親知らずのスペシャリストとして
数多くの治療経験があります


「予防歯科への想い」等 是非とも
患者様へご覧いただきたいコラム


当歯科医院 副院長は数多くの
歯科医療の論文を執筆しています

千種区の痛くない歯医者

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こちらはコラム記事になります。
一部、当院で行っていない治療もご紹介しております。
ご了承くださいませ。

歯医者さんの治療中に手をあげてくださいねと言われる理由

歯医者さんの治療中に

痛かったら手をあげてくださいね

と言われた経験のある患者さんは多いのではないでしょうか?

千種区から多くの患者さんが来院されている阿部歯科でも治療中にはしばしば

「痛かったら手をあげてくださいね」

とか

「何かあったら合図してくださいね」

と声をかけています。

この、歯医者さんでよく聞く

「手をあげてくださいね」の理由についてお話しようと思います。

痛い時に手をあげる.jpg

虫歯を削っている最中に痛みを感じる場所を確認している

患者さんからの合図を確認する大きな理由の一つに

これ以上削ると痛みを感じる

という場所を確認している場合があります。

特定の小さな虫歯で表面麻酔のみをしている場合には

深い場所の虫歯を取る時に痛みを感じる事があります。

 

歯の痛みは歯の構造の象牙質という組織に刺激が加わり

そこから歯の神経に刺激が伝わって痛みを感じるのですが、

この痛みを感じるか感じないかの境界の場所を確認する場合に

患者さんからの合図をチェックする事があります。

歯の神経が痛みを感じる境界にさしかかると歯のダメージとしては段階が上がるので

その場所からは注意しながら虫歯を取り除かないといった事も出てきますので、

そのために患者さんからの合図を確認しているのです。

歯を削る際に必要な麻酔の深さを確認している

虫歯を削る際に明らかに麻酔が必要な場合には

あらかじめ麻酔を打つのですが

麻酔の打ち方によっては効き目が浅い事があります。

そういった際にはさらに深く麻酔が効くように麻酔を打つ必要があるのですが、

麻酔を打つ部位によっては歯の周りの組織へのダメージが変わる場合があります。

そういった歯の周りの組織へのダメージを減らすという意味では

あまり深い場所に最初から麻酔を打たない事もあります。

 

しかし、麻酔の効きが浅い場合には歯を削っている最中に痛みを感じるので

そのために麻酔の効き目の深さを確認するという意味で

患者さんからの合図をチェックする場合があります。

最初から深い場所に麻酔を打ってしっかり効かせるという事もできるのですが、

不必要に麻酔を深く打って歯の周りにいたずらにダメージを与えるという事自体が

治療後の歯肉の周りの違和感や痛みに繋がる事もあるため、

必要に応じて麻酔の深さを変える必要があるのです。

治療中に起きるその他の問題の確認のため

歯のチェック.jpg

歯の痛みといった理由の他に

むせる

咳が出そう

気分が悪い

など、治療を一旦休憩しないといけない理由が患者さんに出る事があります。

そういった場合には一旦治療を休憩してうがいをしてもらうなどの対応が必要になる事もあります。

こういったその他の理由でも患者さんからの合図を確認する事があるのです。

 

普段患者さんが疑問に思う

どうして手をあげてと言われるんだろうといった事には実は意外にもとても大切な理由があるのです。

千種区の阿部歯科では患者さんには虫歯や歯周病など歯の病気や歯磨きに関わる事も含めて、気になる事や知りたい事は気軽に聞いていただくようお伝えしておりますので、何か知りたい事がある場合には気楽にお声がけください。

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