本日は、年間セミナーで一緒に学んでいる経営塾のメンバーとともに京都でミーティングをして来ました。熱いメンバーに触発されてここまでやってこれたことに感謝しています。今年の三月くらいからこの実践経営塾には関わってきましたが、何から何まで学び多く、そして出会いが増えた時間でした。このセミナーに参加しなければ他の歯科医院に見学することもなかったでしょうし、非常に多くの取り組みも開業準備と平行して行ってきました。
自分に負荷をかけ続けた時期というものは、自分の成長をそのときには実感できなくてもあとから実感できるものだとよく言われています。道半ばの私にとっても、少し昔を振り返ってみると少しは成長したと思っています。何よりも以前よりまして読書の習慣がつき、その読んだ本の端々からいろんなものを得たことは何よりの宝物であるということができます。読んだ内容から得たキーワードを自分の考えに吸収していき、日々の行動に落とし込んでいきました。その行動を習慣化していくとものすごいエネルギーが生まれてきました。いろんなアイデアが生まれて、思っているだけではなく、実際に実践に移せるようになっていきました。
このホームページのコンテンツも日々の合間に書き続けて半年以上かかりましたが、書いているうちに考えが深く、強く、そして鮮明になってきました。誰に向けて、どのような表現がいいのだろうか?どのようにすれば相手により良く伝わるのだろうか?そもそもなぜこのような記事を書かなければいけないのか?否、書きたい!自分は伝えたい!そのような自分の根底の欲求がそうさせているんだとの思いにも至りました。書くことは思いの整理にもなりましたし、実践会の宿題も書き物が非常に多かったです。日々、診療後に疲れていたり、気だるかったりしても自分の日々の課題として手帳を利用してセルフチェックを絶え間なくしていくことが、自分のペースメーカーになっています。
自分の能力開発をしていくと、そのときはきついなぁと感じていても日々続けた先にある頂上への道程では時おり自分の成長を実感する機会も多々ありました。自分の能力開発は自分でしかできません。他の人にアウトソーシングすることもできませんし、愚直に自分で自分に日をつけてやるべき大切な事柄だと感じています。それが、なんだか続けていくうちに楽しみに変わるような感覚さえもうけます。成長することは正しい。よくなっていくことは悪くない。ただ成長やよくなっていくことは日々をただ漫然と過ごしていたのでは得ることが難しいということは当然なのかもしれません。筋肉が日々成長していかないことと同じように、なにがしかの筋トレなどの負荷をかけていかないと強くはなれないのかもしれません。私は、日々の思考、行動を通してより働くスタッフのために、着てくださる患者さんのために突き進んでいきたいと思います。
阿部歯科 院長 阿部丈洋