再生とはどういうことでしょう?文字通り再び生まれるということになります。医学的に解釈していきますと、失われてしまった組織が再び同じ組織で治ることという理解になっていくと思います。皆さんが身近で感じられることには、皮膚や口の中の粘膜がそれに当たると考えられます。
こんにちは、名古屋市千種区池下の歯科医院ブログです。医療の世界でも、少し前くらいからこの再生医療についての話題が盛り上がっていたこともありますね。もちろん今でもホットな話題であることには代わりはありませんが、内容としましてはちょっと難しい感じは否めないですよね。
歯科領域での再生
前進的なことの再生医療は私も専門ではないですのでたくさん知っているわけではないのですが、歯科の範疇でしたら少しはお話しすることもできますので、説明していきたいと思います。
そもそも口の周囲での組織で再生する力が強いものや弱いものがあるのですが、では度の組織が再生する力が津避けて、度の組織が再生する力が弱いのかが定かではないでしょうか。まずは、再生する力が津よい組織ですが
① 歯槽骨
② 歯根膜
③ 血球
④ 皮膚組織
⑤ 末梢神経
続きまして、再生の力が弱いものです。
① 唾液腺
② 筋肉
③ 腺組織
最後に、再生する力がないものです。
① エナメル質
② 神経細胞
組織によって違いがありますので、もちろん自然に回復するスピードも変わってくるのですね。歯のエナメル質は再生しない組織になりますので、失わないように、虫歯などで壊れないようにすることがとても大切になってきます。もし虫歯になってしまっていたら出来るだけ早く治療して、もうそれ以上虫歯にさせないという考え方が重要になってくると思います。
iPS細胞
生きた細胞を使って傷ついた組織や臓器、病気を治療していくことが再生医療ではあります。以前にはES細胞いわゆる胚性幹細胞が先行していたそうです。生きた万能細胞を使った再生医療ですね。現在では、人工多能幹細胞つまりはiPS細胞が話題となっているそうですね。
自分の細胞を使うことによるそうで吸うので、拒絶反応や倫理的にも問題が少ないとされているとのことです。非常に期待されている再生医療になりますので、歯科の世界にもこのような再生医療が入ってくれば患者さんの生活の豊かさや生活の質をもっと向上できることと思います。
歯を支える骨の再生医療(エムドゲイン)
失ってしまった歯を支える骨の再生に期待が持たれているものに、エナメルマトリックスデリバティブでありますエムドゲインというものがああります。適応が限られますが適切な状態で使うことによって歯を支える骨の再生ができる可能性があるのです。このエムドゲインの条件で一番大切なことは患者さん自身のプラークコントロールがしっかりできていることになります。頑張ってください!
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