親知らずのスペシャリストとして
数多くの治療経験があります


「予防歯科への想い」等 是非とも
患者様へご覧いただきたいコラム


当歯科医院 副院長は数多くの
歯科医療の論文を執筆しています

千種区の痛くない歯医者

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こちらはコラム記事になります。
一部、当院で行っていない治療もご紹介しております。
ご了承くださいませ。

ブラキシズムその3

夜間のブラキシズムの原因についての続きとなりますが、ブラキシズムは主として感情的ストレスと関係しました中枢神経系の問題であるのかもしれないとの主張がありました。また、一方におきましてブラキシズムは咬合不調和と精神的ストレスの両者がともなってブラキシズムが発生するのではないのか、それが不可欠なのではないのかと提唱する二元論者もいたそうですが、依然としまして論争は続いているのであります。
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感情

夜間のブラキシズムは、感情に関係しましたひとつの睡眠障害であるとの意見も上がっているそうです。夜間のブラキシズムの程度におきましては、夜ごとに大きく変化をいたしいますが、感情的ストレスのある日や、離婚や失業、大きな試験などの日常生活におけます重大な局面とも密接に関係していたとの報告もあるそうです。

患者

ブラキシズムのある患者さんには、性格や感情の面におきまして、ブラキシズムをしない患者さんとはいろいろな面で異なることが認められているそうです。ブラキシズムのある患者さんには精神病的素質のあるものはまれではありますが、一般的な精神緊張のレベルが高くなりやすい性格をもつものは多いとのことであります。

ブラキシズム

ブラキシズムのあるものは攻撃的であり、敵意を持ちやすく、心配性で活動が過剰であるのかもしれないとの報告もあります。(1972年、1955年、1960年の報告)さらに、ブラキシズムのある患者さんには、しばしばほかにストレス症状を示しまして、神経性の小疾患をもつ場合が比較的多いとの報告もあるそうです。

診断

夜間、歯軋りをしたり、噛みしめていたりしていることの認識の程度におきましては、患者さん個々においていろいろあります。およそ成人の10%、お子さんの5%におきまして夜間のブラキシズムをすることに気づいてはおりますが、この事につきましては問診することによりまして、容易に確かめられるのではないのでしょうか。

咬耗

咬耗の形を診査することによりまして、さらに40-60%の患者さんにブラキシズムを認められることができるかもしれないです。上顎犬歯の尖頭の平坦な形態については、よく見られる徴候のひとつと言えるのかもしれません。また、他の咬耗小面を診査することにおいてでも、ブラキシズムを確かめることができるのかもしれません。
 
夜間のブラキシズムがグラインディングよりもクレンチングが主としてあるような患者さん、おそらくは25-40%のものにおきましては、歯の咬耗はごくわずかであるとも言われております。
 

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