こんにちは。千種区池下の阿部歯科のブログです。今回は、なかなかよく聞くかもしれないですけれども意外と患者さんにとってよくわからない分野の歯の神経の病気について少し専門的ではありますけれども説明していきたいと思います。もしも、詳しく話してほしい場合には歯医者さんで直接相談してみてはいかがでしょうか?
歯の神経の病気にはどんなものがあるのでしょうか?
歯の神経は歯髄という名前がついています。ですので、歯の神経の病気を歯髄疾患という名前で扱っています。歯髄疾患にはひとつではなくていくつもの疾患に分類されるのであります。その分類によって若干の治療の方針が変わってくるのです。よく分類されるものとしましてはズキズキ痛い急性の歯髄疾患と鈍い痛みや違和感といった慢性の歯髄疾患に分けられると考えております。
歯髄疾患には何があるのでしょう?
先程も書きましたように分かりやすい歯髄疾患としましては急性の歯髄疾患と慢性の歯髄疾患があるのですが、実際にはもっと多くの分類がされるのです。どのような種類があるかと言いますと、歯髄充血、急性の歯髄炎、慢性の歯髄炎、歯髄壊死、歯髄壊疽、歯髄の変性、上行性歯髄炎、特発性歯髄炎、内部吸収などといいます疾患があるのです。
歯の神経の病気の原因は何なんですか?
歯髄疾患は複雑な病気でして診断によって治療が決定します。ですので、的確な分類のもと治療方針を決定しなければなりません。しかしながら、多くの原因には虫歯が関係している場合があります。虫歯は原因のなかでも細菌的原因になるのです。原因の種類には、細菌的原因、物理的原因、化学的原因、医原性原因などに分けられます。
歯髄疾患の原因のそれぞれ
虫歯は細菌的原因になります。虫歯菌が悪さをして歯髄に影響を与えるくらいに深いとこまでいってしまうことによって引き起こされてしまうのです。物理的原因には歯ぎしりなどが含まれております。または歯をぶつけてしまって歯髄が病気になってしまうことがあります。歯が変色してしまうことで疑うことがあります。化学的原因には修復材料の刺激や薬剤によることが原因になります。医原性原因には歯の治療の刺激があげられます。
歯医者さんではこれらの原因をレントゲンや直接口のなかを診察することによりまして、診断して治療をしているのです。歯茎の診査も歯茎疾患を診断するのに重要ですので歯茎の検査をすることは歯周病の診断や治療のためだけではなくて、隠れた歯髄疾患を見つけ出す手がかりもなるのです。お口の病気をいち早く発見するためにも歯医者さんで検診を受けてみるとよいと考えております。