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こちらはコラム記事になります。
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歯の詰め物が取れた場合の注意点

歯の詰め物を飲み込んだ場合.jpg

食事をしていたり虫歯で歯の詰め物が取れたという主訴で千種区の阿部歯科を来院される患者さんが多くいますが、

詰め物が取れた際には、痛みを感じるといった主訴や食べ物が詰まるのが気になるといった主訴まで様々です。

しかし詰め物が取れた際に注意しておかないといけないこともあります。

詰め物が取れたら

詰め物が取れる理由には、

① 虫歯で詰め物が取れたと言った場合や、

③ 詰め物をつけている接着剤が剥がれてしまった

といった場合など様々な理由が存在します。

 

詰め物が取れてしまった際に飲み込まずに手元にある場合には、歯医者さんに来る際に取れた詰め物を忘れずに持ってくるということが大切になります。

詰め物が取れた後に自分で詰め物を口の中に戻すという患者さんもいますが、詰め物が再び取れて飲み込んでしまうこともあるため詰め物が取れた際には自分で元の場所に戻さない事も大切となります。

 

詰め物が取れた際に虫歯になっている場合は、虫歯を取り除いて詰め物を作り直すという治療が必要となってきます。

一方で、詰め物が取れた理由が接着剤が流れてしまっていた、という場合で詰め物の下に虫歯ができていない際にはその詰め物を付け直すという治療で済むこともあります。

しかしながら、そのような場合にでも詰め物が取れやすい形になっていることもあるので、そのような場合には形を削り直して詰め物を新たに作ることもあります。

もしくは、詰め物をつけて再び取れるようであれば再治療を予定するという事にして付けなおす場合もあります。

詰め物が取れた際にやってはいけない事

詰め物が取れた際に絶対にやってはいけない事の一つに、詰め物が取れた部分に自分で接着剤を塗ってつけるという事です。

患者さんの中には詰め物が取れた部分に接着剤を付けて自分で貼り付けてしまう患者さんもいますが、詰め物に接着剤を付けてしまうと逆にその接着剤を取り除く事ができなくなる場合もあるためその時点で詰め物が使えなくなってしまう事もあります。

 

特に自分で接着剤をつけて詰め物をつけた際には、どのように詰め物が歯に付いているか分からなくなってしまいます。

その際に、嚙み合わせの高さがおかしいと言った事が起きてしまった場合に、詰め物を削って取らないといけなくなってしまう事もあります。

そのため詰め物が取れた際に決してやってはいけない事は、自分で接着剤をつけて詰め物をつけるという事になります。

詰め物飲み込んでしまったら

歯の詰め物が取れた際に飲み込んでしまったという患者さんも時々います。

歯の詰め物は様々な形をしているため、どこかに引っかかってしまわないか心配される患者さんもいます。

歯の詰め物は通常大きさが小さいためそのまま時間とともに出てきてしまう事がほとんどです。

詰め物を飲み込んだ際に胃の方ではなく、気管の方に吸い込んでしまった場合には注意が必要となります。

その際にはむせたり咳が出たりといったことがある場合もあります。

咳をすることで詰め物を吐き出してしまった場合は良いのですが、気管の中に留まっている場合にはすぐに病院を受診する必要があります。

 

詰め物を飲み込んでしまった際には、パンや線維性の食べ物などを食べる事で詰め物が消化管を傷つけにくくなる事もあるため、飲み込んでしまった際にはそのような食べ物を食べるという対処も一つとして存在します。

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