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こちらはコラム記事になります。
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腫れたり腫れがひいたりする口の中の出来物

こんにちは、千種区 池下の広小路通り前の歯医者 阿部歯科 副院長の阿部利晴です。

皆さんは疲れてきたり体調が悪くなってきた時に歯茎が腫れてきたりする事はありますか?歯茎に限らず頬の内側や舌などにも腫れが出てくる事がありますが、この「腫れ」というものは歯周病が原因であったり、歯の神経が虫歯によって細菌感染して膿を作ったりするものもありますが(関連記事:どうして歯周病になるのか)、様々な種類のものが存在するのをご存知ですか?

記事の追記:2019年10月12日

腫れていても痛くない場合もある

腫れが痛かったりすれば自分でも気になると思いますが、腫れているものの痛くもなんともないという場合は気にしなくなってしまうこともあります。この「腫れ」に関しては、痛いか痛くないかで悪いかどうかが必ずしも決まるわけではありません。腫れ自体は、腫れが強くなったり弱くなったりするものや腫れ具合がほぼ変わらないもの、腫れ具合がわずかに少しづつ大きくなるものなど様々です。

腫れが強くなったり引いたりするものは炎症による腫れである事が多いですが、炎症を伴う場合には痛みが一緒に出る事が多いです。しかし、腫れが強くなったり引いたりする場合でも炎症ではないものあります。例えば粘液嚢胞という病気の場合は組織の中に唾液が溜まってしまったり破れたりして腫れたり引いたりします。他にもむくみである浮腫が出る場合もあり、この場合も腫れが出たり引いたりします(関連記事:下口唇粘液嚢胞(下唇にできる噛むと潰れる膨らみ))。

そのため、腫れが強くなったり引いたりするものでも、どの部位にできたのか、痛みがあるのかないのか、どのくらいの期間で腫れてきたのか、今までも腫れが出たり引いたりした事があるのか、腫れの硬さ柔らかさはどうか、といったことなどを総合的に判断してそれがどういう病気なのかという事を確認していきます。

そして、この腫れの中には腫れが大きくなってきたものの引かないというものもあります。腫れが出てきたものの全く引かないものの場合は、組織が増殖してきていたり、何か出来物ができてきている場合もあります。これらの腫れを起こす病気は単独で発生することもありますが、合わさって腫れができてくる事もあります。例えば、何か出来物ができて腫れができたところに炎症が起きて炎症の腫れも合わさってきたり、という具合です。

腫れがだんだん大きくなってくるものの中には痛みがほとんどなく、長い時間をかけて腫れが大きくなるものもありますが、基本的には痛みがあるかないかでその病気が良いものか悪いものか決まるわけではないので、腫れが出てきたことに気づいた場合は早めに診断を受ける事が大切となります。

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