親知らずのスペシャリストとして
数多くの治療経験があります


「予防歯科への想い」等 是非とも
患者様へご覧いただきたいコラム


当歯科医院 副院長は数多くの
歯科医療の論文を執筆しています

千種区の痛くない歯医者

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こちらはコラム記事になります。
一部、当院で行っていない治療もご紹介しております。
ご了承くださいませ。

昼間の異常機能について

千種区池下の阿部歯科の院長、阿部丈洋です。今年、最初のお話しする内容は昼間の異常機能についてです。昼間に起こります異常機能としましては、いくつかがあります。そのなかには、歯ぎしり、噛みしめ、指しゃぶり、口唇や頬を咬む、爪を噛む、姿勢の癖、片側咀嚼やさらには楽器などに関連した動作があげられると考えられます。指しゃぶりにつきましては子供特有の異常機能になっておりますが、姿勢の癖につきましては大人のものであると考えられております。

指しゃぶりにつきましてはよく見られる特有なものと思います。子供さんの半数以上におきましては、幼児期に指しゃぶりを経験するのではないのかとの報告もあります。これにつきましても、通常においては4-5才までには終わりまして、影響もほとんどないのではないのかと考えられております。

姿勢癖

姿勢の癖としましては、力が入ってしまう運動の際に、下顎をつきだしていたり、細かい仕事をするときに下顎を横にずらしているなどが見受けられます。運転中やテレビを見たりするときに、また読書をしたりするときに頬杖をつくなどの癖につきましては、下顎をつきだしたりする姿勢に発展してしまったり、顎の位置を安定させるために噛みしめをするという癖になったりするのかもしれません。

片側咀嚼

片側咀嚼もまた、歯牙欠損や痛みを避けようとしまして生じてしまったひとつの癖であると考えられます。片側咀嚼が長期に起こりますと、関節にたいして重大な改造が引き起こされてしまうのかもしれません。片側性顎内症の患者さんにおきましては、しばしば片側で咀嚼する傾向があるとの報告もなされております。

口腔異常機能

起きているときの口腔異常機能におきましては、夜間のブラキシズムと同様の問題を持っているのではないかともされています。昼間の異常機能の習癖につきましても、歯列、歯周組織、咀嚼筋、さらに顎関節に影響を及ぼしてしまう可能性が示唆されております。

筋活動亢進

異常機能によります筋活動亢進につきましては、筋痛症や筋炎、特発性の筋収縮、開口障害をもたらしてしまうかもしれません。開口、閉口パターンに変化を起こしてしまったり、下顎が横にずれてしまうこともあるかもしれません。それにともなって、筋の圧痛やこわばり、痛みといった症状も引き起こされてしまうのかもしれません。

頭痛

筋の活動亢進におきましては、ある種の頭痛とも関連しているのではないかとの報告もあるそうです。頭痛のうち90%が筋の収縮が原因であるとの報告もなされております。筋の持続的な収縮で生じました痛みは、血管収縮に続いて引き起こされる虚血によって増大することが明らかになっているそうですう。(Myers&McCall、1983年)
 
千種区池下の歯医者 阿部歯科
 

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  • 口腔外科