こんにちは、千種区池下の歯医者 阿部歯科の副院長阿部利晴です。
今日は歯磨きと歯ブラシという内容で少しお話をいたします。
定期的な歯科医院での歯科治療は大切ですが、それ以上にご自宅での口腔内ケアは重要です。
日々のブラッシングをちゃんと行いながら、歯科医院にてブラッシングではケアしきれない
プラークを綺麗に除去することで長期的に快適な食生活を送ることができます。
そのため、阿部歯科では千種区/地域に根差した歯科医療の提供を行っている関係上
「予防歯科の大切さ」をよく患者様へご説明しています。
お口の汚れは自身ではなかなか気づかない!?
患者様から時々、
「ちゃんと歯磨きをしたのですが、汚れが残っているのです・・」
とお話をいただくことがあります。
お口の中は自分の目では実際に確認できない上に、歯の奥や内側など、どうしても確認しにくい場所があります。
そのため、ご自分で歯ブラシを使って磨いていて汚れの取り残しがあっても、実はなかなか自分で気がつく事ができません。
記事の更新と追記日時:2021年1月7日、1月22日(金)15:00
歯磨きを習慣化することが重要
人それぞれの生活パターンによって、忙しさや食事のタイミング、
そして歯磨きをする時間の余裕など、患者様によって様々だと思います。
理想的なのは毎食後の歯磨きを、1日3食なら3食の毎食後に行う。もし朝食を食べない場合でも
朝起きたら、まず歯みがきを行うといったように、節々で歯磨きをするタイミングを決め習慣化していく事が大切です。
また歯科医院へご来院いただいた患者様から、歯磨きの仕方で
何分ぐらい行った方がいいでしょうか?と聞かれる事があります。
しかし、時間で区切ってしまうと「歯磨きの仕方」や「歯磨きをする部位」
といったような歯磨きで本来大切なことに対し、目が向かなくなってしまう場合があります。
患者さんが感じる歯磨きの時間と、実際に正しく磨けている部位の差に
「磨いているのに汚れが残っている」という疑問が実は生まれてくるのです。
千種区を中心に予防を重視した歯科治療を提供
千種区の池下広小路通前の阿部歯科では、「歯磨きの仕方」という部分を中心的に患者さんにお伝えしています。
当院では2人の歯医者の他にも、多くの歯科衛生士が在籍しておりますので
患者さんそれぞれの口の中の状態に合った歯磨きの方法をじっくりとお伝えする事ができます。
「今までに歯医者さんで、正しい歯磨きの仕方について聞いた事がない・・」
といった方もいるかもしれませんが、歯科治療を始める前も、治療中も
当然治療が終わった後も歯磨きをしっかりできるようにすることが大切です。さらに
再治療の必要性を少なくしていくという事がより重要となってきます。
また、歯磨きの習慣化に加え、歯の隙間が大きい場所やブリッジの下や歯の奥などは
特別な種類の道具を使うといい場合もあります。
以下記事で詳しく載せていますので、是非ご覧ください。
(関連記事:歯ブラシの種類(色々とある特殊な歯ブラシ))
歯科医院お勧めの歯ブラシ
阿部歯科では歯ブラシの形状から各患者さんにお勧めのものをお伝えすることもあります。
歯ブラシのヘッド部分が大きすぎないタイプをお勧めすることがあります。
「ヘッドが小さいと歯の奥の奥まで磨くことができる」といった利点もありますが
実はあまり歯ブラシの毛がついているヘッド部分が大きすぎると、
一度に磨ける範囲は広いものの、どうしても細かい部分の磨き残しが出てきてしまうのです。
また、歯ブラシの毛の硬さに関してはあまり硬すぎないものを使う事をすすめています。
毛先が硬すぎるものだと、歯茎を痛めてしまい知覚過敏を誘発してしまう可能性があります。
「柔らかい〜普通」くらいの硬さを当歯科医院ではお勧めしています。
毛先が柔らかいものほど、歯ブラシの毛先が曲がりやすくなるので
歯磨きをする時の力加減では、歯ブラシの毛先の硬さによって力の入れ具合を注意しなければいけません。
歯磨き時の力加減にも注意!
基本的にどの柔らかさの歯ブラシでも
力を入れすぎて磨くと、柔らかいものでは歯ブラシ自体が弱りやすくすぐダメになってしまい、
硬いものでは今度は歯や歯茎が痛んでしまいます。
そのため、力の入れ具合の調整が苦手という場合は
親指と人差し指と中指の指先でつかむように歯ブラシを持ってもらうと
歯ブラシに力がかかりすぎる事を防ぐことができます。
最初慣れないうちは違和感を感じるかもしれませんが、効果的です。
歯磨きの仕方にも色々なコツがありますが
一度に全部やれるようにしようとするのは、なかなか難しいので
まずは歯磨きの仕方の入り口「歯ブラシの力の入れ方」という所から
始めてみてはいかがでしょうか?
勿論、当院へお越しいただいて細かく正しいブラッシングの仕方について是非ご相談ください。
【記事の執筆者】
名古屋市千種区の阿部歯科 副院長:阿部利晴(あべ としはる)
「患者様の心に寄り添う歯科治療を行う」をモットーに日々、より良い歯科治療の提供に努めています。常に新たな治療技術そして知識を取り入れ、患者様により快適に、より安心して治療を受けていただけますよう、様々な取り組みを行っております。
歯やお口のことなら、何でもお気軽にお尋ねください。お一人一人の患者様のお役に立てるのが私の喜びです。
≪副院長 これまでの主な経歴について≫
≪副院長 これまでの主な経歴について≫
1980年: | 名古屋市千種区生まれ歯科医師の祖父と父親を持ち地元で育つ |
2005年: | 愛知学院大学歯学部 卒業 |
2005年: | 豊川市民病院 歯科口腔外科 臨床研修医 |
2006年: | 愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座入局 |
2010年: | 愛知学院大学大学院 歯学研究科修了 総代 |
2010年: | 愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座 非常勤助教 |
2010年: | 名古屋大学医学部附属病院 麻酔科 医員 |
2011年: | アメリカ ペンシルベニア大学歯学部 勤務 |
2014年: | アメリカ ペンシルベニア大学歯学部 講師 |
2014年: | アメリカ 国立衛生研究所 国立歯科・頭蓋顔面研究所 非常勤連邦職員 |
2015年: | 阿部歯科 副院長 |
≪副院長 任命状について≫
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