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歯肉炎ってどんなの!?

こんにちは、千種区池下、今池の歯医者さんの阿部歯科です。歯肉炎って言葉はよく聞くと思いますがいまいちどんなものなのかを知らない方も多いと思います。今回はその歯肉炎についてどんな特徴があるのかを含めましてお話ししていきたいと思います。

歯肉炎

歯肉炎と歯周病は実は違うものなのです。同じように感じるかもしれませんが病気の状態としましてはその特徴には違いがあるのです。歯肉炎歯周病では皆さんはどちらの方が悪い病気だと思われるでしょうか?知っている方にとっては当たり前かもしれませんね。答えは歯周病です。
 
歯肉炎の特徴としましては歯肉つまりは歯茎にのみ炎症が起きた状態になるのです。歯周病とは違いましてセメント質や歯根膜やはを支えてる骨であります歯槽骨は病的に破壊されてはいないのであります。しかしながら、その歯肉炎の状態を甘く見てしまって放置してしまいますと炎症がセメント質、歯根膜そして歯槽骨に波及することによりまして歯周炎つまりは歯周病へと進行してしまう恐れがあるのです。

原因はなんといっても歯の汚れ

歯磨きがうまくできていないですと歯の汚れでありますプラークというものが歯の面に付着することとなります。そしてそのプラークが増加することによりまして歯茎つまりは歯肉に炎症が出始めてしまうのであります。早いと2-3日で炎症の徴候が出てしまうこともあるのです。

歯肉のポケット

プロービングという歯茎の検査におきまして数値の上昇は認められることがあります。歯周病と違うこととしましては歯槽骨という歯を支えている骨へのダメージはないですのでその数値の上昇は歯周病のように骨が溶けてしまって増加した数値ではないのです。炎症によって歯茎が腫れていることによります数値の上昇なのです。

プラークリテンションファクター

プラークという歯の汚れが蓄積して増悪する状態があります。プラークコントロールを難しくさせるような原因であったり、プラークの停滞を促進させるような原因のことをプラークリテンションファクターといいます。それにはいくつかありますが、例えて言いますと歯石、歯列不正、適合の悪い修復物や補綴物がそれに当たることになります。

歯ぎしりで歯肉炎は影響するの?

ブラキシズムで歯肉は直接影響を受けることはないのです。それによりまして歯肉炎が悪化するということもないのであります。歯周病では歯軋りによって悪化してしまって歯を支えている骨であります歯槽骨が溶けていってしまうことは考えられます。十分に歯軋りには気を付けてみていく必要性はあると思います。

プラークコントロールによって歯肉炎は改善します

口の中の清掃を歯磨き指導などで教えてもらったブラッシング方法によって徹底することによりまして歯肉炎は明らかに改善することとなります。また、先程のプラークリテンションファクターを除去するか修正することによりましても歯肉の炎症はさらに改善することとなります。歯周炎の前段階であります歯肉炎の段階で止めることがとっても大切になります。
 
千種区池下、今池の歯肉炎についての歯科医院ブログ

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