長となる

☆☆☆ 千種区の高見からすぐ近くの歯医者の阿部歯科では歯を削る可能性を減らす予防歯科に力を入れています。お子さんも含めて虫歯かな?と思ったらぜひお越しください。 ☆☆☆

昔から虫歯になりにくい人は歯周病になりやすいと言われる事もしばしばありますが、虫歯になりにくいとどうしても歯磨きの習慣がつかなく歯周病になりやすくなってしまうという可能性があります。歯磨きは歯周病の予防にすごく大切なのですが、そもそも具体的に虫歯と歯周病の成り立ちはどう変わってくるのでしょうか

虫歯は細菌が歯周病は免疫反応が

虫歯は主にミュータンス菌という酸を産生する細菌が歯の表面に取り付き、酸で歯を溶かす事でどんどん進行していきます。このミュータンス菌を取り除いたり、酸を産生するための栄養を取り除くために虫歯予防には歯磨きによるブラッシングが大切になります。

では、歯周病はどうでしょうか、歯周病は結論だけを言ってしまえば体の免疫反応による結果です。通常は体を正常に保ってる免疫反応が口の中の細菌の過剰な増殖により破綻をきたして過剰反応を示してしまったために過剰な炎症によって歯周病は起きます。通常は体の中を普段通りに保つ「恒常性の維持」という状態が細菌などによって乱されるために歯周病は起きてしまいます。元々の原因は口の中についた汚れや細菌によって引き起こされるのですが、歯周病の症状である歯茎の腫れや出血、歯を支える骨が溶けるといった状態はこの免疫系の細胞が引き起こしています。

歯茎の腫れや出血は体に侵入してきた細菌に対して免疫系の細胞が戦う際に「炎症」という結果で自分の体に対して熱感や浸出液の増大による腫れや毛細血管の拡張といった反応を引き起こして細菌と戦う準備をしていきます。この時に自分自身に対しても痛みといった状態を自分に感じさせているのです。

同様に歯周病の特徴である歯を支える骨が溶ける、といった状態も細菌が直接引き起こしているのではなく自分自身の細胞の「破骨細胞」という細胞が引き起こしています。通常は骨を作る骨芽細胞と骨を溶かす破骨細胞が共同して体の骨を常に新鮮なものに入れ替えているのですが、細菌感染などによって炎症が過剰に起きてくるとこの骨を解かす破骨細胞が活性化されて、破骨細胞から出される酸によって歯を支える骨を溶かしていってしまいます。決して、細菌自身が酸を出したりして骨を溶かしているわけではありません。

虫歯と歯周病の機構は別でも歯磨きは必須

虫歯と歯周病の起きる機構は大きく違いますが、必ず言えることはどちらの予防にも必ず歯磨きは必要という事です。歯周病の状態は体の免疫系の細胞の過剰反応によって引き起こされているのですが、その過剰反応を引き起こすそもそもの原因が細菌などの口の中の汚れにあるという事を忘れない事が大切になります。

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☆☆☆ 木曜日・日曜日も診療の千種区・池下・仲田の歯医者の阿部歯科では予防歯科・歯周病治療・審美歯科・口腔外科など様々な治療に力を入れております。 ☆☆☆

 

歯ブラシには通常よく目にする普通の歯ブラシの他にも色々と変わった形の歯ブラシがあります。そこで今回はそのような少し変わった歯ブラシのお話をしようと思います

ワンタフトブラシ

ワンタフトブラシとは歯ブラシとは違い非常にヘッドの部分の小さな形の歯ブラシです。通常の歯ブラシと比べて形はかなり特殊で直径数ミリのわずかな範囲にのみ歯ブラシの毛がついています。一度に磨ける範囲は非常に小さいのですが大きさが非常に小さい分細かい部分を磨くのに適しており、矯正治療中の歯に対してワイヤーを避けて磨いたり、一本一本の歯の隙間を細かく磨く事に適しています。非常に細かいところまで磨けるワンタフトブラシですが、全ての歯をこのワンタフトブラシだけで磨こうとすると非常に時間がかかるので通常の歯ブラシによるブラッシングに加えて補助的に磨きにくい場所を磨くといったような使い方ができます。

歯間ブラシ

小さな棒の先にワイヤーなどをつけてその周りに歯ブラシの毛をつけたブラシです。歯の外側の表面を磨く時などにはワイヤーがたわんでしまいあまり適していないのですが歯と歯の間やブリッジの下など通常の歯ブラシではなかなか届きにくい場所に使われます。形の都合上歯間ブラシが通るところにしか使えませんが太さは様々なものがあり、適切な大きさのものを使えば歯と歯の間の清掃性が高まります。小さいお子さんや若年者などの歯と歯の隙間が小さい方などには歯間ブラシが大きすぎて通らないことがしばしばあります。ワイヤーをうまく曲げて形を整える事で最後方臼歯の後方の歯ブラシが届きにくい場所をブラッシングするのに補助的に使う事もできます。

義歯用ブラシ

口の中ではなく義歯の清掃用に使われる使われるブラシです口の中には使えず毛先が比較的硬く大きさも大きめになっています。義歯についた汚れを清掃するのに使われますがあまりゴシゴシこすりすぎると義歯のレジン部に細かい傷をつけてしまう可能性があるので使うときにも少し注意が必要です。

スポンジ歯ブラシ

その名の通り歯ブラシにスポンジがついた歯ブラシです。通常の歯ブラシの毛はついておらず代わりに柔らかいスポンジがついており自分で歯を磨けない人の口腔ケアの際などに使われます。スポンジが柔らかいので自分で歯が磨けず口腔機能の衰えた方に対して介助で口腔粘膜の清掃の目的などで使われる事があります。

このように歯ブラシにも色々な変わったタイプのものがあるので必要に応じて使う事もいいかもしれませんね。

特殊な歯ブラシ.jpg

☆☆☆ 予防歯科は千種区仲田の歯医者の阿部歯科へお越しください。歯周病予防にも特殊な顕微鏡を用いて患者さんが目で見て分かりやすいようにご説明しています ☆☆☆

 

こんにちは、千種区の歯医者の阿部歯科 副院長の阿部利晴です。口の中の病気と言うとどうしても虫歯や歯周病、それに伴う虫歯菌であるミュータンス菌や歯周病関連細菌のP. gingivalisといった細菌に目がいきますが口の中の病気との関わりには自分の体自身の免疫細胞も大変重要な関わりを持っています。そこで今回は口の中の免疫細胞についてお話をしようと思います。

口の中の免疫細胞はどこで働いているのか

好中球やマクロファージ、リンパ球などの免疫細胞は体の組織の中に分布していますが口の中の病気、特に歯周病との関わりでは歯と歯茎の境目の歯肉溝という部位で大きな役割を果たしています。歯肉溝では歯茎の(歯肉)の粘膜が歯の表面に付着しており、ちょうどガラスの表面にゴムの薄い板をペタッと貼り付けるようにしてついていています。これを上皮性付着と言いますが、この上皮性付着をしている口腔粘膜の上皮と歯の表面の間は組織からの浸出液が出ると同時に免疫細胞も分布しています。そのため、この歯肉溝に集まった細菌に対して浸出液と共に分布してきている免疫細胞が細菌の組織への侵入を防ぐ役割をしています。

歯周病が進むと

歯周病がすすむとこの上皮性付着が炎症により剥がれて口腔内の細菌が組織に侵入しやすくなります組織へと侵入してしまった細菌に対しても免疫細胞が対応をする事になりますがこの時には好中球、マクロファージ、リンパ球といった様々な免疫細胞が対応する事になります。これらの免疫細胞はそれぞれに役割が大きく違い、例えば好中球は侵入してきた細菌を貪食し細胞内で溶かしてしまう、マクロファージは細菌を貪食した上で細菌の構造の情報をリンパ球に伝えてリンパ球が抗体を産生するといったように色々な免疫細胞が共同して外敵から抵抗するように働いています。

これらの免疫細胞が大きく活動するという事は炎症が強く働き痛みや腫れも同時に起きる事を意味しているので免疫細胞の過剰な活動は強い痛みをもたらすとも言えます。そのため歯周病になった場合は口腔内の清掃などによって細菌の数をコントロールして過剰に免疫反応が起きないようにするという事も非常に大切になってきます。

炎症に伴って歯肉からは出血をしやすくなり、この血液の成分自体が細菌の増殖のための栄養分となってしまうので炎症と細菌増殖の悪循環に陥ってしまう可能性があります。そこで、口腔内清掃によるプラークコントロールや歯周外科といった歯周組織の状態の改善のための処置をする事でこの悪循環から抜け出すといった事を目指していきます。

免疫細胞と歯周病.jpg

☆☆☆ 千種区の阿部歯科では歯周病治療・審美歯科・口腔外科・予防歯科に力を入れています ☆☆☆

今回は皆さんが日常的に行う「歯磨き」についてお話ししようと思います。「歯磨きは1日に何回行えばいいのか?」と疑問に思う方もいると思いますが、皆さんは1日に何回歯を磨きますか?1日3回朝昼晩、1日に終わりの寝る前に、など人によって様々だと思います。生活スタイルによっても変わりますが、やはり歯を磨く回数は1日に3回、朝直後、昼食後、夕食後が基本となってきます。

歯を磨くタイミングは?

食後すぐに磨くの?しばらく後でもいいの?と疑問を持つ方もいると思いますが、食後すぐに歯磨きをした方が口の中の細菌の増殖も抑えられます

以前は「食後30分は磨いてはダメ」と言われていた時期もありましたが、その理由は食事直後は食べ物の影響で口の中のpHが酸性に傾いているため、pHが低い状態で歯を磨くと歯が削れてしまう、と言われていたからです。実際に歯はおおよそpH5.5まで口の中が酸性に傾くと溶け始めると言われています。食後に口の中のpHが酸性に傾いた状態で歯を磨くとどうなるのか、という事を確かめ、食事の直後の口の中が酸性に傾いた状態では歯を磨かない方がいいという事がかつては言われたのですが、今では食事の直後に歯を磨いても歯は削れない、というように考えられています。

理由は、酸性に傾いた状態で歯が削れるかどうかを確認した条件は歯の構造のうちの「象牙質」という部分を確認していたからです。

かつて食後30分は歯を磨かない方がいいと言われた理由

歯の構造は象牙質というやや柔らかい硬い物質の上にエナメル質というとても硬い物質が覆いかぶさってできています。通常の口を開けて見える白い歯はこのエナメル質と呼ばれる組織が見えているのです。この硬い組織を対象とした場合は、食事の直後の口の中が酸性に傾いている状態でも歯磨きでは歯は削れないと認識されるようになりました。

ただ、人によっては歯茎が下がって象牙質がむき出しになっている人もいます。知覚過敏を感じる人などはこの象牙質の一部が露出している状態になっている人が多くいます。

このように象牙質が露出している人に関しては食事直後の口の中が酸性に傾いている環境では象牙質の部分が削れやすくなっている可能性があるので、歯ブラシでゴシゴシ磨くのは注意が必要となります。

口の中の環境は食後はpHが酸性に傾くものの、時間とともに口の唾液の影響で次第に中性に戻ってきます。以前言われていた「食後30分は歯を磨かない方がいい」という話はこの口の中の環境が酸性から中性に戻ってくるまで待つ、という意味合いがあったのですね。

食後はすみやかに汚れを取り除いた方がいい

しかしながら、食事によってできた口の中の食べ物の残りは口の中の細菌の格好の栄養となります。口の中の細菌の影響で歯が虫歯になったり、歯周病になったりするので口の中の食べ物の残りは細菌がそれを栄養として増殖する前に速やかに取り除いた方が良いという事になります。

そのため、「食後には毎回歯を磨いた方がいい」という事になりますが、人によっては食後すぐもやる事が色々あってどうしても歯がなかなか磨けない、という人もいるかと思います。

「朝食を急いで食べて歯を磨く暇がない」といった方や「昼食を車の中で取って歯磨きできない」といった方など、様々だと思います。

理想は「毎食後すぐに歯を磨く」という事になりますが、どうしても歯を磨く時間が取れない、という方は何もしないよりも口をしっかりゆすぐという事をされた方が口の中に残る食べ物が減ります。

実際には、歯ブラシでの歯磨きだけでは食べ物の残りや歯の表面についた汚れを取りきるのは難しいので「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」や「洗口液」などを併用して磨くのが良いのですが、1日3回全てやるのが難しいという人もいると思いますので、生活スタイルに合わせて1日のうちの朝食後と昼食後は軽めに、寝る前にはしっかりと歯を磨く、といった組み合わせが有効となるかもしれません。

寝ている間は細菌が増殖しやすい

夜寝ている間には細菌を自然と洗い流す口の中の唾液の分泌量が減って細菌が増えやすい環境が整ってしまいます。さらに唾液には先ほど書いたように酸性になった環境を中性にしたり、細菌に抵抗する抗菌性の効果も持っているので、寝ている間の唾液の分泌量の減少は口の中の細菌にとって増殖のための絶好のチャンスとなってしまうのです。そのため、生活スタイルでどうしても朝食後と昼食後に歯をしっかり磨く時間が取れないという方でも、夕食後はしっかり歯を磨いて寝る前には口の中が綺麗な状態でも寝られるのが良いと思われます。

私の場合は、例え食事会があってその場でお酒が出て酔って帰ってきた後でも眠い目をこすって、寝る前に必ず歯をしっかり磨く、という事をしています。それだけ常日頃から寝る前に口の中を清潔にしておく事が大切という事なんですね。

もしも、時間が取れるようなら朝食後、昼食後、夕食後全てにしっかり歯を磨けたら理想的ですね。忙しい方でも、ご自分の生活スタイルにあった歯磨きのタイミングや回数を色々と工夫する事で口の中を清潔に保ち続ける事もできるので分からな事があれば是非とも阿部歯科でおたずねください。

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