池下の歯医者 阿部歯科院長のブログです。歯科治療に関する話題を中心に更新しています。

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2018年10月アーカイブ

こんにちは、千種区池下、今池、覚王山の歯医者さんの阿部歯科です。今回は、歯があるときと、歯がないときの噛み合わせを作るときには実は違いがあるということにつきまして、少しお話ししていきたいと思います。ちょっと、専門的な言葉も出てきますが歯科の世界の言葉に興味がある方は引き続き読んでいただければと考えております。
 

カスピッドプロテクティッドオクルージョン

理想的な歯がすべてある状態でも噛み合わせはカスピッドプロテクティッドオクルージョンという状態を目指して噛み合わせを作っていきます。この状態は上と下の犬歯同士が噛み合わせを横にずらしたときに滑るように誘導される噛み合わせになります。この機能によりまして奥歯が離れるきとによって横にずれるときの奥歯への負担を減らす作用があるのです。つまりは奥歯が守られるような噛み合わせのことになるのであります。
 

フルバランスドオクルージョン

例えば総入れ歯のときには入れ歯が安定するような噛み合わせにしなければならないのです。そのときに作られる噛み合わせがフルバランスドオクルージョンという噛み合わせになるのです。この状態は、噛んだときにも、顎を横にずらしたときにも、顎を前にずらしたときにも、前歯の部分や左右の奥歯の部分で噛み合わせが当たっている状態になるのであります。このような噛み合わせにすることで総入れ歯がどんな状態で間だとしても外れにくいような安定した状態であるような噛み合わせのことになるのです。
 

入れ歯

近年では入れ歯に対しましても見た目だけにとどまらず、機能的にも要求が高まっているものと思われます。歯の並びや噛み合わせには、自然で見た目がよくて、何でもよく噛めること、さらには歯の並びに関係する支持組織にたいしての機能的な圧を適度に分散させるような入れ歯を作ることが治療を成功させる鍵になると考えております。
 

昔は…

総入れ歯の噛み合わせにおいて使われる人工歯といいます入れ歯に使う歯を、その昔は咬む面がない無咬頭歯というものを使っていた時代もあるのです。そのときの噛み合わせの状態をモノプレーンオクルージョンと表現していました。この無咬頭歯は奥歯がつるつるの人工歯で、ものを咬むにはあんまり適してはいないと考えます。すりつぶすにはいいのかもしれませんが、、、
 

リンガライズドオクルージョン

モノプレーンオクルージョンの時代を経て、フルバランスドオクルージョンの時代がやって来ました。そして新たな噛み合わせが提案されることになったのです。それが、リンガライズドオクルージョンという噛み合わせになるのです。この噛み合わせは、上の人工歯の舌側の咬頭が下の人工歯の咬む面に当たる状態でして、顎を横にずらしたときにも左右の歯の面同士がバランスをとるように当たりまして総入れ歯を安定させる画期的な噛み合わせの状態になるのです。
 
今回は、いろいろな噛み合わせにつきまして少し専門的ではありますがお話さていただきました。
 
千種区池下、今池、覚王山の入れ歯の噛み合わせについての歯科医院ブログ
 
千種区池下、今池、覚王山の歯科ブログです。顎関節症という言葉をご存じでしょうか?顎に関する様々な症状のことを意味しております。その中で下顎頭の変形が関係していることもあるのです。顎関節を構成しているものの中に下顎頭という下顎骨が上顎骨と関節円盤という組織を介して近接している部分が下顎頭という部分になるのであります。
 
この下顎頭に変形をきたした顎関節症を変形性関節症といわれております。英語表記ではosteoarthritis(OA)とも呼ばれているのであります。日常でよく使う部分では関節の中でも膝関節がこの変形性関節症に当たることもあるそうです。顎関節では膝関節ほど日常生活におきまして障害が起きることも少ないそうですが、合併症としての問題がこの変形性関節症におきましてクローズドロックといいます口が開けられなくなってしまうことや、炎症が治療の対象になってくるのであります。

エックス線検査

一般的なエックス線検査であるパノラマエックス線撮影でもこの下顎頭の変形を観察することは可能であると考えております。顎関節症が疑われるときにはこの変形性関節症を疑って下顎頭の変形が起きていないかも診査診断して患者さんに説明することが不安の軽減にも繋がると考えております。
 
下顎頭は通常は丸くてスムーズでパノラマエックス線上では均一な細い線で縁取られているものです。下顎頭は実際には繊維性軟骨で表面がおおわれております。もし介在するものがなくて上顎の骨と下顎の骨同士が擦れ合うように動いてしまうと痛くなってしまうことが想像されます。

下顎頭の変形のいろいろ

下顎頭が丸さがなくてスムーズでないときには下顎頭の変形が疑われます。それらの種類は様々ありましてその一部を紹介します。
びらん性の骨変化
関節リウマチ
下顎頭の偏平化
骨皮質の陥没
骨の増生
くちばしのような変形
骨棘
骨の肥厚
偽嚢胞
硬化した像
以上が簡単にあげましたが様々な下顎頭の変形の種類の一部になります。
 
顎関節症と疑われて原因がはっきりしないときには一度、下顎頭の変形も疑って歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか?
 
千種区池下、今池、覚王山の下顎頭の変形を説明する歯医者さんブログ
 
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