こんにちは、名古屋市千種区池下の歯科医院ブログです。歯の痛みって、歯や歯茎だけが痛みじゃない場合があることを知っていますか?実は、ごく稀ではありますがそのようなこともあるのです。そんな症状を示す可能性がある病気を今回はご紹介していきたいと考えております。
まずは、歯の痛みがあった場合は普通は歯が原因だと思いますよね。しかし、レントゲンをとっても口の中を診査しても明らかな原因が歯や歯茎出ないことも現実にあるのです。こういうことを知っておくことによりまして、全身的な病気の早期発見、早期治療に繋がるかもしれませんので、いくつか紹介していきたいと思います。
① 三叉神経痛
② 前三叉神経痛
③ 幻歯痛
④ 慢性局所疼痛症候群
⑤ 神経血管痛
⑥ 心臓由来
⑦ 上顎洞由来
⑧ 首の部分の新生物
⑨ 唾液腺機能不全
⑩ 心理的な要因
今あげ連ねてみますと、本当にたくさんのことが原因になっている可能性があるのですね。聞いたことがない病気もあるかもしれません。そのなかでいくつかをピックアップしましてご説明していきたいと思います。
三叉神経痛
脳神経のひとつにこの三叉神経というものがあるのです。この三叉神経は顔面の感覚を司っている神経になるのです。例えこの神経が傷害されたとしても顔が歪んだりするというような運動神経ではないのであります。ですので、他人から見て明らかにわかるというようなものではないのであります。
この三叉神経に影響が出た場合はですね、一時的ではありますが短くて激烈な痛みが出ることが特徴となっているのであります。例えば歯ブラシをしたときにこの強い痛みが引き起こされてしまったり、顔を洗ったときに突然激烈な痛みが出てしまったり、食事中にも出ることがあるそうなんです。
治療法
治療法としましては、最初の治療としまして抗けいれん薬が用いられることが多いそうなのです。少ない量から始めていきまして、痛みの程度によって薬の量を増やしていくことになります。効果がすぐに現れるということではなく、徐々に痛みが引いていく可能性があるということも知っていただきたいないようになってきますね。
薬の治療でなかなか効果が現れない場合には、必要に応じまして外科的な治療やブロック麻酔といものをすることもあります。この外科的な治療につきましては歯医者さんがするのではなく専門的なお医者さんが行っていくことになります。またブロック麻酔につきましては麻酔科医の先生によって行われることになります。
続きにつきましては、また機会を改めましてお話ししていきたいと思います。
名古屋市千種区池下の歯が原因ではない痛みについての歯医者さんブログ