親知らずのスペシャリストとして
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「予防歯科への想い」等 是非とも
患者様へご覧いただきたいコラム


当歯科医院 副院長は数多くの
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千種区の痛くない歯医者

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こちらはコラム記事になります。
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呼吸とは

千種区池下の阿部歯科、院長の阿部丈洋です。寒い日が続きますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?空気も乾燥して風邪を引きやすい季節になりましたがお気をつけくださいませ。さて、今回は呼吸についてお話ししていこうと思います。呼吸は咀嚼中も続きますが、食物が咀嚼されて軟化して、舌によって食塊が形成されると、食塊を嚥下するためんい呼吸は中断します。これは咀嚼中に呼吸が休止する唯一の瞬間です。自分で経験してみても食べているときは一時的に呼吸を一瞬していないことは皆さんもわかると思います。もし、食べているときに呼吸を頻繁にしてしまってはムセてしまうかもしれません。

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咀嚼、嚥下、呼吸の相互作用について説明していくには、感覚的認識、筋の強さと協調性、反応応答の速さ、刺激による唾液流出の程度、味覚、咳反応の強さと速さなどたくさんのことが考えられると思います。しかし、呼吸は決して長くは中断されなくて、気道の開放はいつも確保されています。

歯科的局面

実際には、歯列を修復したからといって患者さんが食塊を嚥下しやすくなるまで咀嚼できると限らないです。また、よい噛み合わせであるからと言いまして調和のとれた嚥下ー呼吸の交代が保証されるわけではないのです。それでも適正な噛み合わせが効率よく食塊形成をするのに重要であることにはかわりません。

鼻咽頭

アデノイドのような鼻咽頭の障害においては気道を開放させるための反射性の反応が起きるかもしれません。下顎は下降して開口位をとり、口呼吸をすることになってしまいます。これらのことは噛み合わせとは直接関係がないのですが、湿潤さが失われることによりまして歯肉炎とは関係するのかも知れません。

舌のスペースやその気道の開放との関係性は、扁桃の肥大や炎症、大きな舌、上と下の歯列の狭小といった生来の原因によって、複雑になって歪められたりもします。開口や舌の突出動作は咽頭気道が侵害されたことに対する連合反応なのかもしれません。つまり矯正装置などの舌が押し込められるような装置では開口が引き起こされてしまうのかもしれません。
 
このことは、咬合性の異常機能に関連します閉口筋活動に対抗することになりまして、また少なくともある程度は緊張性の筋活動亢進や著しいブラキシズムという歯軋りにたいするスプリントという歯軋り防止装置の治療効果になると考えられます。こういう推測になるのかもしれません。
 

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  • 口腔外科