親知らずのスペシャリストとして
数多くの治療経験があります


「予防歯科への想い」等 是非とも
患者様へご覧いただきたいコラム


当歯科医院 副院長は数多くの
歯科医療の論文を執筆しています

千種区の痛くない歯医者

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こちらはコラム記事になります。
一部、当院で行っていない治療もご紹介しております。
ご了承くださいませ。

【歯科治療系】歯の治療方法に悩んだら…

千種区 池下駅/今池駅近くの歯医者 阿部歯科の副院長です。
本日も患者様に役立つ歯科治療やお口のケア等に関する記事をお伝えしたいと思います。

歯医者さんへ行き、歯科治療をする時 いくつか、複数の治療法を提示される事があると思います。
ですが、その各治療法に関して 患者さんにとっては なかなか違いが分からないこともあるのではないでしょうか?
そういった“複数の歯科治療に関する提示を受けた時に、どうしたら良いのか”という
お話をしたいと思います。

執筆日:2024年9月30日 記事更新日:2025年7月7日

以前の歯科治療はパターナリズム(父権主義)が主だった

こちらは普段 患者さんにとって、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、
「パターナリズム」または「父権主義」とも言います。

医療における「パターナリズム」とは、治療者すなわち歯科医師が患者さんのためにとって良いと判断した
歯科治療を治療者主導にて決定し行うこと
です。

この場合、患者さんとしては具体的な歯科治療法についてて ほとんど悩む必要がなく、治療を行う歯科医師が
良いと思う方法にて実際の歯科治療が進んでいきました。しかしながら、この医療におけるパターナリズムは
歯科医療の中で ほとんど行われなくなっています。

現在では歯科医師が可能な治療法を検討の上、それを患者さんへと提示して患者さん自身に決めてもらう。
妥当である歯科治療法を説明した上で、患者さんがその治療法を選択するか、どうかを決めてもらう形式です。
こちらが歯科治療では通常になりました。

ただ、患者さんとしては選択肢が増えた分、どの歯科治療法を選べば良いのか悩む場合も多いようです。

提示された歯科治療のどれを選べば良いか分からない…

患者さんにとっては日常であまり聞きなれない治療法に関する詳細を聞き、複数の治療法を提示されても
なかなかどの歯科治療を選択すれば良いか悩む事が多く、再度 歯科医師側へどの方法がいいのかを
尋ねられるケースが実はよくあります。

確かに歯科治療では「保険による歯科治療か、自費での歯科治療か?」「金属か、セラミックか、ジルコニアか?
といったように実に多くの選択肢があります。

そして、それぞれの治療法の説明を詳しく聞いても、それぞれの特徴やメリット/デメリット等があるため
悩んでしまう患者さんもいらっしゃり、その際に総合的に考えてどの治療法が良いのかを聞かれます。

その患者さんが何を優先するか

阿部歯科の副院長/歯科医師である私の場合、患者さんへ聞くのが「何を1番優先したいのか?」ということです。
価値観は人それぞれなので、人によっては“最も優先する事が見た目”であるかもしれませんし、
歯への親和性”かもしれませんし、“歯の長持ちさ”かもしれません。

それぞれに最も優先する事は様々だと考えます。そして、ここで患者さんに聞くのは治療時に
最も優先する事を1つだけ決めてもらうといった事、そして次に優先する事が何なのか?
といったように順を追って確認していきます。

そのようにして“患者さんにとっての価値観”と“何を大切にしたいか”という事を適切に確認していきます。
そうして患者さんの価値観をある程度 把握する/確認することで初めて、その患者さんに
合った歯科治療法を提示する事ができます。

患者さんが何を大切にしているのか?を確認せずに、特定の歯科治療を提示してしまうと
もしかしたら、その患者さんにとって望まない治療法を提示してしまうかもしれない危険性があります。

このように患者さんの希望を大切にする事が歯科治療を進める上で、
非常に重要であると阿部歯科では考えています。

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適切な歯科治療について、共に考える

「普段聞きなれない複数の治療法の中から患者さんが悩みながら選択をする」のも
「歯科医師が決めて一方的に治療を進める」のも、必ずしも正解とは言えないのではないでしょうか。

そのため、歯科医師が その患者さんが優先する内容を適切にヒアリングしたり
しっかりとしたコミュニケーションを取りながら治療計画を立案し、進めていくことが大切だと思います。

そうすることで、患者さんは治療を行う歯科医師を信頼の上、安心してリラックスをした状態で
適切な歯科治療を受けられると考えます。

【記事の執筆者】
名古屋市千種区の阿部歯科 副院長:阿部利晴(あべ としはる)

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患者様の心に寄り添う歯科治療を行う」をモットーに日々、より良い歯科治療の提供に努めています。
常に新たな治療技術そして知識を取り入れ、患者様により快適に、より安心して治療を受けていただけますよう、様々な取り組みを行っております。

歯やお口のことなら、何でもお気軽にお尋ねください。お一人一人の患者様のお役に立てるのが私の喜びです。

≪副院長 これまでの主な経歴について≫

1980年: 名古屋市千種区生まれ歯科医師の祖父と父親を持ち地元で育つ
2005年: 愛知学院大学歯学部 卒業
2005年: 豊川市民病院 歯科口腔外科 臨床研修医
2006年: 愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座入局
2010年: 愛知学院大学大学院 歯学研究科修了 総代
2010年: 愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座 非常勤助教
2010年: 名古屋大学医学部附属病院 麻酔科 医員
2011年: アメリカ ペンシルベニア大学歯学部 勤務
2014年: アメリカ ペンシルベニア大学歯学部 講師
2014年: アメリカ 国立衛生研究所 国立歯科・頭蓋顔面研究所 非常勤連邦職員
2015年: 阿部歯科 副院長

≪副院長 任命状について≫

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