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こちらはコラム記事になります。
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歯石を取る歯周病治療用の道具

(2019.2.27追記)

みなさんは歯医者さんで歯石を取る処置を受けた事がありますか?歯の周りに歯石がたまると食べ物の汚れが残りやすくなって歯周病を引き起こす原因になるので歯周病予防の点からは歯石はこまめに取った方がいいのですが、歯石はどのような器具で取るかご存知でしょうか?

歯石を取る道具

歯石を取る器具は大きく分けて3つあります。

一つ目はエアスケーラーという道具です。これはコンプレッサーといわれる空気を圧縮する機械から空気をこのエアスケーラーという道具まで押し出して、空気の力で尖った金属の先端を振動させて歯石を砕きながら取ります。道具の中を空気が通るときに内部の機械的な構造によって尖った金属を支える芯の部分が往復運動しながら前後に動く事で金属の先端を振動させています。結果的に金属の先端は8の字を描くように細かく動いて歯石を破砕して取る事ができます。このエアスケーラーを使う場合は空気の圧力を動力にしているので歯石を砕くチップの振動具合を細かく調整する事がむつかしく空気を押し出す時の甲高い「キーン」というような音が聞こえるため、歯を削る時のエアタービンに音が似て聞こえるため苦手な人もいます。このエアスケーラーの利点は特別な装置がなくても歯を削るエアタービンのコネクターに付け替える事で利用できるという点にあります。

除菌にも使える超音波スケーラー

二つ目は超音波スケーラーと言われるもので、無機質の結晶に電気を流す事で細かい振動を与える事で金属の先端に振動を伝え歯石を破砕します。ちょうど一定の時をきざむためのクォーツ時計の水晶が電圧をかけて振動するのに似ています。この超音波スケーラーは非常にパワフルでかつ、電圧を変える事で振動のパワーを変える事ができます。エアスケーラーとの最大の違いは振動のパワーを細かく調整できるという点にあります。そのため非常に硬い縁下歯石といったエアスケーラーでは取る事が難しい部位の歯石も取る事ができます。そして、超音波スケーラーでは圧縮空気を利用しないため、甲高い「キーン」というような音はしません。他にも薬液を入れた専用のボトルを利用する事で歯石を取り除きつつ口腔内の除菌をする事も可能となります。

今池から徒歩5分の歯医者の阿部歯科では予防歯科・歯周病予防に力を入れているため、このような歯石を取ると同時に口腔内も薬液で除菌できるシステムを取り入れています。超音波スケーラーではそれ専用の特別な機械を用意する事が必要ですが、予防に力を入れている歯医者さんでは非常に大切な機械となります。阿部歯科では薬液を使った超音波スケーラーでの除菌と共に口腔内の細菌の状態を確認する顕微鏡による口腔内細菌検査も行っており、これらの除菌と、その効果を確認するために顕微鏡による口腔内細菌の状態のチェックを大切にしています。

歯科衛生士さんの強い味方

三つ目は歯科衛生士さんが歯石を取る時に強い味方となる手用スケーラーと言われるものです。字のごとく自分の手を使って道具を歯石に押し付けつつ削り取る道具です。最初の二つの道具とは違ってこの手用スケーラーは刃物のように鋭く、その尖った刃先でこそぎ取るように歯石を剥がし取ります。しかしながら、この道具は刃先を歯に押し付ける角度や、使う場所によってそれぞれ細かく種類が分かれているため慣れてないと使うのがやや難しいです。その変わり、適切な部位に適切に手用スケーラーを使う事で細かい部位の縁下歯石もきれいに取る事ができ重度の歯周病の患者さんで多くの縁下歯石を取って歯周病の治療をする際にはなくてはならない道具の一つとなっています。縁下歯石が残っているとその部位に汚れが付きさらに歯周病がすすむといった事になるので、適切に使えばきれいに縁下歯石が取れる手用スケーラーは歯周病治療ではとても大切な治療器具の一つなのです。

歯石を取る道具の使い分け

歯周病用スケーラー.jpg

大きく分けてこれらの3つの方法が歯石を取るために使われていますが、これらの特性から使う用途はある程度分けられています。

パワーが比較的弱く振動の強さの調整をし辛いエアスケーラーはできてあまり時間の立ってない歯石や見えやすい部位にある歯石を取る時に比較的使われます。

パワーもあり、細かく振動の調整がしやすい超音波スケーラーは時間が経ってカチカチになってしまった歯石や歯と歯茎の間の深い場所に着いてしまった頑固な歯石を取る時に使いやすいです。

そして、三つ目の手用スケーラーはじっくり入念に1本1本の歯の歯石を取る事に向いています。この時には歯茎の周りに麻酔をして歯の深い部分まで歯石を取る事もあります。

阿部歯科ではこれらのすべての道具を適切に使い分けて口腔内の状態や患者さんの希望などに合わせて使用をしています。これらの道具はそれぞれの特性を利用する事で非常に有用な治療器具となるため歯周病治療のみならず、予防歯科を大切にする場合もとても重要な器具類となってきます

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