こんにちは、しばらくは雨がふったり止んだりであまりはっきりしない天気が続くようですね。
長い期間の構想を経てとうとう来年の2018年4月の開院に向けて工事がスタートした千種区池下の阿部歯科ですが、工事関係者の方々には本当に頭が下がります。1日、1日と工事は手際よく進んでいき、将来患者さんの待合室となる場所や診療室の部位もあっという間に何もない空間となっていきます。私も自分の部屋を片付けたりしますが、さすが建築のプロは速さがちがいますね。普段自分が使わないような大掛かりな機械も駆使して大胆に工事を進められています。
記事の追記:2019年9月13日
新しくなる庭
新しくなる阿部歯科ですが、現在の診療室の奥に位置する庭の部分も患者さんから見えるようにしていく事になります。庭は来年の開院に向けて建築と並行して手入れをして作り変えていきますが、今ある庭は亡き祖父が作ったもので祖父らしい趣のある庭ですが、手入れが難しくなってきていたので一部の樹木を残して新たに手入れをし直す事にしました。庭には紅葉、椿、カシ、ツツジがありますが状態の良い紅葉や椿を手入れして残して行こうと考えています。
2018年4月の開院後は庭が入り口から入ってきた時と診療室を通り抜ける時に目に入るような形になっています。入るのにどうしても緊張感の出てしまう歯科医院で、リラックスして阿部歯科に入ってもらおうと思っています。千種区池下の広小路通りの周りは街路樹も多くあり、リラックスした気分で阿部歯科に入ってもらえればいいなと思っています。奥の診療室からは入り口から見えた庭の他に、裏手にある小ぶりな庭も見えるように設計をしてあります。
どうしても歯科治療となると患者さんの緊張は強いものとなってしまう可能性があるため(関連記事:歯医者さんに行くのをどうしてためらってしまうのか?)、少しでも患者さんがリラックスして治療を受けられるようにするために庭も患者さんに解放しようという運びとなりました。春には椿を、秋には紅葉を楽しめる庭にしていきたいと思っています。
庭の様子も、新しくなる阿部歯科の雰囲気に合わせて作っていこうという流れになっていますが、現在ある庭にも非常に味のある良い樹木があるため、その樹木も利用して庭を作り変えていこうという計画になっていますが、それに加えて阿部歯科の雰囲気に合うように新しい樹木も増やして行こうと考えています。現在の庭にある樹木は私が子供の頃にはすでにあったので、もしかしたら歯科医師の祖父が戦後にこの千種区池下の広小路通前に阿部歯科を開院した頃からあった樹木なのかもしれません。当時はまだ池下の広小路通に路面電車が走っていた時代なので、その時代の雰囲気が庭にも残っているのかもしれませんね。
来年の開院後の阿部歯科では診療室から見える庭にもぜひご注目ください。
新しくなった庭
阿部歯科では開院してから様々な患者さんに来ていただく機会をいただいております。そして設計段階からどのようにすれば患者さんがリラックスして阿部歯科を訪れる事ができるのかを考えて診療室から見える庭の設計も行いました。そして開業からもうすぐ1年たちますが1年を通して阿部歯科の様々な四季を感じていただく機会に恵まれました。阿部歯科の初代院長である祖父の残した庭の面影も残しつつ患者さんに楽しんでもらえるような庭ができたのではないかなと思っています。春に咲く花も夏の緑も秋の紅葉も冬の雰囲気も取り入れられようにして患者さんには治療の合間にも一息ついていただけるような気持ちになっていただけていればいいなと感じています。手前の診療室からとは別に奥の診療室から見える庭もあり、そのたびに違った雰囲気を楽しめ、夜には庭がライトアップされるので昼間に阿部歯科に訪れるのと夜に来るのとではまた一味違った感覚を持たれると思います。庭の雰囲気が治療に訪れた患者さんの気持ちを少しでもリラックスさせられるような助けになれば本当に良いなと思います。