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ブラキシズムの発言状況と原因 その2:12/29リライト

千種区池下で来年4月開業の阿部歯科院長 阿部丈洋です。前回、書きましたブラキシズムについての続きについてご説明を加えていこうと思います。
リライト:2017年12月29日16時半
 
ブラキシズムの危険性等につきましては、前回も書いてきましたが、この複雑なブラキシズムという現象については補足として引き続きお話をしていきたいと思いますので、宜しくお願いします。
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発現状況について

夜間のブラキシズムの発現状況につきましては、およそ大人の10%、子供の5%の人が、夜間のグラインディングやクレンチングをすることが知られているそうです。
 
しかしながら、ブラキシズムに関連しました徴候や症状につきましては、人口の80%から90%の人たちに認められるということが、1966年のRedingや1979年のSolbergらの論文によって報告されています。
 
また、すべての人において一生涯のうちに、いつかは短時間のうちに夜間のブラキシズムを経験していると言われています。自分のブラキシズムを知るということにおいては、たいていは寝室を共にする相手から言われたり、咬耗の形で歯医者さんから知らされたりすることによってが多いです。
 
ブラキシズムの発現状況につきましては、男性と女性ではほぼ同じとされています。

小児

小児の夜間のブラキシズムにつきましては、ほとんどわかっていないというのが現状です。
親御さんにおかれましては、お子さんのブラキシズムでかなり大きな音がするので気づくもとが多いのではないかと考えます。
 
発現時点では小児のブラキシズムによる後遺症としての障害はほとんど認められていないそうです。小児のブラキシズムは12歳を過ぎますと、減少していく傾向にあるようでして、そのことにより、心配される親御さんには成長していく過程においてブラキシズムはなくなることや、なんら後遺症としての障害は起きる可能性が少ないということをアドヴァイスすることが通常で。

夜間のブラキシズムの原因について

夜間のブラキシズムの原因としましては、考え方として咬合性、精神性そして全身性に分けられています。
 
初期の考え方では、ブラキシズムは咬合からのトリガーによって引き起こされるのではないかと考えられていました。つまりは、咬合における不調和が歯根膜の機械的受容器に影響を与えることによって、ブラキシズムが引き起こされるのではないかと考えられていました。
 

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