歯医者さんで扱っているフッ素の製品には本当に様々あります。千種区池下で開業の歯科医院、院長の阿部丈洋です。時代の流れと共にこのフッ素もより使いやすく、かつ効果的に使用できる形状や形態が開発されてきておりまして、今日に至ります。
歯科で用いられますフッ素を使った治療の方法としましては、まず基本に頻繁にフッ素を塗布して、歯にフッ素を供給することになります。毎日毎日、数ヵ月、数年という期間にわたりまして、しかしフッ素の濃度としては高濃度ではなく、低濃度をしようするということになります。
歯科で用いられるフッ素製品
歯医者さんでいくつかのフッ素製品を用いることがありますので、それらを紹介していきたいと思います。
① 歯磨剤
② 洗口剤
③ 口腔スプレー
④ バーニッシュ
⑤ ジェル
⑥ 錠剤やチューインガム
⑦ 飲料水や食物
⑧ デンタルフロスやデンタルスティック
⑨ 充填材料
歯磨剤
歯医者さんでも、いろんなメディアでも周知ではあるとは思いますが、歯磨剤の主成分はフッ素でありまして、虫歯予防のためにもフッ素が入った歯磨き剤で磨くことの重要性は当たり前になってきています。よく使われるフッ素はフッ化ナトリウムとモノフルオロリン酸ナトリウムでありまして、多くはないのですがアミンフッ化物が使われている場合もあります。
2005年からスウェーデンでは虫歯のリスクが高い若い人や成人の方に高濃度のフッ素入りの歯磨き剤を処方しているそうです。濃度としましては5000ppmでして、5mg/gもしくは0.5%と表されます。歯科領域は虫歯との戦いでありまして、このフッ素という武器は歯医者さんにとっても心強いものとなっております。
洗口剤
1960年代には学校で集団フッ素洗口が行われている時代がありました。しかし、現在では虫歯のリスクの高い人に限られての使用になっております。フッ素入りの洗口剤は歯の根っこの虫歯の予防にたいしても効果がありまして、デメリットを理解して使用をすることにより、より効果的にメリットを授かると考えられます。
フッ素の急性中毒
フッ素の急性中毒は比較的低いと考えられております。お子さんに対しましても、問題がある量としましては体重1kgあたりで33mgのフッ化ナトリウムとされておりまして、成人に至ってはフッ化ナトリウムの量で5gという量になります。通常であればそのような量をとることはないですので安心してください。もしも、心配でありましたら歯医者さんで相談されることをおすすめします。
名古屋市千種区池下のフッ素で虫歯の予防をおすすめする阿部歯科