親知らずのスペシャリストとして
数多くの治療経験があります


「予防歯科への想い」等 是非とも
患者様へご覧いただきたいコラム


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千種区の痛くない歯医者

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こちらはコラム記事になります。
一部、当院で行っていない治療もご紹介しております。
ご了承くださいませ。

顎関節症におけるクローズドロックについて

千種区池下の阿部歯科です。みなさんは顎が開かなくなってしまったり、
顎が音がなっていたりすることの経験はないでしょうか?
口が開かなくなってしまったら焦ってしまうとは思いますが、
顎が音が鳴っているくらではそんなに焦ることはないのではないでしょうか?

実際にも顎の開けたり閉じたりするときの音がなっていること事態で焦ることはありません。
しかし、時々音が鳴っている状態から口が開かなくなってしまう状態になってしまうことがあります。
それがクローズドロックという状態になります。

クローズドロック

顎の音が鳴る状態のことを専門的にクリックといいます。
顎が開かなくなってしまった状態のことを専門的にクローズドロックといいます。
このクリックとクローズドロックには関係性があるのです。
ですので、音が鳴るクリックもすぐに焦る必要性はないのですが、
顎が開かなくなってしまったりするクローズドロックに移行してしまう可能性が
あることは知っておいてもいいのではないのでしょうか?

クリックからクローズドロックへの移行について

ある文献によりますとクリックからクローズドロックに変わってしまったものは
5年間の追跡調査によりますと19.4%ともいわれております。
それとは反対にクリックが無くなってしまったものは5年間の追跡調査で25.8%ともいわれております。
これらの報告を考えてみますとクローズドロックという顎が開かなくなってしまう状態に
変わってしまう確率は約20%くらいと考えられます。

この数値が20%くらいと思って放置してしまってもいいのか?
クローズドロックになってしまう前に治療するべきなのか?
は実際には色々な考え方がありますので、私は患者さんにこの事を必要に応じて伝えた上で、
患者さんの生活環境等を考慮して相談していきたいと考えております。

顎関節にとっての悪い習慣とは

顎に対しまして悪い習慣というものが実際にはあります。
このような習慣があることによりまして顎にとってダメージを受けてしまいクリックという顎の音で
ありましたりクローズドロックという顎が開かなくなってしまったりすることを引き起こしてしまうかもしれませんので、
次のことに気を付けてていただければ幸いです。

噛み癖、例えば片一方の顎でばかり噛んでしまうこと
食い縛りすぎるようなスポーツなど
バイオリンなどの顎でのはさみ方
クラリネットなどの木管楽器の演奏
ほおづえ
下唇を噛む癖

これらのことは絶対にしてはいけないということでは全くありません。
顎にとった負担が多いということで、知っておくことでクリックやクローズドロックが
起きたときの原因究明の助けとなればと思っております。

カテゴリー

  • 口腔外科
  • 噛み合わせ
  • 顎関節症