親知らずのスペシャリストとして
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「予防歯科への想い」等 是非とも
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【歯科治療系】歯の治療後に出る痛みの要因

名古屋市千種区を中心に地域に根差した歯科医療を行っている阿部歯科 副院長です。

当院では患者さんから様々な相談をされる事がありますが、その中でも「治療後の痛みはどうなるでしょうか?」といった心配をされる方もいます。


虫歯や歯周病など様々な理由で患者さんは歯医者さんを受診しますが、その日の治療を終えた後に急に痛みが出るといった事を経験した方もいるかもしれません。

歯科治療が終わった後に痛みが出る原因としては、歯の神経が炎症を起こしたり歯周組織がダメージを受けたりなど様々な理由が存在します。

【記事の更新日】2020年10月6日20時

 

歯科治療後に発生する痛みの要因と特徴

虫歯治療後に出る痛み

歯に大きな虫歯ができていて、歯科医院で治療を受けた後に、急に歯が痛み出すと事態が起きる事があります。虫歯を取る際に虫歯が神経のすぐ近くに到達している際に、虫歯を取る過程で歯の神経にダメージを受ける事があるためです。

 

レントゲンを撮った際に、虫歯が大きく歯の神経まで到達しそうな状態もしくは歯の神経にほぼ到達してるような際、実際の歯科治療を進める前にこのような痛みが出ることが予想できる事があります

 

歯の神経にまで虫歯が到達している際、基本的には感染している歯の神経を取り除いて根管内治療を開始することが基本となりますが、ギリギリ歯の神経を残して虫歯を取り除くといった治療をする事もあります。
 

この際に、歯の神経がダメージを受けてしまうことで歯科治療後に強い痛みが出ることがあります。そういった強い痛みが出た後には、歯の神経を取り除いて根管内治療へと移行する事がほとんどとなります。

 

このような「虫歯を取り除くことで強い痛みを感じる可能性がある場合」には、最初から歯の神経を残すことが難しいことが予想されることがあります。

一時的な弱い痛みの場合は、経過を観察した上で歯の神経をそのまま残すこともありますが、夜に眠れないような痛みが出る場合はやはり根管内治療へと移行する事となります。
 

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根管内治療後に出る痛みの傾向と特徴

歯の神経を取った際や感染した神経を取り除く根管内治療を行った後に痛みが出ることがあります。


これは、神経を取り除く過程で歯の歯周組織の炎症が強くなったり、根管内に存在する感染物質が治療中に一部押し出される事があるためです。

歯の神経を取った当日は歯周組織の炎症が強くなる傾向があり、二日や三日はズーンとしたような重い痛みが出る事がしばしばあります。

感染根管の治療を行った後に歯茎の周りが急に腫れてくる場合もあり、これも炎症が急激に強くなった結果となります。

 

これらの状態では消炎鎮痛剤や抗生物質などで対応していく事が多くなります。

歯の神経の治療をした際には、このような歯周組織の一時的な炎症の増悪が見られることが珍しくはありません、しかし「どのような理由で炎症が強くなったのか?分かれば、それに対する処置をしていく事も可能となります。
 

そのため、根管内に強い感染がある場合にはあらかじめ抗生物質を投与して歯科治療を行う事もあります。

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歯周病の治療後に出る痛みの特徴

歯周病の治療際、歯の周りについた歯石などを多く取る事があります。

歯の歯石を取る際にはスケーラーといった器具で歯石を取り除いていきますが、歯石を取り除いた後に歯がしみるといった症状が出るケースもあります。

今までは歯石によって歯への刺激がカバーされていたという事もありますが、歯石を取り除くことによって刺激が歯に加わりやすくなるためです。

 

それでは歯石を取らない方がいいのか?と言うと、歯の周りに歯石が残る事によって歯周病がさらに増悪したり炎症が強くなることがあるため、実際には歯石を取り除いて歯肉の周りの炎症を抑えたり清掃状況をよくしたりする事が歯周病の予防としては重要となってきます。

歯石を取り除いた後に一時的に歯がしみやすくなったり、歯肉の腫れが弱くなることで歯茎が下がったように感じる事もありますが、これらも歯周病治療の過程では定期的に認められます。

歯がしみやすくなって知覚過敏の症状が出てきた場合には、シミ止めの薬を塗ったりといった処置で対応していく事もあります。

お口の中の歯科治療の過程で、治療後に何かしらの痛みが出るといったことは時々起きますが、それらが起きた理由をはっきりさせることもその後の対処をしていく上では大切です。

 

歯科治療時や治療後の苦手な方へ

千種区の阿部歯科では、できるだけ患者様に歯科治療時の痛みやストレスを感じないよう、これから行う治療内容に応じた様々な処置や対策をいたします。「これまでに歯科治療後、強い痛みがあり、歯医者へ行くのが怖い…」「治療時の痛みが苦手…」といった方は是非ご相談ください。

患者様の痛みはもちろん、不安などを解消しながら適切な治療を進めていけますよう、治療計画を立案させていただきます。
 

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【記事の執筆者】
阿部歯科副院長:阿部利晴(あべ としはる)

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患者様の心に寄り添う歯科治療を行う」をモットーに日々、より良い歯科治療の提供に努めています。常に新たな治療技術そして知識を取り入れ、患者様により快適に、より安心して治療を受けていただけますよう、様々な取り組みを行っております。

歯やお口のことなら、何でもお気軽にお尋ねください。お一人一人の患者様のお役に立てるのが私の喜びです。
 

≪副院長 これまでの主な経歴について≫

1980年:名古屋市千種区生まれ歯科医師の祖父と父親を持ち地元で育つ

2005年:愛知学院大学歯学部 卒業
2005年:豊川市民病院 歯科口腔外科 臨床研修医
2006年:愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座入局
2010年:愛知学院大学大学院 歯学研究科修了 総代
2010年:愛知学院大学歯学部 顎顔面外科学講座 非常勤助教
2010年:名古屋大学医学部附属病院 麻酔科 医員
2011年:アメリカ ペンシルベニア大学歯学部 勤務
2014年:アメリカ ペンシルベニア大学歯学部 講師
2014年:アメリカ 国立衛生研究所 国立歯科・頭蓋顔面研究所 非常勤連邦職員
2015年:阿部歯科 副院長
 

≪副院長 任命状について≫

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